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2006年08月13日(日) 河童奇談 その2

河童河童と黄桜のまわし者のように騒いでいるアテクシでございますが。

本日、きょんがお盆で実家に顔を出してくるということだったので(きょんの実家は本家なのです)、

「河童見たことあるか、お父さんとお母さんに聞いてきてね!」

としつこく頼んでおきました。
きょんの実家は山にあるんです。
さらに言えば、きょんのおかあさまもは出身が他県の田舎です。
言うなれば河童度の高い人たちです。ワクワクします。


さて。
夜になってきょんが帰ってまいりまして。
「ただいまー」と玄関に入ってきたその足で仕事部屋に顔を出し、

「聞いてきたよー」と。
「へ? 何を?」 ぽかーん(°д°)何をいきなりこの人は。
「河童のことだよ!」
「ああ!ありがとう!」

自分で頼んでおいて、すっかり忘れておりました。

「おかんはあっさり『見たことないなー』って言ってた」
「そうですか・・」がっかりはぁー(´д`)-3
「でも、おとんは『見たことある』って言ってたよ」
「え!マジ!?」

じょりぃ、狂喜乱舞。

「しかもさ!聞いてよ!」
「へいっ」
「おとんに『大きさどれくらいだった?』って聞いたら『んー?10cmくれえかなあ?』だって!」
「マジ!?」

じょりぃ、驚愕とヨロコビの舞。
にゅくさんのおばあさま、ワタシの父に続き、またもや河童サイズ10cm説が!!!!!

もう10cm以外の河童サイズってあり得ない気がしてきました。
いや、あるんでしょうけど。
珍しい例が固まって発生しちゃっただけなんでしょうけど。

さらに、きょんの親父様曰く

「それになー、テントウムシの羽みてえのが、背中に生えてたぞ」


(・_・)


テントウムシの羽?

もしかして、赤地に黒い七星?
緑の体にその羽だとしたら、アマゾンに生息する毒を持つカエルのような色合いでございます。

「いや、色ではないと思うんだ。たぶん形状のことだと思う。
 ああいう、丸くてパッと開くようなものが背中に乗っていたのではないかな?」と、きょん。
「甲羅ってこと?」*+(・∀・)*+*キラキラキラ
「甲羅かどうかはわからないけどさ、そーゆー形の羽よ、よーするに」
「で、河童の色は?」
「話すのが大儀そうで聞けなかった」 きょんの親父様はあまり具合がよろしくないんです。
「いっぱいいたって言ってた?」
「ごめん。聞いてない」
「でも10cmか!」
「そうなんだよ!あははははははははは」

何がおかしいんでしょう。
日本の妖怪史を塗り替えるかもしれないこの事実、笑っている場合ではないでしょ!(いや、笑っている場合です)

ああ楽しい。


楽しいのはワタシだけという気も激しくいたしますが、
引き続き「ふるさとの河童情報(できれば目撃談)」をお待ちしているじょりぃであります。




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