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2005年03月27日(日) ヘタレ脳内限定恋愛ジャンキー

さて。

少し前の掲示板にもちょろりと書きましたが、仕事のつきあいもあって、先日ご祈祷をしていただきました。
夏にバイクのお祓いはしていただいたことがあったのですが、自分でお金を払っての自分自身へのご祈祷は初めての体験だったので、なかなか楽しかったです。

ご祈祷が終わって、お神酒もいただき、さあてあとは帰るだけとなりまして。

祓われ清められたワタシは、すがすがしく境内を歩き始めました。
もはやワタシには煩悩のかけらもありません。ないはずです。
ていうか、煩悩ってお寺さんのほうの言葉なのでしょうか。
宗教関係疎くてよくわからないのですが。
まあ、とにかく、じょりぃは今すぐ巫女衣に身を包んでもおかしくないほど、今は清い身となったのでありますよ。


てく てく てく てく てく てく



おや?



じょりぃ好みの腰のラインを所有する女性を発見。


・・・って、 ワタシはお祓いを済ませたばかりなんですから。
そんなことが気になるはずがありません。
おかしいなあ。

と思いつつ、腰から顔に目線を移動すると、美人。

しかも、見覚えのある美人。


K姫!!!!


わあああああああい。
すごくすごーーく久しぶりです。嬉しい。
と、小走りにK姫に駆け寄るじょりぃ。


さきほどせっかく祓われたものが、じょりぃの体内に戻りつつあります。


K姫、小さく手を振りながらワタシが駆け寄るのを見てくれております。
今! 今そちらに行きますから! わんわん!!


「ごぶさたしてます、K姫!」

満面の笑みのワタシ。

「そうね」

どうでもいいような笑みのK姫。

気にしない気にしない('-^v)。(気にしろよ)


「相変わらずお忙しいのですか?」とワタシ。
「(にっこり)」 

この笑いは「あたりまえだろこのやろう」と訳せます。

「今度はいつ一緒に飲んだりできるのでしょうね」と、さらにずうずうしいワタシ。
「すぐ会うことになるんじゃない? ほら。もうすぐiプチちゃんの誕生日だし」

そうでした。
ワタシたち3人は、いい年してお誕生会を開きっこしているのであります。

「あ、そうか。 忘れてた」
「忘れたらかわいそうよ。 いつもあたしたちの誕生日のときは一番動いてくれてるんだから」
「はい」
「じょりぃさん、元気そうね」 にっこり
「ええ、まあ。 今お祓いもしていただいて、ワタシも美しい魂に生まれ変わりましたし」
「そう」<どうでもいいらしい
「K姫、いつヒマになるのかなー」
「いつかしらねー。・・・京都にもまだ行ってないんだもんね」

京都!

「一緒に京都に行こう」という約束、覚えててくださったのですね!!!!


「覚えててくださったんですか、京都!」
「覚えてるわよ(笑)。節分の京都」
「行きましょ」
「節分終わっちゃったわよ」
「ふたりでテキトウにマメ撒いて帰ってきましょ」
「(笑)豆が撒きたいわけじゃないし。それに休みが取れないんだってば」
「嬉しいなー」にこにこにこ
「行けないって言ってるのに、嬉しいの?」
「覚えててくれてて、行く気もあるんでしょ?」
「あるわよ」
「ならば嬉しいですよー」


この時点で、先ほど祓われたはずのものどもは、すっかりじょりぃの元へ戻ってきたようです。
おかえり☆ワタシの中の悪いモノたち。


早くK姫に時間ができますように。
なーんてことを最後に拝んで帰ってきたりして。
二礼二拍一礼。 
お賽銭は投げるフリだけして。(ウソです。入れましたよちゃんと)


なんて浮かれたフリしてますが、これ、実際泊まりがけでK姫と京都旅行、なんてことになったら、ワタシのことですから
「どーしよーどーしよー。きんちょーしちゃーう。なんか行きたくないかもー」
めいたことをきょんにグチグチ話した挙げ句

「約束したんなら潔く行って来い! イヤならやめろ! ・・・行けばきっと楽しいよ。ほれ、がんばれ」

と励まされながら旅立つのが目に見えるようでございます。


どこまでもどこまでもヘタレなじょりぃは、脳内できゃあきゃあ喜んで楽しんでいるくらいがとってもハッピーなのでございます。


だからきょんも、ワタシがフラフラふわふわしていても動じないのねきっと。


それでも今のところは、K姫が京都旅行の約束を覚えていてくださった、というささやかなことが嬉しくてしょーがないじょりぃなのでありました。
とっても安上がりなワタシ。
人畜無害な、でもちょっぴりうっとうしい、脳内限定恋愛ジャンキーじょりぃ、というお話でございました。



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