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2006年03月21日(火) ヘルボーイ的愛

今日って春分の日でお休みだったんですね。
お昼にどうしてもマクドナルドのチーズバーガーが食べたくなって買いに行ったら、ドライブスルーが道路まではみ出して並んでましてね。
けっ と思いながら別のマックに行っても結果は同じ。
まだ11時半なのにどういうことだ?ということで気づきました。今日がお休みであるということに。
並ぶのキライなのでハンバーガーあきらめました。・゜・(ノД`)・゜・。タベタカッタ

そんなことも手伝い、少々疲れているのか生理前のせいなのか、ちょっぴり青色な本日のワタシだったんですが。
きょんに「なにやら悲しい。楽しくなりたい」と訴えましたら「今日は仕事をやめて逃避しろ」とアドバイスをいただき。
いつもなら「ふっ。それができれば苦労はないよ」と鼻で笑って仕事に戻るのですが、
今日は「あーそーだなとーひしたーい」と思い、DVD鑑賞に逃げました。
明日どうしよう。いいや。明日考えようっと。

こんなときはぐずぐずとアタマを使うものを観てはいけません。
前からふたりして観たがっていた「ヘルボーイ」を借りてまいりました。

きょんは映画館で予告を観て、単純におもしろそーと思っていたのが理由ですが、
ワタシの理由は「セルマ・ブレアが出てるから」というものでした。

セルマたん。



ちなみに左の人ではありませんよ念のため。
右の目つきの悪いほうがセルマたんです。

ワタシこの人好きなんですよね。
なんか、暗くて。目の下のくまとかも好き。
「キューティ・ブロンド」では意地の悪い優等生を演じていましたが、それも憎たらしくてかわいかった。
やっぱり目の下にくまがあったし。くまの似合う女、セルマ。

セルマたん、この映画では「念動発火」という特殊体質のため苦しんでいらっしゃいます。
怒るとぼーぼーと青い火を放つのであります。
こんな具合に、まずは手から燃え出すんですが。



水芸のように火を放つ、ヘルボーイでのセルマたん。
炎の色と同様に、性格も薄暗いです。
この画像だと、「雨の夜にヤクを決めすぎて手のひらからエクトプラズム出してるブリトニー・スピアーズ」みたいですが。
修正入りすぎのセルマたんですね☆

映画自体はまあこんなもんかなという感じですが、ワタシは好きな女の出ている映画には点が甘くなりますので感想は「おもしろかった。ていうかセルマたんかわいい☆」という客観性のかけらもないアレですが。

今日ワタシがヘルボーイのことを日記に書いているのは、セルマたんマンセーが目的ではないのですよ。
なのにセルマたんにこんなに文字数を費やしてしまうワタシって、好きな女のことをウキャウキャと語るのが本当に好きなのでございましょう。
ここからが本編です。スミマセン。


映画の中で、念動発火を悩むセルマたん(なにしろ燃え方がハンパでないんですわ)に、彼女に思いを寄せる男子が言うセリフがこちらなんですが。


「短所があるからこそ、その人を愛せる」


くさーーーーー  いんですけど。ぷうん。

何か心に残ってしまいまして。

確かにワタシの場合、相手の短所ほど愛しいかもしれないなー、なんて。
短所って、言葉があまりよくないですけど。
ワタシから見たその人の短所ってことになるんでしょうから、自分にとって厄介な部分、ということになるんでしょうかね。
その性格なんとかしてくれよー、と思いつつも、それがなくなったらその人でなくなっちゃうような。
「その人が好きだから、短所もひっくるめてみんな好きー」という感覚とはちょっと違うんですよね。
「あー、もう!」と思いつつもそんなところが好きでかわいくて。でも困る。でも好き。ラブ&ヘイト。でもラブ>ヘイト。
「この人のこういうところって長所(という言葉も変ですが)だよなー」と思う部分よりも、確かに短所のほうが「愛」を感じるかもなー、なんてしみじみと思ったりしたわけです。

・・・うまい説明になってませんが。
なんとなく気持ちはわかっていただけたりするでしょうか。
日頃お互いの短所をこれでもかと罵倒し合って暮らしているようなワタシの言葉ではまったく説得力に欠けますかそうですか。

だいたい「短所があるからこそ、その人を愛せる」んだったら、ワタシなんて愛されちゃって愛されちゃってしかたないはずなのに、実際はそうでないのでだんだんおもしろくなくなってきました。

なんてことはホントは思っていないんですが、ひねくれたことを言わねば気が済まないこのワタシの短所を愛してくださるかた、どなたかいらっしゃいませんでしょうか。
愛してくだされば、短所にますます磨きをかけさせていただきます(はぁと)




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