今日も今日とて
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先日、妹のメエがやってきまして。 未だに妹がかわいくてかわいくてしかたないじょりぃなんですが。 相変わらず彼女もアフォでした。安心。
おしゃべりの中で、「お習字」の話が出まして。 メエはずーーーっと習字やってたんですが、ヤンキー宣言して以来、習字もやめてしまい、硬筆なんかはひどいクセ文字になりまして。 かつて字がうまかった娘とは思えないほど、頭の悪そうな字に。
以降の会話は、「のんびりのたくた」とした頭の悪そうな雰囲気を思い描きながらお読みいただけると、じょりぃ姉妹の会話としての臨場感も格別でございます。
「まだ毛筆ってできるの?」とワタシ。
「うん! ペンとかはからっきしヘタクソなんだけどさー、毛筆だとまだまだイケるんだよねー不思議なことに」
「それはおもしろいね! ・・・仕事で筆文字が必要なことが多いんだけどさー、じゃあ今度書いてよ。バイト代出すから」
「でも、すごい正当派な字しか書けないよー」
「少し崩してほしいんだよなー」
いわゆる「味のある字」がほしいじょりぃ。
「崩して欲しいなら長男に書かせれば?(笑)」とメエ。
「味がありそうだね」
「うん。超マジメに書いても、他にない味わいが出ちゃうの、彼の場合」
「ヘッタクソだもんねー」
「うん。 4年のときの習字の展示のときもさー、『子牛』ってお題だったんだけど、よその子はヘタはヘタなりに『子牛!』って感じに、でっかくて元気なのが多かったんだけど」
「ふんふん」
「長男のは『 子 牛 』って感じで、もう、生まれたての足がふらふらしてる子牛って感じの弱っちい字で、大笑い」
「わはははははははははは」
「で、家に帰ってきてから、習字、周りの子と違ってて、なかなかよかったねー、って話したらさ」
「うん」
「『あれはまだいい方だったんだよ。 ボク、ずっと間違えててさ、書き終わって周りを見回したら、ボクだけ牛子って書いてたんだ。ふふふ』って照れ笑いしてんの」
「牛子・・・・・・・牛子って・・・・・・・人間?」
ていうか、「おかしいな」と思わなかったんでしょうか。 思わなかったんだろうな・・・。 しかもきっと、さぞ弱々しい「牛子」だったんだろうな・・・・。
頭の悪い血筋が脈々と受け継がれているようで、DNAの恐ろしさを思うとともに、ニヤニヤと嬉しい気持ちになるじょりぃでありました。
ていうか、長男、今度は中学生になることだし、もうちょっと勉強しようよ。頼むよ。
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