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2004年01月19日(月) 甥っ子の習字

先日、妹のメエがやってきまして。
未だに妹がかわいくてかわいくてしかたないじょりぃなんですが。
相変わらず彼女もアフォでした。安心。

おしゃべりの中で、「お習字」の話が出まして。
メエはずーーーっと習字やってたんですが、ヤンキー宣言して以来、習字もやめてしまい、硬筆なんかはひどいクセ文字になりまして。
かつて字がうまかった娘とは思えないほど、頭の悪そうな字に。

以降の会話は、「のんびりのたくた」とした頭の悪そうな雰囲気を思い描きながらお読みいただけると、じょりぃ姉妹の会話としての臨場感も格別でございます。

「まだ毛筆ってできるの?」とワタシ。

「うん! ペンとかはからっきしヘタクソなんだけどさー、毛筆だとまだまだイケるんだよねー不思議なことに」

「それはおもしろいね! ・・・仕事で筆文字が必要なことが多いんだけどさー、じゃあ今度書いてよ。バイト代出すから」

「でも、すごい正当派な字しか書けないよー」

「少し崩してほしいんだよなー」


いわゆる「味のある字」がほしいじょりぃ。


「崩して欲しいなら長男に書かせれば?(笑)」とメエ。

「味がありそうだね」

「うん。超マジメに書いても、他にない味わいが出ちゃうの、彼の場合」

「ヘッタクソだもんねー」

「うん。 4年のときの習字の展示のときもさー、『子牛』ってお題だったんだけど、よその子はヘタはヘタなりに『子牛!』って感じに、でっかくて元気なのが多かったんだけど」

「ふんふん」

「長男のは『 子  牛 』って感じで、もう、生まれたての足がふらふらしてる子牛って感じの弱っちい字で、大笑い」

「わはははははははははは」

「で、家に帰ってきてから、習字、周りの子と違ってて、なかなかよかったねー、って話したらさ」

「うん」

「『あれはまだいい方だったんだよ。
ボク、ずっと間違えててさ、書き終わって周りを見回したら、ボクだけ牛子って書いてたんだ。ふふふ』って照れ笑いしてんの」

「牛子・・・・・・・牛子って・・・・・・・人間?」


ていうか、「おかしいな」と思わなかったんでしょうか。
思わなかったんだろうな・・・。
しかもきっと、さぞ弱々しい「牛子」だったんだろうな・・・・。


頭の悪い血筋が脈々と受け継がれているようで、DNAの恐ろしさを思うとともに、ニヤニヤと嬉しい気持ちになるじょりぃでありました。

ていうか、長男、今度は中学生になることだし、もうちょっと勉強しようよ。頼むよ。


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