今日も今日とて
INDEX|過去|未来
年賀状。
ワタシにとって鬼門だということがわかってまいりました。 確か去年の今頃は、年賀状が原因でナナとケンカしていたような。 今年はきょんと別れ話でございます。
本日夕方、ワタシの書き終わった年賀状を市内の本局へ投函しに、きょんと出かけました。 きょんはまだ、自分の年賀状を作っておりません。
ワタシはやらなきゃいけないことをちゃんとやらない人がキライです。 もちろん、となりんちのオッサンがやるべきことをやらずにぐうたらしてたっていっこうに構いませんし、ワタシの友人がぐうたらしてたってそんなの好きにしてればという感じですが。
一緒に暮らしているパートナー。 その人間的魅力を認めているからこそ、尊敬しているからこそ一緒にいるはずの人間が、やるべきことをやらずにだーらだーらしているのは許せません。
きょんはワタシと違って時間は山ほどありました。 ではその時間、何をしていたかというと、アホのように繰り返し下妻物語を見て、そのままこたつで朝の4時頃までぐうぐう寝る、という、ワタシから言わせれば最悪の生活パターンを送っておりました。
いーんですよ別に。 年賀状出さないなら出さないで。 割り切ってできあがってるの買ってきて適当に書いて出す、とかだって。
が、きょんは「オリジナルじゃなきゃヤダ」(ワタシのパソコン使うわけですよ結局)、「コメントもちゃんとひとりひとりに書きたい」とか、一人前のことをやりたがるくせに、行動はまるでダメ。 で、結局ギリギリになってワタシが巻き込まれるわけですよ。 「パソコンの使い方がわからなーい」「プリントってどうやるの?」等々。
知るか。
ていうか、こたつで寝るんじゃねえってあれほど頼んでるのにどうしてやめねえんだよ。
という話を郵便局に向かう車の中で始めましたら、案の定ケンカ。 そして、「この人さえいなければ、家の中だってもうちょっと片づいているのに」というそれだけの理由で
「別れてほしいんですけどマジで」 と切り出したのはワタシです。
「あたしはかまわないけど?」ときょん。 「あなた、いつもそう言って、結局別れないじゃん」
要は「なんだかんだ言って、居座ってるんじゃねえよずーずーしーな」という意味です。
「じょりぃは別れたいわけ?」 「そう言ってるでしょ? そして、今度こそホントに別れたいんですよ。話だけじゃイヤなの。うやむやにしてほしくないの」
そのあと険悪な雰囲気の中、お互いがお互いの欠点をあげつらいまして。 ワタシがとにかく強調したのは
「こたつで醜くだらしなく寝るのはもう耐えられない。 顔が醜いとかでなくて、なんか、あそこまで自己管理ができないって、人生の敗者って感じがして、非常に不愉快」
ということ。 それに対してきょんの言い分は
「じょりぃはなんでもあたしのせいにしようとしてる」
ということ。 まあ、それもちょっとありますが。 本気になれば、きょんがいくらだらしなくたって、家をキレイにするくらいはできそうですし。 実際、家のことはワタシよりもきょんのほうがずっとやってくれてますし。
なんだ。悪いのはワタシ?
でもでも。 きょんの自己管理のできなさかげんたら、もはや廃人と言ってもいいくらいですよホントにもう。 どうして「眠い。このままでは寝てしまいそうだから、ふとんに行って寝よう」というくらいのことができないのか。
とにかく。
いつも「別れる」と偉そうに言っておきながら、しらばっくれて出ていかないのも気に入らないのです。 あなたがワタシと一緒にいるのは、そこそこ快適な屋根のある生活ができるからなんでしょ? ふざけるんじゃねえ! とっとと実家にでも帰りやがれ!! 一人暮らししてみろ! おまえの好き放題冷暖房使う生活態度で、自分で光熱費払ってみやがれ! 少しは生活態度も改まるだろうよ!!!!!!
きょんが「スーパーに寄って」と仏頂面で言うので、ワタシも仏頂面でスーパーへ。 きょんは買い物かご持って、スタスタつんつん先に歩いていきます。
「みかん買おうか」と言いながら、きょん、みかんをかごの中に。 みかんはワタシの好物なのでございます。
「みかんは重いから、ワタシがかごを持つよ」 こんなことで借りをつくりたくありませんからね。ぷん。
続いてきょんが「牛乳買っていい?」と牛乳をかごに入れながら 「あ、牛乳は重いから、あたしが持つよ」と、かごをワタシから奪取。 借りをつくりたくないのは向こうも同じのようです。
「あ、ワタシ、無脂肪牛乳買う」と、無脂肪牛乳2本を手に持ち、かごに入れながら 「ワタシのもののほうが重くなったからワタシが持つ」きょんからかごを奪取。
かご、 大人気です。
その調子で、どちらかが何か買うたびに、かごを相手から奪う始末。
そのあまりのくだらなさに、スーパーを出る頃には、ふたりしてケラケラ笑ってるんですよ奥さん。
あーあ。
また別れそびれちゃった。 別れ話するときは、いつも100%本気なんですけどねえ。 おかしいなあ。
|