今日も今日とて
INDEX|過去|未来
2006年09月17日(日) |
あなたがワタシにくれた いもの |
---8月最終週---
きょんが「誕生日何がほしい?どのDVD?」と、既にDVDと決めつけているおうかがいをくださる。 きょんの誕生日はワタシの誕生月の翌月なのですが、既にリクエストをいただいておりまして。 ワタシはプレゼントの金額ってあまり気にしないのですが、きょんは「公平に」ならないとイヤなようで、 「あたしの貰うものの金額を考えるとDVD数枚あたりが適当なのではないか」と思っているらしいです。
---9月に入って---
この頃になると、「あれは? これは?」と具体的なタイトル名でもって選択を迫られるようになってまいります。
そしてある日。 ワタシたちの大好きなアメリカのアニメ「サウスパーク」を見ているときに、ふと 「そういえば、シーズン4のDVDボックス、未入手だねー」と呟きましたら「じゃ、プレゼントはそれで」と。
決定ですか?Σ (゚Д゚;)
「あー、うん。でも、シーズン3からは(2からだったかな?)、吹き替えじゃなくなってるからつまんないって言ってたじゃない?どうしよう」とワタシ。 サウスパークは吹き替えのほうがおもしろいんです。 「あたしはかまわないけど。シーズン4はテレビでもだいぶ見逃していたし」
きょんが欲しいらしいです(°▽°)
---誕生日2日前---
昼間きょんからメール。 「今日は実家に寄ってくるけど、あたしが帰ったら一緒にHMVに行ってサウスパーク買おうね」と。
そうか。誕生日はサウスパークのボックスに決定ですか。まあいいか。ワタシも観たいし。 ていうか、ワタシがグズグズしていて欲しいタイトルを決められないのがいけないんですが。
ということで、夜、いそいそとHMVへ。 少し前にここへ来たとき、ちょうど私たちの求めているシーズン4のボックスが売っていたのを知っていたからであります。
が。 既になくなってました。
「ウソ!売れちゃったの?!」と、憤怒するきょん。 「そうみたいだね。ワタシたち以外にも、このへんでアレを買う人がいたのだね」なんだか嬉しい。 「うううううう、くっそーう! 買ったヤツめーーーー!!!」 変な罵倒のしかた。 「ワタシ、『シンシティ』もほしいから、そっちにしてもらおうかな」 「ダメよ!金額が合わないじゃないの!」 「・・・別に気にしないけど」 「ダメ! じゃあ他のものも選びなさいよ!」 「あ、はい」 てこてこと店を歩き、物色するじょりぃ。
「あ!」とワタシ。 「何?」 「『イーストウィックの魔女たち』が680円で出てる!」 大好きな映画なんです(´∀`) 「そう。でもそれは安いから自分で買いなさいよ」 「はい」
イーストウィックを片手に持ち、てこてこと歩くワタシ。
「あ!」とワタシ。 「何?」 「『未来世紀ブラジル』だ! これも欲しかったんだー」 「そう。自分で買って」 「え」 「あたしはまだサウスパークの望みを捨てていないから」
言ってることが矛盾しているような。
「サウスパークがいいなら、明日Kレコードに行ってみようよ。あそこならあるかもよ?」と提案するワタシ。
一体誰が誰にプレゼントするのかよくわからない会話になってきておりますが。
結局、「イーストウィックの魔女たち」と「未来世紀ブラジル」を自分で買って店を出るワタシ。ときょん。
「あははははははは。結局じょりぃ、自分で買っただけか。あたし何しにきたのやら」 「あははははははははは(乾)」
---誕生日前日---
「明日の誕生日は、じょりぃが見たがっていた『Xメン3』観に行く?」ときょん。 「うん!行く!」 とっても楽しみにしていたんですこの映画(´∀`) 「そう。じゃあ今日のうちにKレコードに行ってサウスパークを買っておきましょうね」
いそいそいそとお出かけ。 きょろきょろきょろと物色。
ない・゜・(ノД`)・゜・。
「ないみたいだね」とワタシ。 「何よ!Kレコード!裏切ったわねーーーー!」 別に裏切ったわけではないと思いますが。
「どうするー? 取り寄せてもらおうか?」ときょん。 「なんかもったいなくない? アマゾンなら割引で買えるしさ」 「だってそうすると、じょりぃのクレジットカードでいったん買うわけでしょ?」 きょんはアマゾンのアカウント持っていないんです。 「うん」 「で、あたしがじょりぃに現金を渡すの?」 「そうなるのかな」 「それは、イヤ」 そうですか。
そしてワタシ自身は、もうサウスパークでなくても全然よい気分に。
「ねえ、他のものでもいいんだけど」 「えーーーー」 「とりあえず、シンシティがほしい」 「じゃあ、他にも選んでー」 「ええと、じゃあ、『遊星からの物体X』がいい」
きょろきょろきょろ。 売ってないorz
「じゃあ『マーズ・アタック!』がいいな」
きょろきょろきょろ。 売ってないorz
「あ、じゃあ、『犬神家の一族』」
きょろきょろきょろ。 売ってないorz
「あ!『ステップフォード・ワイフ』だ!」ときょん。
このニコールがとっても美しくて、現在きょんはこの映画にハマっております。 が、レヅ的に「ニコールすてきー☆」というアレではなくて「ああ、あたし、ニコールになりたい…(ため息)」という憧れなんですが。
「あ!『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』だ!」引き続ききょん。
きょんはロメロのゾンビものが欲しくてしかたないんです。
「じょりぃ、欲しい物が見つからないなら、『ステップフォード・ワイフ』と『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を買ってあげようか?(・∀・)」
それ、あなたの欲しいものじゃないですか!
結局「明日、映画の前にもう一度HMVに行ってみましょう」ということに。 ワタシはこの時点で「シンシティと、何かもうひとつ選んで買ってもらおうっと」と心に決めておりました。
---誕生日当日---
仕事を終え、軽い食事を終え、まずはHMVへ。 ワタシは「何かもうひとつ」を探すためにさっそくうろうろし始めました。ら。
「ちょっとちょっと!見てこれ!」と、きょん、手招きをしながらひそひそ声で絶叫。
一昨日はなかったサウスパークDVDボックス/シーズン4が、どどんと鎮座!
「やっぱりこれを買う運命だったのね!粘って良かった!」ときょん。 「うん!そうだね!」 心はもうシンシティだったけれど、サウスパークもうれしいのでとりあえず喜ぶじょりぃ。
というワタシの気持ちが顔に出ていたのか
「でもひととおり見てみる? サウスパークでなくてもいいもんね」ときょん。 「うん。一応見てみようかな」 「じゃあ、また誰かに取られちゃうと困るから、あたしこれ抱えてるわ!」
大きくて重いDVDボックスを抱えて歩くきょん。 なんだかかわいそうです。
「持つよ」 「いいの。あなた誕生日なんだから、心おきなく見てちょうだい」 「はい」
心おきなくぶらぶら。誕生日ってイイナ。
あ。 「ケンタッキー・フライド・ムービー」だ! 見てみたかったんですよねこれ。ものすごくアホらしそうで。
「ねえ、これー」ときょんに見せましたら「おもしろそうねー」と。 「いくら?」と言われましたので値段を告げましたら
「・・・・。それ、1枚なのに、4枚16話入りのサウスパークと1000円ちょっとしか違わないじゃないの」ときょん。 「うん。高いね」 「もったいないわ。こっち(サウス)のが量が多いのよ?」 「やっぱサウスだよね」<もはや棒読み
と、ワタシもかわいげのないことを書いておりますが、やはり物色した結果、「サウスパークがいちばんいいな」と思い、きょんに買ってもらいました。 そしてその後に待ちに待っていた「X-men/ファイナルデシジョン」を堪能し、ああ、良い誕生日だったと満足してシネコンを出たのですが。
シネコンを出てすぐのエスカレーターに乗りながら、 「どちらのほうが先にX-menを良いと思ったか」というテーマでケンカになりました。 誕生日の最後の最後で。
いやー、だらだらとした日記にオチがついて助かりました。(きょんに聞こえないところでイヤミ)
そんなわけで、もう、ちょっと前の出来事でしたが、じょりぃは今年も無事に23歳を迎えることができました。 これから先も何度も23歳を迎えられるように、健康に気をつけようと思います(・∀・)
|