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2005年04月14日(木) |
黒目をひたすら見つめろ大作戦 |
つまらないと言われる夢ネタからスタートです。辛抱すると良いでしょう。
ワタシはとある女性を、パーティのような場で熱心に口説いておりました。
口説く、と言ってもそこはじょりぃですから。 もじもじしながら、気があるようなないようなぐずぐずでれでれしたアレですが。 でも、瞳からはラブビーム発射。みみみみみみみみみみ。 効果のほどはさておきっつうことで。
ワタシが口説いていた相手が誰なのかよくわからないんですが。 とにかくワタシはその人が大好きで、少しでも長くその人と話をしていたくてですね。 ああ、楽しいな。 ねえねえ、ワタシはアナタが大好きなんですよ。みみみみみみみみ。
次のシーンでは、ワタシったらその人にくちづけを求められちゃったりして。
わあい。
メリケン風に言えば いえーーーーい。
ドキドキしながら、さてそれじゃちゅーしましょ、と、女性のほうを振り向きましたら。
そこにいるのは、80代くらいのおばあさん。 かなり太っていて、塩沢ときのようなメガネをかけていて、ええと、お顔のつくりもアレで、しかも化粧がものすごく厚いんです。 年取ってるのと太りすぎで、椅子から立ち上がれないほどのおばあさまでございます。 スターウォーズシリーズの「ジャバ・ザ・ハット」からぬるぬる感を取って、厚化粧してメガネかけて品の良いお金持ち風なオシャレをした感じを想像していただければ。
ちなみに、ジャバ・ザ・ハット
 いや、さすがにこんなに口でかくないですけど。
何がつらいって、 ええと、全部つらかったんですが。 ワタシは幼少時より、厚化粧の女性が怖くて苦手。 ファンデの強い匂いに、おえええええ ってな感じでした。
どうも、ワタシったら、先ほどまで、いっしょーけんめー、この人を口説いていたようです。
夢の中で、いったい何をどう間違えて、ワタシはこの人とちゅうするような展開になる口説きを行っていたのだろう、と大混乱。 「間違えましたスミマセン」と言いたいところですが。
そのおばあさん、ワタシに口説かれて、ものすごく嬉しかったみたいで。 少女のように頬を紅潮させながら、恥ずかしそうに目を閉じてくちづけを待っております。
ここまできょんに話したら、「うええええええ、勘弁してよーーーーーー」と、本気で。 失礼でしょ!おばあさんに!
とは言いながら、きょんの「うええええええ、勘弁してよーーーーーー」は、そのままそのときのワタシの気持ちでした。 走って逃げ出したい。 謝って逃げ出したい。
が、それもできない、中途半端に同情心の強いじょりぃ。 同情心ていうか、責任取らなきゃ、というか。 気のない女を妊娠させてしまった男の気持ちがよくわかりました。 って、ビミョーに違いますが。
とにかく。 何をどう間違えたのかはさっぱりわかりませんが、ワタシはこのおばあさんをソノ気にさせるようなふるまい三昧をしてしまったのです。 覚悟を決めねば。
く、く、く、くちびるをかさねるだけ、くらいならなんとかなるんじゃないかなじぶん。 と、勇気を奮い起こし、自分の唇をおばあさんの唇に重ねました。
「うげえええええええええ」<ここまで話を聞いたきょんの反応。 「なんでソノ気もないのに、ちゅーするんだよあんたは!!」ときょん。 「だっておばあさん、嬉しそうだったのだ」 「嬉しそうなら誰にでもするわけえ?」 「口説いちゃった責任がさー」 「バッカじゃないのー?」<眉間にシワ寄せながら
で、唇を重ねて、じょりぃ、微動だにせず。 おばあさん、あなたも動かないでください、と念じつつ。
そして、目が。 目が離せない。おばあさんのアップから。 なんかこう、礼儀として、目を閉じないとアレかしら、となぜかどーでもいーことを律儀に思いつつ、目を閉じようとすると、怖いものから目を背けるかのごとくぎゅうううっとつぶっちゃいそうで、それも失礼なような。 夢なので、なおさら微調整が効かず。
おばあさんは目を閉じているので、見えないんだから好きにしてりゃいーじゃん、と思うでしょうが、実はそのおばあさんすごいお金持ちで、ちゅーしてるまわりには従者が3名ほどおりまして、ワタシたちのちゅーっぷりをじいいいいいっと見つめておるのでございます。 見張られているのでございます。
で、ワタシも「ちゅ」くらいで「それじゃ、さいなら」としちゃえばいいのに、ここでも優柔不断ぶりを発揮して 「あそこまでさっきちやほやしておいて、それはあんまりかもしれない」とか思ったりして、せめて3秒、いや5秒くらいはじいっとご奉仕せねば!!とがんばっているのですよ。 目を見開きながら。
ちなみに、いつもはそんな3秒とか5秒とかしょーもないこと考えてキスしたりしませんですよと念のため。 言っておかないと、ワタシったらしょーもないこと考えてキスしそうなキャラなので。
くちびる開きませんように。 舌とか入ってきませんように。
と念じたところで目が覚めました。
つ、 つ、 つかれたーーーーーーー。 なんてキツい夢。
「じょりぃって、男ならホストになれたね」
と、侮蔑半分、軽蔑半分、なんだ足してもそこには蔑みしかないじゃないですかという感じでたまーーにきょんから言われることのあったアタクシなんですが。 で、自分でも「そうね。できそうね。いいかも」なんてテキトウに答えていたのですが。
このたびの夢で、ワタシにはホストは無理、ということがハッキリとわかりました。 厚化粧のジャバばあさん程度の相手ができないようでは、とてもとても。
以前たまたま見た昼間のテレビでホストの取材をやってまして。 コツは「相手の黒目だけを見つめること」と、ナンバーワンホストが言っておりました。 「この女、ぶーちくりん」とか思っちゃったら、ナンバーワンでもつらいものがあるそうで。 でも、「どんな人でも、黒目はキレイ」と、その彼の弁。 白目はダメなのかしらと思いましたが、白目が酒焼けで黄色い人とかもいらっしゃいましょうから、やっぱ黒目ですかね。 黒目だけ見るんだ黒目だけ見るんだ、と見つめていると、あーら不思議。 その人に恋しているかのような見つめかたができあがり、なんだとか。
というわけでみなさま。
ソノ気の起きない相手を口説くときは、黒目をひたすら見つめてください。 そんなシチュエーション、フツウは必要ありませんが。 財産狙いで相手を落としたいときなどには有効かもしれません。
峰不二子あたりも、この「黒目をひたすら見つめろ大作戦」を習得しているのかもしれません。 キャサリン・ゼタ=ジョーンズあたりも使っているかもだ。 (いまだに「マイケル・ダグラスでいいのですかゼタ様」と疑っているじょりぃ)
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