今日も今日とて
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2005年08月19日(金) |
余裕なワタシ のはず |
本日ちょっぴり寝坊しまして。 8時半をまわってベッドから出て、むぐむぐと目をこすりながら階下へ降りていくと、既にきょんがくるくると活動しておりました。
おや? 今日はきょんは休みのはずなのに、張り切ってます。
「おはよ。あのね」
早速話はじめるきょん。 ワタシはむぐむぐ。
「今日、岩井君(仮名)がこっちに帰ってきてるんだって。わかる?岩井君て?」
はて?岩井君? 男の名前はオボエラレナイヨ。
「わかんない」 「M君のライブ見に行ったときに一緒にいてくれた男の子」
はいはいはいはい。
あれはもう・・・一ヶ月前?二ヶ月前? もしかしたら掲示板か日記で書いたことがあったかもしれませんが。 まずM君というのは、ワタシときょんがよく行くお店でバイトしていたハンサム君で、ワタシも仕事でモデルをお願いしたことがあったりした男性なんですが。 そのM君に「ライブに来てください」と誘われ、夜のライブだったもんで、きょんはのこのことひとりで原宿まで泊まりがけで行ってきたんですわ。 一応「じょりぃも誘われてるんだから一緒に行こ〜」と誘われたのですが、「仕事忙しい」ときっぱりお断りし、きょんがひとりで行ってきたんですが。 なぜそこまでして行くのやら( ´_ゝ`) きょんて、ホントにかわいい男の子が好きなのですよ。
でもまあ、ひとりで初めてのライブハウスなんて、かわいそうだったかなと心配はしておりました。 が、そこにやっぱりひとりで来ていた、M君と同じバイト先だった岩井君と一緒になり。 ずっとふたりで楽しく過ごせたということで「よかったね」てなあんばいだったんですけども。 ホテルまで送ってもらったとか言って喜んでおりました。 M君も自分の出番がないときは(何組か出ていたらしい)きょんたちのテーブルに来てて、若い男ふたりにかーなーりーちやほやされたらしく。 上機嫌で帰ってきた、という出来事があったのですが。
ひとまわり以上年の離れた男子にちやほやされて喜んで帰ってくるって、もうばばあの域に達してると思いますが、それは言いませんでした。
で、その岩井君が、今こちらに帰ってきている、と。
「ああ、岩井君ね」とワタシ。 「うん。で、ランチ一緒にどうですか?って誘われたから」
行ってもいい? と訊かれるのかなと思ったら
「行ってくるから」
もう決定事項だったんですね。あ、そうですか。行ってらっしゃい。
この岩井君というのも、ハッキリとした顔をしたハンサム君でですね、きょん好みの。 きょんたら、とっても嬉しそうです。
「ああ、行ってらっしゃい」
気持ちよく送り出すじょりぃ。(まだきょんは出掛けませんけど) だってだって。 きょんにも少しは遊んでもらわないと、ワタシだってフラフラと遊びづらいですからね。 「最近おさかんね」なんてイヤミ言われながら送り出されることもなくなります。 「お互いさまでしょ☆」とウインクのひとつもできるようになれば万々歳です。
きょん、ランチ目指して、バッチリのキメキメで出掛けていきました。
午後になってなっちゃんが出社しまして。 事の次第を話してみました。
「えーーー。きょんさん、おさかんねー」
出た。おさかん。
「まあでもいっそ気が楽だよ」とワタシ。 「あたしなら1度しかちゃんと話したことない人となんて出掛けたくなーい」 「なっちゃんはねー。きょんはそりゃあもうゴキゲンだったよ」 「ふうん」 「でもさ、岩井君て、すごくいい子なのよ。顔ももちろんいいんだけど、性格も良くてさ。 おしゃべりもスマートで、イヤミがないし。気配り上手だし。バイク乗ってるし(関係ないじゃん)。 それに、サックスやってて、一度就職したものの楽器に関わる仕事がしたいからとかで、 自分で稼ぎながらそっち方面の学校に入り直してさ。楽器修理の仕事に就職が決まったところなのだ」 「へえ」 「そーゆー、ワタシから見ても『うん。いいじゃん!』と思える子とつきあいがあるのは良いことだ」 「なるほど」 「もしきょんが岩井君とつきあう、とかってことになってしまったとしても、Y君のときよりずっといいなあ」 「あははははは」
Y君とは。 ワタシ・きょん・なっちゃんが同じ職場だったときに同僚だった、やはりいくつも年下の男性だったのですが。 ルックスだけの男。しかもそのルックスもワタシ好みではありませんでした。 軽薄が服を着て歩いているようなお調子者で、女にだらしなくて、仕事はちゃんとやらないし、 自分の都合で振った女に、別れた後も何度も借金するような、そんな素敵な人☆<この☆はイヤミです
そのY君のことを好きになりやがったのですよきょんたら。 片思いでしたがね( ´_ゝ`)
気持ちが他にいったということもショックでしたが。 いちばんショックだったのは
よりによってアレかい!ヽ(`Д´)ノ
ということでした。
ワタシは自分の好きなヒトの好きなヒトが気になります。 素敵な人ならば「しょうがないよな」とも思えます。 が。
ワタシから見て「アレかい!」という相手だった場合。 これは猛烈に腹が立ちます。 だって、どう勝負したら良いかわからないではありませんか。 あきらめるにあきらめ切れませんし。 だいたい、好きなヒトのことを軽蔑しなければなりません。 別に軽蔑なんてしなきゃいいんでしょうけど、好きなヒトの好きなヒトは素敵な人であってほしいのです。
その事件から、きょんへの好き度とか尊敬度がかなり落ちました。 なのにまだ一緒にいるんですが。 なんかこう、きょんて、ちやほやされるとすぐソノ気になるような浅はかさがあるんですよねえ。 だからこそ今の今までワタシに騙されてくれているということもあるんですけども。
で。 そんな風に、ワタシは余裕ぶっこいておりました。 いっそ浮気でもしてきてくれ。(<本気) ワタシの後ろめたさも軽くなっていいや。 あははははははははのはははのは。てな具合です。
「きょんさん、まだ帰ってこないね」となっちゃん。 もう3時半です。 「まあ、ランチの約束して、ふたりとも休みならばこれくらいにはなるよ」とワタシ。
あ、きょんが帰ってきました。
「ただいまー」 「遅かったね」
ワタシったら、言ってることと言ってることが違いますが。
「あー、うん。遅くなっちゃった」 「何食べたの?」 「岩井君おすすめのうどん(笑)。おいしかったよ」
あっそ。
さっきまで本当に「いっそ浮気でもしてくれれば別れられるのに」とか思っていたくせに、 きょんの顔を見たらムカついてしょうがないのは一体なぜなんでしょう。 ああムカつく。 でも、「一見ボロそうな店のつくりで、すごくおいしいうどん屋さんだった」ということで、岩井君たらやるじゃん、とも思うじょりぃ。
「あたし、犬のもの洗濯したあと、病院とauに行ってくる」 「あっそ」
そのあともワタシは仕事しまして。 夜近くになって、きょんが帰ってまいりました。
「見て見て〜〜」と嬉しそうに新しい携帯を見せびらかしに仕事部屋にやってきまして。
しばらく携帯を褒めてやり。うらやましいフリをしてやり。(本気でうらやましかったんですが)
「今日、楽しかった?」にこにこと問いかけるじょりぃ。もう余裕が戻ってきました。 「うん」
ふううううううん。
まあ楽しかったなら何より。 マジでこれからワタシも遊びに出掛けやすくなりますし。 まあ、今夜はふたりでおいしいものでも食べに行きm
「あ、言うの忘れてたけど、あたし今日ダンスの日だから、夕飯別ね」
(゚Д゚)ナニソレ
「あー。はい」 「今日ね、岩井君のサックス聴いてきちゃった」 「? それはどんなシチュエーションだ?」
うどん食いながらサックス吹いたんでしょうか。
「んー。 今日、○○○○楽器でライブの練習するってお昼に聞いたからさ。 さっき携帯買いに行くついでに、○○○○楽器に寄って聴いてきたんだー」
(`Д´)ナニソレ!
「ふうん。(わざわざー?<声にならない声)」 「今日行ったうどん屋さん、おいしかったよー。じょりぃ、今度一緒に行かない?」
きょんが遊びに出掛けてラッキー☆と思っていたはずのワタシの返事がこちら。
「別に。どっちでもいい」
今ワタシは、どちらがどの動物を引き取るか思案中です。 (自分はもっと悪いこといろいろしているというのにワタシったらホントに勝手)
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