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2005年04月25日(月) ジョリーコーポ騒動

昨日、お天気に恵まれた中、久しぶりにきょんと3時間ほどのドライブにでかけてまいりました。
ちなみにその間、なっちゃんは仕事していてくれました。残業までしてくれました。
きょんを手放しても、なっちゃんだけは手放したくありません。
というのは半分冗談です。

・・・って、これをきょんに読まれたら、確実にワタシが手放されてしまいますが。
フクザツな乙女ゴコロと言いましょうか、きょんとつきあってから以降に仲良くする人には目くじらたてないきょんなのですが、
まりあやなっちゃんといった、過去の人にはけっこうライバル心ムキー!なんですよね。

ワタシなら逆だがな。


話がそれました。


大変気持ちの良いお天気の中、ばびゅーんと車を走らせるワタシ。助手席にはゴキゲンなきょん。
「ドライブ嬉しいなー。天気いいなー」と。
そんな折、とあるアパートの横を通り過ぎまして。
そのアパートの名前が「ジョリーコーポ」。

「ジョリーだってさ」とワタシ。
ちなみにきょんは、ワタシのネット上のハンドルを知っています。

「最後がちっちゃい『ぃ』だったら完璧だったのにね」ときょん。
「ははははそうだね。 アレがホントに名前のとおりワタシのアパートならいいのになあ」
「そうね」
「それで、きょんのお給料程度の家賃収入があれば、あなた、念願の専業主婦になれるのにね(笑)」

きょんは専業主婦になりたいんですって。
ワタシは反対してるんですが。
収入の面からももちろん反対なんですが、それよりなにより、やはり社会と接点を持って、いろんな人と交わりながら(カラダじゃないですよ?)、イヤな目にも遭いながら、自分で好きに使えるお金を稼ぐ、ということがきょんには必要だと思うからです。
それにだいいち、ワタシの稼ぎだけで生活するようになったら、絶対ワタシはいばります(最悪ですね☆)。
きょんに対して腹の立つことも多くなるでしょう。
仕事を終えて「今日大変だったよー」と帰ってきたきょんに「がんばったね」と声をかけられる生活のほうが、ワタシは好きです。
いろんな人にきょんを知ってもらって、つきあいの幅も広げてほしいと思っております。
要は、常にあらゆることにおいて対等でいたいのです、パートナーとは。

とはいえ、こんな風に思えるようになったのは、ここ7〜8年でしょうかね。
以前は、自分の彼女が他の世界を知ったり自分以外の人とつきあうのがイヤでしたし(心がせま〜〜い)、自分が家に帰ったときに「おかえりなさーい。お風呂にする?それともごはん?」なんて感じが理想よねー、と、おまへは一体何十年前の人間だよということを思っていたのですが。
・・・なぜかワタシが「おかえりなさーい」と言う側の立場になることは考えたことがなかったのですねそういえば。
なぜかしら。
やっぱり働くのが好きなのかしら。キライなのに。

まあ、とにかく、ワタシはきょんにしつけられて、そのへんの感覚がかなり改善されたのであります。良いことです。


話は戻って。

「いいなー。専業主婦。 じょりぃ、アパート経営してよー(笑)」ときょん。
「そうだねー。
 でもさ、一日中、毎日一緒にいるのって、イヤじゃない?」

これは上記のえらそうな能書きを踏まえて言ったのではなく、単純にそう思ったから言ったのですが。
きょんも、ワタシのシバリがきつかった頃は、やはりそのように言っていたもので、当然「そうだよねー」という答が返ってくると思っておりましたら

「なにそれ。 どういう意味?」 と。

Σ(゚ロ゚ノ)ノ え!

「え? あ、いえ、あの。 やっぱ、毎日ずーーっと一緒って、息が詰まるじゃん? ねえ?」<腰低し
「・・・じょりぃ、そう思ってたの?」」
「(ヤバイヤバイヤバイ)え? あ、いや、あなたがそう思うんじゃないかと思っただけ」
「思わないよ。 じょりぃは思うんだ?」
「(ヤバイヤバイヤバイ) ていうかさー、あなた、前にそう言ったじゃない」
「何それひどい! 挙げ句の果てにはあたしのせいかよ!」
「(あうあうあう)そんな・・・でもさ、イヤじゃない?毎日べったり一緒って・・・」
「ふーーーーーん、じょりぃはそう思ってたんだー」
「ワタシだけなのー?」
「・・・これから、じょりぃに対する考えを改めるよ。 ひどいよねー」

なんてことでしょう。
これ以上ワタシに対する考えを悪い認識にするつもりでしょうか。

「えー、そんな風に言わなくても・・・」
「だってひどいじゃん!」

おかしいなー。
自分でも「ずっとべったり一緒はイヤ」「あたしにはひとりの時間が大事」って、以前はよく言ってたのにー。

「前はイヤだって言ってたじゃんかー。ひとりがいいとかさー。忘れちゃったのー?
 ワタシはあなたの考えに合わせて、だんだんこうなっていったというのに」
「今度はありもしない過去のでっちあげで言い訳する気?」


ひどい。


ワタシがまだ幼稚な独占欲をあらわにしていた頃、あなた確かに言ったじゃないの!!!
当時言われたワタシは、そーとーしょんぼりしたんですが、きょんの意志を尊重しなきゃという気持ちと、きょんの言い分の方が正しいなということと、ワタシも同じ気持ちにならないとつきあいが続かないと思ったから、少しずつ意識改革して今に至るというのに。
(今となってはありがたい矯正でしたが)

それをありもしない過去のでっちあげとは!!!


が、こんな良い天気の日に、ケンカなんてしたくありませんので、じょりぃ、妥協。

「ホントに言ったんだけどな、きょん」 妥協してねえじゃねえかと。
「とにかく、じょりぃに対する信用はかなり落ちました」 マズイ。
「いやいや、ワタシとしてはさ、こんなに美しくて聡明な人を独り占めしては、社会に対して申し訳ないなという気持ちでさ」 きょんの膝に手を置きながらにっこりと。
「しらじらしーーーーー」 確かにな。
「ワタシはもともとは、いくらでも一緒にべったりしていたいですよ、あなたと」
「信じられない」
「そうしていいと言うのなら、家に閉じこめて一歩も外に出しませんケド」 別にそんなことはしたくないがな。
「・・・・ふうん。 でもそれはイヤだな」 ほーら見ろ。
「だいたい、きょんの休みのときの、ワタシの嬉しそうなことといったら」
「そうかーあ?」
「嬉しいんだよ。なかなかワタシが一緒に休めなくて申し訳ないけど。
 それでも、きょんが休みで家にいるときは、自分が仕事していても嬉しいものですよ」 
「うそっぽいなー」

と言いつつ、きょんのゴキゲンは回復してきました。 ほっ。

まあ、あちらも、せっかくのドライブを台無しにしたくなくて妥協してくれたのでしょうけど。

とにかく、ここで信用を回復しておかないと、ワタシったら今後、ふらふらとあちこちに遊びに行きづらくなってしまいますからね。
とっても一大事でございました、ワタシ的に。


でも、なんだかんだ言ってもですね。
一日中顔つきあわせる毎日、なんてことになったら、きょんのほうが先にギブアップすると思います。
賭けてもいいです。
だって、内ヅラのワタシったら、本っ     当にイヤミで口うるさくて細かい人間ですもの。


最近、一緒に過ごす時間がものすごく少ないので、そのへんをうっかり忘れてしまっているらしいきょんであります。


まあとにかくですね。

何をいくら言ったところで、ジョリーコーポはあたくしのモノではないので、なんの心配もいらなかった、ちう話でございます。
不毛。




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