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2004年07月08日(木) |
iプチ姫に愛でられるりっちゃん |
仕事の打ち合わせで、昨日の夕方すぎにiプチ姫が我が家にやってまいりました。
やってきたiプチ姫は、両手に大量のビールを提げておりまして。 6缶パックが4パック、計24本。
「飲む気満々?」と訊ねましたら 「ううん。これ、お礼です」と。
はて? このあいだの晩に、ちょいと気持ちよくさせてやったことくらいしか覚えがありませんが。 と、意味もなくウソの覚えを申告してみるじょりぃ。
「お礼?」とワタシ。 「うん。 りっちゃんさんを紹介してくださったお礼。 ホントに素敵なかたで、助かったんです」
あらまあ。 りっちゃん、たいしたものですね。
「で、でも、ワタシはiプチ姫の役に立ったわけじゃないし、いただけませんよー」 「でももう買って来ちゃったし。 じょりぃさんにはこれが一番いいのかなと思って(笑)」
確かに。いちばん嬉しいですけど。
「りっちゃんはお酒が飲めないので、わけっこ(方言?)もできないし、ワタシばかりトクしてしまうなあ」
揚屋のおかみにでもなったような気分です。 女を斡旋して、上前をはねる、みたいな。
「トクしてください、たまには」 「iプチ姫、こーゆーとこで、無駄なお金使いすぎ」 いただいておいて、ワタシも失礼ですが。 「じょりぃさんも似たようなもんでしょ(笑)」 「ワタシはワタシのためにしかお金を使いません(きっぱり)。でもじゃあ、ありがたく頂戴します。嬉しいなあ」
きょんはあまり飲まないから、2週間はもつな。ふふ。
「でも、ホントはこちらからお礼をすべきところなのに。 りっちゃん、ちゃんと使えましたか?」 「もう、ホント、バッチリ。かわいいしねー」 あなた、ワタシとりっちゃんよりもいくつも年下ですが。 「ご迷惑ばかりおかけしたのではと心配していたのですが」 「・・・まるでりっちゃんさんがじょりぃさんのものみたいな口ぶりですね」 「え? ええ。 アレはワタシのものなんですよ」
勝手なことを言っている上に「アレ」扱い。 りっちゃんがいくら温厚でも、怒られそうでございます。
りっちゃんに、ビールもらったことを報告しなければ。 すっかりワタシばかりがトクしてしまいました。
で、りっちゃん。
ワタシったら、一週間くらい前に
「じょりぃちゃん、独立5周年おめでとう! お祝いに一緒にごはんでも食べない? たまにはごちそうさせてください。 あたしが運転するから、いっぱい飲んでね。いつなら大丈夫?」
という、ありがたさでいっぱいのメールをりっちゃんからいただいていたのですが。
忙しかったもんで。 返事してなかったんですよ。 こんなにやさしいメールを、平気な顔で放置する冷たい人間じょりぃ。
で、一昨日。 仕事のメドもついてきたので、りっちゃんに電話をしてみました。
ぷるるるる ぷるるるる ぷるるるる・・・・「ただいま、電話に出ることができません」
あ、そうですか。
まあいいか。ということで、また放置。
そうしたら、一夜明けて、りっちゃんから電話をかけてきてくれました。 ナンバーディスプレイを見たら、携帯から。うちの有線の電話の方に。 これは申し訳ない。
「あ、ごめん。ワタシの用事だから、かけ直すよ」 「あ、いいの。大丈夫だから」 「待ってて」 「ホントに大丈夫だから。 だから あの あっ 切らないでっ」
「・・・・・・・・・・(萌〜〜)」 「もしもし?」 「か、 か、 かわい〜〜〜〜〜〜」 「え」 「『あっ 切らないでっ』だって」
今の「切らないでっ」って、女好きの自覚のある人であれば、男だろうが女だろうが「めろ〜ん」となってしまうこと確実!というかわいらしさ。
「え? あ ええと、じゃあ、作戦成功ってことで(笑)いいのかな?」
りっちゃんて、細い声で、すごく恥ずかしそうに話すので、なおさらかわいいんですよねえ。
「メールもらいっぱなしで、返事もしなくてゴメンね。 ちょっとここ何日か忙しくてさ、いつ行けるかっていう返事がしづらかったもんだから」
言い訳じょりぃ。 いつ行けるかわからなくたって、返信くらいするのが礼儀ですが。 それができないワタシ。 特に携帯メールはダメ。 面倒。 親指が。
「あ、ううん、いいの。 じょりぃちゃん忙しいから、無理だろうなと思ってたし・・」
けなげ。 ていうか、この人ってなんでいつもこんなにかわいげなこと言うのかしら。 きっと誰にでも言ってるんだと思うんですけど。 気を持たせるつもりではなくて、たぶんりっちゃん特有の控えめなやさしさと、少々の自信のなさのなせる技で。 罪つくりですね。 男性なら襲いかかりたくもなろうというものです。 なのにりっちゃんは誰にも恋しない人(たぶん)。 えっち?なにそれ?鉛筆の芯の固さ?てな具合です。 ワタシが何年か(勝手に)翻弄されつつ、りっちゃんの尻を追いかけてしまったのも無理もないという話ですよ奥さん。
「そんな。 りっちゃんのためなら、仕事なんて全部燃やして会いに行きます」 「・・・・今まで返事くれなかった人が言うセリフじゃないよね?(笑) 気を使わないで」
ぎゃふん。
iプチ姫が、りっちゃんにすごく感謝してて、なぜかワタシのところにビールがきたんだよー、という話をしましたら。
「短期のバイトでよかった☆」とりっちゃん。 「なんで?」 「化けの皮がはがれる前にってことで、いいタイミングだったかも(笑)」
そんなことはないでしょうけど。 iプチ姫は、りっちゃんのこと本当に評価していましたし、「とにかくかわいーのー」と言ってましたしね。 iプチ姫にとって、何かが「かわいいか、かわいくないか」というのは、仕事をする上でも実生活上でも、すごーく大事なファクターなのであります。 そのお眼鏡にかなったりっちゃん。 顔の造作は特に美人てわけじゃないんですけどね。<失礼か やはり、雰囲気が良いのでございましょう。
まあ、そんなこんなで。
ワタシ、明日は久々にりっちゃんとデエトでございます。 そういえば、ワタシったら先日、りっちゃんから熱烈な「ちゅー」をされちゃう夢を見たのでした。 それはもう、熱烈。 痛いほどのちゅー。
正夢になりますように。(なりません)
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