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2003年12月19日(金) きょん、K姫に初遭遇

今日初めてここにいらした方には、さっぱりわけのわからないタイトルでございますが。
ていうか、いつもこんな具合に初心者に不親切なワタシのテキストでございますが。
わからない!という初々しくて抱きしめたくなってしまうようなそこのアナタ様は、「登場人物紹介」 を読んでくださると、来店ポイントが10ptアップするというウワサでございます。

さて。
愛人プロジェクトの会社が、また新規プロジェクトとしてお店を始めました。
和食の食べ物屋さんです。
そのお店の責任者のひとりとして抜擢されてしまったK姫。

今までの仕事はそのまま続行しつつ(とある施設の管理責任者)、新しい店の管理まで。
どうしてワタシのまわりの人って、こんなに忙しいんでしょう。
ワタシったら、ひとりでのんびりしていて、なんだか申し訳ないような気分でございます。

「その店のオープンの前日に、オブザーバーとして、店に食事に来てほしい」と社長から事前に依頼をいただいておりましたワタシとiプチ姫。
めんどくさいなーと思いつつも、久々にK姫&iプチ姫に会えるということで、ちょぴりウキウキと出掛けていったわけですが。

iプチ姫が「遅れます」とメールを送ってきたので、ひとりで時間どおりに店に入ると
「いらっしゃいませ」とニッコリ登場したK姫。


!!!!!!!


いつもは黒を基調としたフェミニンな服装ばかりのK姫が、店のユニフォームに身を包んで登場。
ユニフォームは、紺の頭巾に、紺のハッピ、緑の前掛けをキュッと締め、細身の紺のパンツ。
粋で、小僧風味の衣装。


か、かっこいーーーーーーーーーー!!!!


ボーイッシュというか男前というか。
いつもとは全然違う雰囲気でにこにこと微笑んでいらっしゃるK姫。

ワタシは基本的に、フェミニンな女性の方が好きなんですが、いつもフェミニンな人がこういう装いをすると、なんだかとても色っぽいですね。艶っぽいというか。

「カッコイイ! K姫!」
「ふふふ」 またこの人が否定とか謙遜とかしないんですわ。
「へーえ。 雰囲気変わりますねえ。 こういうのも似合うんですね」
「若い頃はボーイッシュで売ってたのよっ」<得意そう

売ってたんですか。
買わせてください。
えらく高値をふっかけられそうな気もしますが。
幼さの残るK姫のボーイッシュ姿。
み、見たい。


かーなーりー遅れて、iプチ姫登場。

「ごめんなさーい。 じょりぃさん、待っちゃった? あれ?ひとりぼっち?」
「はい。さびしゅうございました」
「ホントにいつもひとりでぽつーーんと待ってるのねじょりぃさん」と楽しそうなK姫。

だからっ。
いつもアナタたちのせいでひとりでぽつーーん状態になってるんですってばっ。
反省してくださいまったくもう。

しかし、このときのK姫ったら、もう「ひとりでぽつーーん」のワタシのことがかわいくてかわいくて仕方ない!という顔をなさっていてですね。
というのは、まったくもってワタシの気のせいなんですけど。願望。妄想。夜なのに白昼夢。


そしてお料理をおいしくいただき。
最初はスタッフのサービス内容などに目を光らせ、メモを取ったりしていたワタシたちだったのですが、「社長は今日は来れないんですって」という情報を入手したとたん、仕事は放り投げて、飲みに専念。

「こんなふうにふたりでのんびり飲めるとは思いませんでしたねー。ラッキー」
と、ふたりでにこにことおしゃべり&食べ&飲み。
たまにK姫もワタシの隣に「ちょん」と座っておしゃべりしたりして。

あの、お持ち帰りはできないんですか? いえ、食べ物でなくて、K姫。
と、申し出たくなって困りました。

さんざんタダで飲み食いしたあと、
「最近、のんびりスーパー物色するヒマもないんです」というiプチ姫に付き合いまして、24時間営業のスーパーでぶらぶらとデエトして、解散。


翌日はきっちり二日酔い。
飲みすぎました。
人様の金で。
人様の金だからこそ。



で、本日。
オープンしたてだから、盛り上げて差し上げねば!ということで、きょんを連れてふたたびその店へ。
おとといその店で二日酔いになったばかりなんですが。懲りないワタシ。

店に入ってすぐのレジに、K姫が。
「いらっしゃいませ」とお辞儀をしてくださったので、ワタシも深々と3倍返しくらいのお辞儀を。
オーダーに悩んでいると、K姫が席にいらしてくださいまして。

「さっそく来てくれたのね。ありがとう」
「いえ、おいしかったものですから」
「あ、お友達?」
「はい」
「どうもはじめまして。Kです」
K姫、にっこり深々と、きょんにご挨拶。

きょん

「え!!!」

なんだかすんごい驚きようです。

気を取り直して、きょん
「あ、はじめまして。きょんです。 あの、いつかはディズニーシーのおみやげをありがとうございました」
K「あら」
じょ「この人があのせんべいを食べました。ありがとうございました」
きょ「K姫さんて、わ、わ、若い! ですね」 きょん、激しく動揺。
K「(笑)」 だから、否定とか謙遜とかは?
じょ「ね。 若いよね」
きょ「アルバイトのムスメかと思ってました」
K「若いスタッフが多いから、気を浴びてるのかしら」
じょ「吸い取っているんでしょう。根こそぎ」
K「(笑) じゃ、あたしがいると、メニューが決められないでしょうから、いったん戻りますね。また来ます。ゆっくりしていってくださいね」

K姫、仕事へ。

きょん、
「ちょっと! ホントに若いのね!」
「うん。 そう言ったじゃん」
「いくつ? 40って言ったよね?」
「うん。なりたてだけど」
「20代だよーどう見てもー」
「小ジワとか、ないのよ」
「うん。つるっつるだった」
「激務のせいか、やせたので、なおさら若く美しくなられたようだ」
「きれいだねー。写真で見るよりきれいだよね」
「納得してもらえて嬉しいよ」
「納得したよ。 くそーーーーー。なんだかくやしーーーー。若くなりたーーーーい」

じょりぃったら、いつもあんなにきれいな人と仕事してるわけ?きいいいいいい!

というたぐいの嫉妬心はまったくなかったようですが。

「きれい、若い、ずるい!」という嫉妬心は燃え上がったようです。

もはや定番となりつつありますが、じょりぃ、まるで無視。


いいんですけどね。
気楽で。


というわけで、「じょりぃの話聞いてる限りでは、K姫って何様って感じでいけすかないわ!」と思っていたきょんだったのですが、先日のディズニーシーで、ワタシ経由でK姫におみやげを貰った時点で「いい人?」とちょびっと評価が上がり(すぐ食べ物につられるんですわ)、本日のK姫の丁寧な応対で「なんだ!いい人なんじゃん!美人なのが気に入らないけど(このへん、すごくヘテロっぽい)」と、一気にいい人扱いに。


さて。

きょんのK姫の評価があがったことにより、
ワタシは今までよりもK姫とデエトしやすくなったのでしょうか。
しづらくなったのでしょうか。


女心 というより「きょん心」は、未だにワタシにははかりしれません。
でもたぶん、しやすくなったように思います。
てことにしておきます。


本日の日記の要約。

K姫の男装が見たいはぁはぁ。

と、結局のところ、ワタシのはぁはぁ日記でございました。 けろりん。


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