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2006年04月29日(土) オフの計画

ゴールデンなウィークでございますね。

「連休明けにください」ってワタシに仕事寄こす人には、感謝しつつ呪いをかけさせていただいております。
だってイッコやニコじゃないんだもの。
かといって、サンコやヨンコでもないの。もっとあるの。ひどい。
ああでもありがたい。でもつらい。
連休中に仕事するのがつらいのではなくて、連休明けにも終わらなそうなのがつらいのであります。
やりきれない仕事を受けるのがそもそも間違えているわけですが。
来月は閑古鳥、なんて可能性もある、毎日がバクチのようなじょりぃの仕事でございますから、来る仕事はほいほいと引き受けてしまうんであります。

どうしよう。くすん。

と、同情を引こうとぐずぐず言ってみましたが、実はあまり気にしてません。
全然気にしてませんよ!

・゜・(ノД`)・゜・。

さらに同情を引こうとしてみてしまいました。失礼。


とまあ、そんな暗雲立ちこめるじょりぃの金色めいていない週間なわけですが。
しばらく前からきょん様より「あたしの連休中に、せめて一日は休んでよー」とおねだりされておりました。
なんで今さらワタシと休みたいのかよくわかりませんが、何か拾い食いでもして脳細胞が冒されていたときに間違えて口走ってしまったのかもしれません。
が、とにかくそんな風に言われれば、じょりぃなんてとっても素直な人間ですから「そうかそうか」とがんばってみてしまうわけでありますことよ。

で、きょんの休み中、お互いなんとかできそうな日が4/30ということで、ワタシもその心づもりでおりました。

そして先日。

某社の某女性営業社員さんから仕事が。
これまた「GW明けにください」ですよ(´д`)
しかもこれ、コンペです。負ければタダ。ひどいなー。

やりたくない。ただでさえ忙しいのに、タダかもしれない仕事に時間を費やせないですよもう。ぷんすか。

が、引き受けてしまいました。
だって、もう長いことつきあいのあるお客様ですし、お世話になってますし。
それにそれに。
その営業社員さん、とっても若くてとっても美人さんなんです。うさぎちゃんみたいにキレイ(どんなだそれ)。
若くて美人な娘に「じょりぃさんだけが頼りなんです」と言われてしまえば「イヤ、無理です」と言えないじょりぃの気持ちを、みなさまならわかってくださるはずです。
ていうか、S社のまなみちゃんといい、かわいい女の子がみんなこの手で来るのは「じょりぃ攻略マニュアル」でも出回っているんでしょうか。出回っているわけないんですが。ワタシの鼻の下がのびやすいのがいけないという、ただそれだけのことなんですが。

で、そのコンペに打ち勝つべく、先日その営業社員さん(うさぎちゃんと呼びましょう)と企画内容を煮詰めておりました。ぐつぐつ。

何?
下調べがこれだけ?
資料足りないヨ!ヽ(`Д´)ノ

と、怒れなかったのは、彼女がうさぎちゃんだからです。

うーーーむ・・・・どうしよう。

でもでも。
考えてみたら。

コンペのために調査しなければならないものは、とっても素敵な観光地。高原です。
うちから車で2〜3時間コースでしょうか。
冬はスキー場になるところで、シーズンオフは花と緑が売りのところです。

これは。

オフにした30日のきょんとのデートコースに良いのではないでしょうか!
(ていうかデートって言うより仕事・・・?)

きょんは「一日はオフにしてよね!」と言いつつ、「特にどこか行きたいとかはない」なんて寝ぼけたことを言っていたのですが。
ここなら喜んでもらえそうな気がします。
以前、ふたりでよくスキーに行っていたときのドライブコースですし、しかもきょんはそのドライブコースが大好きです。
こーれーはーいいかも! 鴨! 鴨ネギ!

「うさぎさん、ここはワタシがしっかり取材してきますよ!」

は。
調子づいて、きょんに聞く前に言いきってしまいました。どうしよう。

「ホントですか! わー、助かりますー。よかったー」
「あ、あの、もしかしたら行けないかもですが・・・」<急に弱気
「それはしかたないですからー。じょりぃさん忙しいのわかってますしー」

ほっ


さて。
きょんになんて話そうかしら。

たぶん「○○高原に行かない?」と誘えば「わあい!」と単純に喜んでくれるでしょう。
何しろそんなに遠出するのはすごーーーーーく久しぶりですし。
きょんの好きなドライブルートですし。

が、仕事だということを隠して連れていき、現地に行ってからワタシがミョーに写真をパシパシ撮ったり、資料集めをしたりしていればバレます。
そしてバレたらきっと、きょんはとてもガッカリすることでしょう。
たぶんきょんは、一日だけワタシに仕事を忘れてほしいのです。
のんびり楽しく過ごしたいのです。
それがたとえ、家の中でゴロゴロすることだったとしても。

日頃ワタシの仕事に関しては、非常に寛容なきょんでございますから。
それを「一日休んでよー」というからには、きっとしっかりと頭を切り換えてオフにしてほしいのでありましょう。

現地でバレて、ガッカリさせるのは避けたい。
が、最初から話せば「なんだよ結局仕事かよ!」とガッカリさせるかもしれない。

ならば取材日を別の日にすればいいじゃないのと思われそうですが、その余裕がワタシにありません。
困った。

でもいいや。
きょんに正直になりゆきを話してみて、きょんがイヤがったら取材はあきらめて、今ある資料でなんとかしてみよう。


話してみました。


「あの、実は30日のことについて相談なんですが」
廊下に正座して話し始めるじょりぃ。

「なにその神妙な態度」 
きょん、眉間にしわ寄せてます

説明。

「ああ、いいよ。楽しそうじゃん」 さっくり。

ほっ。よかった。

ていうか悩んで損した(°▽°)

「道路まだ雪あるのかなー。あ、でもまだスタッドレス履いてるよね!いっそ雪があればいいのにね!」
と浮かれるきょん。
「雪はどうかなー」
「そこでスキーしたことあるの、じょりぃ覚えてる?」
「え? あそこは行ったことなかったんじゃないの?」
「高速からアクセスがいいからって一度行ったのよ」
「覚えてないなあ」 
「じょりぃがさー、『モーグル!モーグル!』とかはしゃいで滑ってて、あなた大きいコブにスキーの先からまっすぐつっこんでさ。
 コブにスキーの先がささって、そのまま大きく前回りになって、派手に顔からゴロゴロ転んだゲレンデ、覚えてないの?」
「あ、思い出した。なんだ、そこか」 あのときはビクーリしたネ!

「でもさー、今って中途半端な季節じゃなあい? 遊べるのかな?」ときょん。
「うー、うー、どうだろな・・・でもさ、ソフトクリームとかさ、変わったのがあったよね!確か!」
「そうだ!食べる!」
「ええと、他にも何があるか調べてみるね!きっと楽しくなるよね!」

ということで、今かたかたと調べてみたんですが。


まだしつこくスキーシーズンでした。
つまりスキーをする以外に何もありません。
そしてワタシたちのスキー板は、現在サビサビのボロボロです。
つまり唯一楽しめるはずのスキーはできないワタシたち。
雪だらけでは仕事に必要な撮影すらできません。
資料もらってくるくらいはできそうですが。ろくな資料なさそうだなこりゃ(´д`)
周辺を調べてみても、なんだかものすごくつまらなそうです。
しかし連休中で道だけはしっかり混んでいることでしょう。


今、きょん、ダンスの練習に行ってていないんですが。
帰ってきたらなんて説明しようかなーと、あわあわしております。
ど、ど、どうしよう。あわあわ。 あわあわ。

と、慌てるフリしてるだけで、ホントはあわあわなんてしてないんですけどね('-^v)
そのくらいのことであわあわするはずないではないですか。ははははは。




((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル  <そしてホントの姿



し、仕事は諦めて、家でゴロゴロすることにしようかしら・・・。
そのほうが喜ばれそうな気がしてきました。



きょんに決めてもらおうっと。 
と、最後は優柔不断な人任せで実にワタシらしい心温まる話でございます。
ぽかぽか。 がくがく。  ぶるぶる。


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