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2003年12月23日(火) |
クリスマスプレゼントにまつわるつまんない話 |
いくらじょりぃが仕事がキライとはいえ、やはり12月ともなると少々働かなければならないようで。 オマケにアタクシ、先月は大赤字を出しておりますおほほほほほほほ。 今月がんばらないと、年が越せません。 米味噌醤油に困ることは幸いなさそうですが、やれクリスマスだ、やれお年玉だと、怒濤の「お子様攻撃」から身を隠す隠遁生活を送らなければならなくなってしまいますからね。
てなわけでクリスマスもお正月も大嫌いなんですが。
貰うばかりだった頃は、大好きだったんですけどね。 ワタシったら、いつの間にこんなに大きくなってしまったのかしら。 ホント残念です。
そして、何がいちばん憂鬱かって、クリスマスプレゼントの調達でございます。子供たちの。 正確には妹の子供3人。 プラス、ナナの子供3人。 なっちゃんからもきょんからも「やる必要なし!(特にナナ家)」と言い切られて肩身が狭いじょりぃなのですが、たぶんいいカッコしたいという欲が強いのでございましょう。 「今年からはあげないよ」というスタンスを取ることができません。 結果、毎年プレゼント調達にイライラしているという、クズ人間でございます。
で、毎年誕生日やらクリスマスやらの一週間前には、甥っ子姪っ子からリクエストファックスが届きます。 今の子が何がほしいのかさっぱりわからないので、無駄金使うよりは、そのほうがいいかなと思って送るように指示したのですが。
たいてい、指定されているオモチャがどんなものなのか、さっぱりわかりません。
ロックマンエグゼフォーってなんですか? 何語? レッドとかブルーって? ゴレンジャーの話ですか? 夢ねこって、なめネコの親戚? 次女よ、オマエはエライ。「本」て。 しかも厚くて文字がたくさんあるのがいいのよね? アナタがいちばんワタシに似てるのね。欲もないし。よちよち。
てなわけで、今年もそれを壁に貼りつつ「うがああああ見つけに行く間がないいいいいい」と焦りまくっていたのですが。
今年はナナから、ありがたいお申し出が。
「今年は? またメエちゃん(妹)ちから、リクエスト来たの?」 「来た。 壁に貼ってある」 「てことは、まだ買ってないんだ?」 「うがああああああああああああ」 「なに?」 「いつもその買い物が苦痛なんだよう」 「あはははははは。わけわかんないんでしょ」 「うん」 「あたし、見つけて買ってきておいてあげようか?」 「え! ホント?!」 「うんいいよ。どうせついでだし」 「ありがとうありがとうありがとうありがとう」 「(笑)」 「ホントに、どんなにワタシがありがたいか」 「わかったわかった」<どうでもいいらしい
ありがとうナナ! キミは天使だ!
悪魔だけどいつもは。
メエ次女の本だけはワタシが選んで、ロックマンなんたらと夢ねこは、ナナにお願いすることに。
ああ、楽だ。
金曜日に途中の報告がナナから入りまして。 4軒ほどハシゴして、どっちも買えそうだよーと。
そして今日の午前中、プレゼントを引取に行くことになっておりましたので、玄関先でちょっと話しておしまいくらいの逢瀬だというのはわかっていたのですが、「久しぶりに会える。ふふ」とじょりぃ、買ったばかりの自慢の服に着替え、鼻歌を歌いながら「これから行くね」とお電話。
「あ うーーーーん。 わかった」
何このビミョーな返事。
「行かないほうがいい? 時間ずらそうか?」 困りますが、ホントは。 「ううん。大丈夫。 大丈夫なんだけどさー・・・・」 「何?」 「これから、ちょっとお風呂に入ろうかなーなんて思ってたもんだったから」 「はあ」 お風呂ですか。 「じゃあ、長女にことづけしておくから、勝手に持っていってくれる?」
がああああああああああああああん。
玄関先ですら会えないんですか奥さん。
「ん。 わかった 」 「じゃあね」
がちゃん。
け。
着替えまでしちゃったのによう。
まあいいですけどね。 ワタシが勝手に決めた時間でしたし。
40分かけてナナ宅へ着くと、車から降りないうちに玄関から「じょりぃちゃああああああああああん!」と末子ちゃんが飛び出してきまして。
「やあやあこんにちは」 「こんにちは。 あのねえ、わだしあさってたんじょうびだよ」 「知ってるよ。プレゼント持って来るよ」にっこり。 「わだしのこと、抱っこしてみて」 「はい。 ぃよいしょと」 重い。 「重くなった?」 「重くなったね」 「あさって5歳になるから、それでちょっと重たくなったんだと思うよ」 「あさって5歳になるんじゃ、今日はまだ軽くていいはずなんじゃないの?」 「今日から重くなれば、じょりぃちゃん、今日うちに寄っていってくれるんでしょ?」
なんてアタマのいい娘なんでしょう。 文脈はメチャクチャですが、「ワタシに抱っこさせ」「あさっては自分の誕生日だとアピールし」「今日も誕生日同然なんだから、寄っていけと理由をつける」という、彼女の欲求をすべてこの何往復かの会話で満たしております。 じょりぃ、見習わなければなりません。
そして、ナナは約束どおり、風呂に入って出てきてくれず、長女ちゃんからブツの受け渡し。 長女ちゃん、いつもありがとう。 てなわけで、そのまま帰宅。とんぼがえり。
着替えまでしただけに、むなしさもひとしおでございます。いえ〜い。
25日、とりあえず、末子ちゃんにプレゼントを渡しに行くよ、とナナとも打ち合わせ済みなんですが、この調子だとあまりハピネスな展開を予想しておかないほうが良さそうでございます。
そうでなくても 「25日にナナんち? アンタ子供に入れ込みすぎなんじゃないの〜? 末子ちゃんが泣く? じゃああたしも泣こうか? 泣きましょうか? どうするのそしたら」と、めずらしくきょんから冷ややかな視線を送られているじょりぃであります。 (「泣きたいなら泣けば」と微笑みながら答えた、相手のやりたいことを尊重するやさしいじょりぃであります) 「子供に」というところでみなさまの失笑を買ってしまいそうな気もするじょりぃなんですが、25日はナナに関係なく、子供たちのためにきょんとの時間を犠牲にする所存であります。 だから、いーの別に。 25日ナナがいてもいなくても。 ワタシのこと「あ、いたの?」みたいに扱ったとしても。 そもそも慣れてますし。 はははははははははははははははは(乾)
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