今日も今日とて
INDEX過去未来


2006年08月20日(日) 単にタンの話

遅くなりついでに日記をしたためてみます。
ロマンチックなものにしようと思いますもちろん。

それは今日というか昨日の朝方。
ワタシはくうくうすやすやと、宇津救命丸を飲んだ赤子のように穏やかに眠っておりました。
そしてどうやら夢を見ておりました。
内容はさっぱり覚えていないんですが、夢の中であごの辺りにけっこうな衝撃を受け、そのせいで目が覚めました。
ていうか、痛かったんです。舌が。

起きて悶絶。
どうやら寝ながら自分の舌をかーなーりーの勢いで噛んだらしいです。
夢の中ではあごに衝撃を受けていたので、がっつり噛んだものと思われます。
そして起きた今、舌の左半分が痛い。痛い。痛いったら痛い。

しかし寝起きでぼんやりしておりますから。
何が起きたかよくわからず、舌が痛いけど、あたちもしかして噛んじゃったのかしらくらいしか頭が回らずっていうか噛んだだけなんですけど実際。
噛んだかどうか確かめるために、枕元にあったティッシュを舌の痛いところにあててみましたら。

血だら真っ赤。

って言葉あるんでしょうか。
以前勤めていた会社の社長がよく使ったんですが。血だら真っ赤。
血だらけで真っ赤っかって意味だと思うんですが、ワタシは彼から初めて聞きました。血だら真っ赤。

それ見て「みゃーーーーーーーー!」と、心の中で叫ぶじょりぃ。
ていうか痛いし!
そして口の中がしょっぱい。なぜ血がしょっぱい。塩分取りすぎなんでしょうか。

舌の止血なんてどうしていいかわかりません。
一応ティッシュで圧迫止血風なことはしてみたのですが、睡眠をとらねばなりませんし、あっという間に止血に飽きてしまったのでそのまま寝ることに。

が。

しょっぱい(´Д⊂) 血臭い。
そして何しろ痛い。自分の立派な歯が憎い。
さらに、寝起きって負の感情が増幅されたりしませんか。
ワタシはします。
ということで「また噛んじゃったらどうしよう」という、考えてもしかたのない不安がワタシを捉えて離しません。
さらに「今の噛み方なら、また噛んでも痛いだけで済むけど、舌の根本からぶっつりと噛み切ってしまったらどうしよう」と、ありえないことを考え始める始末。
舌噛むと、舌がくるくるってなって窒息死しちゃうらしいじゃないですか。怖い。

くすんくすん。
怖いよう。痛いよう。

きょんのおふとんに潜りにいこうかしら・・・・。

しかし「怖い夢見ちゃったよう」と枕を抱えていくだけでも恥ずかしいのに、「何の夢を見たかわからないけど舌噛んじゃって痛くて、そしてこのあと舌がくるくるなるほど噛んじゃったら怖いので一緒に寝て」というのは、恥ずかしい上に説明が長くていけません。
しかもきょんと一緒じゃ眠れないですし。
盛り上がっちゃって舌を使うようなことになっちゃったら痛みも倍増ですしと見栄を張ったことを言ってみましたがもちろんそんなことにはなりません。

ということで、ひとりで乗り切ることに決定。(あたりまえです)
ひきつけを起こした人のように、割り箸をハンカチで巻いたものでも噛んで寝ようかしらと本気で思ったんですが、うっかり寝坊でもしてしまってきょんが起こしにきてくれたときに、そんなもんくわえてむぐむぐしていたらきょんも混乱することでしょう。

という、「きょんを混乱させてはいけない」というやさしさに満ちあふれた思いで、割り箸をくわえることはあきらめまして。

なんてアホらしいことを考えているうちに、がーがー寝てました。

起きたら治ってるといいなー、と思っていたのですが、しかし現実はそう甘くありませんでした。
痛い。

鏡を見たら、舌にきっちりと「私は上の歯にやられました!」「私は下の歯に!」という具合に舌に穴が。
痛い。
今日はちゃんとしゃべれないかも。
ものも食べられないかも。

は。

もしかして、やせられるかもーーーーーー(・∀・)ヤッタネ!


しかし現実はそう甘くありませんでした。

喋るのには少々の不都合があったのですが、食べるほうは「いってえええええ」と思いながらしっかり食べてました。
夕飯なんてカジュアルにごはんをおかわりする始末。

長々と何が言いたかったかというと、「寝ぼけて舌噛んじゃった」というただそれだけのことですみませんでした。
ちなみにきょんに「噛んだー」とべそべそと同情を引く気満々で報告しましたら

「バカ!噛むな!噛むなら加減しろ!」

と怒られただけでした。

当初の目的どおり、ロマンチックな日記が書けて満足です。


じょりぃ |HomePage