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2003年11月06日(木) 旅行の報告をしつつ、りっちゃんのご紹介

なっちゃん慰安の社員旅行も兼ねて、温泉旅行に行ってまいりました。

メンツは、なっちゃんとワタシ、それに、ふたりの共通の友人「りっちゃん」。

ここでりっちゃんのご紹介を。

りっちゃんは、高校の同級生。
なっちゃんとりっちゃんは、確か高校1年のときに同じクラスで、そのときに仲良しに。
部活も一緒だったようです(文化系の部活)。
なっちゃんよりも「ぽわーん」とした、癒し系のヒトで、男性にもてるのはもちろんですが、同性からもとても好かれるタイプ。
とはいえワタシは高校の時はりっちゃんとはまったく接触がありませんでした。

高校を卒業した18の初夏に、なっちゃんちでいつものようにまったりと遊んでいたワタシだったのですが、その日は高校時代の仲良しがなっちゃんちに遊びにくる、ということで、その子たちと入れ違いにワタシはなっちゃん宅を去ることに。
ほとんど顔を知っているメンバーだったのですが、その中で見覚えのない、びっくりするくらい色が白いきゃわいい娘を発見。

色白で髪は栗色のウェーブロング、目は奥ぶたえで超切れ長。口は大きくて歯並びがキレイ。おまけに背が高い(<ワタシ的にとてもポイント)。

翌日なっちゃんに「あのキレイな娘を紹介してして」と甘えるじょりぃ。
「なんで? また口説く気?」
「うんうん」<人非人
「(ため息)はいはい」<あきらめ

当時のワタシは、「自分は彼女を独占して当然。でも自分は縛られるのはゴメン。二股三股はあたりまえ。口説けば誰でも自分に夢中」と何か大きな勘違いをしていたハナモチならない人間だったので、まあ、そんな行動を平気でとっていたわけなんですが。
若くて未熟であるということはおそろしいことですね☆

というわけで、りっちゃんにアプローチ。
好き好き攻撃をしかけたのですが、ずーーーーーっとビミョウな関係のまま。今にいたります。
流れ星を見たときに一緒に温泉に行っていたのも実はこのヒトです。

りっちゃんは男性からもてるのですが、なかなか特定な相手をつくらないため「これはもう、じょりぃを好きだからですねっ」と勝手に勘違いしていたのですが、どうもりっちゃんは、Aセクなのかもしれないな、と最近では思っております。
そんなりっちゃんは、もちろん独身。
かわいいのに。家庭的なのに。でもたぶん、セックスは死ぬほどキライなはず(知らないけど)。
キスとか、できているのかなぁ。余計なお世話ですが。

ナナと再会してからは、ワタシもめっきりりっちゃんと接触を持つことが少なくなってしまっておりまして。
しかしもう、すっかりつきあいも長くなったりっちゃんですから「じょりぃちゃんて勝手」と思いながら、自分も困ったときや相談したいときだけ甘えてくる、というお互い勝手なスタンスで今もなお友達づきあいが続いております。

ということなので、りっちゃんはワタシがバイセクシュアルであり、実に信用ならない人間であるということもよーうくご存知のヒトなので、今回の旅行も「あの女の子の尻がかわいかった」とか好きなこと話せて大変ラクでした。

りっちゃんの紹介が長くなってしまいましたが。
ワタシの人生において大切な人なのでつい。 お許しください。


さて、温泉。

実はこのメンツで「温泉」旅行は初めてでございまして。
3人でよくあちこち出掛けたというのに、なぜかな?と思ったのですが、この3人がよく行動を共にしていたのはまだ10代から20代の頃。
おそらく「お金がなかったから」だと思います。
温泉て、昔はもっとお金のかかる遊びでしたよね。



で、さて、温泉に入ろうじゃないか、という段になって。
もちろん、二人はワタシが「一緒に入れない」ということは大変よくご存知です。

「二手に分かれようじゃないか。ワタシが最初に大浴場に行って来るから、ふたりは檜&露天のほうへ行ってらっしゃい」
としきるじょりぃに、ふたりして
「え?!」

じょ「なに、その反応」
なつ「あたし、りっちゃんと入るのイヤだー。ひとりがいい」
りつ「あたしもなっちゃんと入るの、ちょっと・・・」
じょ「なんだいキミたち。 いやらしいよ?」
なつ「だってりっちゃん細いんだもーん。やだー」
りつ「なっちゃんのほうが細いよね? あたしだってやだよー」
じょ「なんでワタシには誰も『じょりぃちゃん細いからやだー』って言ってくれないのかしら」
なつ「はいはい」
りつ「じょりぃちゃんはやらしーからヤ」

あらまあ。
なんてことでしょう。

30をとっくに越えた女どもが、何をそんなに恥ずかしがっているのか。

しかしまあ、ローテーションを工夫して、なんとか3人バラバラに入ってきました。
他人事だとたいへんアホらしいですね。「一緒に入るのやだー」って。


とまあ、そんな具合に楽しく一泊過ごしまして。

ワタシはヒマさえあれば、きょんとナナにメールを送っていたので、ふたりから「いったい何をそんなにメールばかりしてるわけ?」とあきれられてしまいました。

りつ「じょりぃちゃん、たくさんメールしなきゃならない相手がいて大変ね」<イヤミ
じょ「このようにせっせとメールしないと、じょりぃの存在なんて簡単に忘れられてしまうもので」
なつ「じょりぃちゃんはネットジャンキーなんだよりっちゃん」
りつ「ねっとじゃんきーって何?」
なつ「ネット上で、人と関わっていないと落ち着かない変態なんだよ」
りつ「(笑)さびしがりに拍車がかかったの?」
じょ「ワタシがさびしいと感じるのは、りっちゃんから連絡がこないときだけですから(にっこり)」
りつ「そう言ってる割には、最近全然あたしに連絡寄こさなかったよね?(にこにこ)」
じょ「・・・・・・・・・・」

なんてバカにされながらですね。
ナナに「○○温泉も高速使えばなかなか近くて良いです。今度ふたりで来ましょう。次は良い宿を手配して、優雅にのんびりしましょう」なんてことをふふふと思いながらしゃあしゃあと送ったりしていたのですが、返事はあっさり「うん、任せたし。とにかく楽しんできてください」なんてモンだったりします。

で、ナナにメールで「おみやげはおまんじゅうかりんごって感じだけど、どっちがいい?」と訊きましたら「じゃありんごで」ということだったので、帰りの道中に直売所でりんごを買いまして。
4〜5種類のりんごを売っていたのですが、りんごの味にうるさいナナのために、モノグサのワタシが全部試食して吟味して決定。

「じょりぃちゃんが、そんなにマジメにおみやげを選ぶなんてめずらしいよね?」と、りっちゃん。
「この人、いっつもナナちゃんの顔色うかがってるから。カッコ悪いんだよ」と、なっちゃん。
そうです。顔色うかがっててカッコ悪いんです。
「りっちゃんは、ナナちゃんのこと知らないよね?」となっちゃんがりっちゃんに尋ねまして。
りっちゃん「ううん。知ってる」

やば。

ワタシ、なっちゃんには「ナナのことが好き」ということは話していないんです。
やっぱ、「あたしとつきあっていながら、そんな、ずーっと思っている人がいたなんて」と思わせてしまったら悪い、という思いがありましてね。
それにきょんと毎日顔を合わせているなっちゃんに、ナナのことを話しておくのもちょっと気が引けたんです。
なんかそれって、きょんに失礼だよな、なんて思いから。
そもそも他に好きな人がいるというのが、大変失礼だ、というのはもうこの際あきらめていただいてですね。

でも、りっちゃんにはナナのことはずっと前に話してあったりします。
「ずーっと好きな人がいるので、ワタシのことは好きになっちゃダメだよ。ワタシはりっちゃんのこと好きだから好き好きって言うけど、りっちゃんはワタシのこと好きになっちゃダメ」という、わけのわからない口説きを展開していたものですので。

なので、ここでりっちゃんが「ナナちゃんて、じょりぃちゃんがずーっと好きな人でしょ?」なんて発言しちゃったらどうしよう!とビビッたわけですが、ワタシの周りの人って見事なまでに余計なことを言わない立派な人たちなので、ここでもセーフ。

とはいえ、「なんで何の接点もないりっちゃんが、ナナちゃんのこと知ってるわけ?」となっちゃんは思ったはずだと思うのですが、なっちゃんも立派な人なので、余計なことは言わず。
まあ、「最近じょりぃちゃんは、ナナちゃんにご執心」くらいはとっくのとうに気付いているであろうなっちゃんですので、「まあ、なんかワケありなんでしょ」と思って流してくれたんだと思うんですけど。

ダメ人間のまわりでは、立派な人たちが見守ってくれる、世の中の素敵なシステム。
助かっております。



帰りの足でナナにりんごを届け、ナナにりっちゃんを紹介したりなっちゃんがナナの庭造りをほめたりして。
なーんか落ち着かないワタシは末子ちゃんとずっとおしゃべりしてお茶を濁しつつ。

そのあと、なっちゃんとりっちゃんを家まで送って、解散。


体よりも精神的にぐったりしているのはなぜなんでしょうか。
答は「自業自得」なんですが。


というわけで、とりあえずリフレッシュしてきたじょりぃであります。
楽しゅうございました。

りっちゃんがまた最近、ちょっとつきあってた男性を振った(なんだかいつも2〜3ヶ月しかつきあっていないような気が。つきあった男性の「数だけ」なら、ワタシのまわりの人はりっちゃんにはかなわなそうです)上に、現在無職となりましたので、これからちょこちょこと接触の機会が増え、日記などにも登場することが多くなりそうな気配です。
そんなわけで、温泉旅行の報告を兼ねて、りっちゃんをご紹介させていただいた今回の日記であります。
この人もトテーモおもしろいキャラなので、ネタに使わせてもらおうという魂胆なんかじゃありませんよもちろん。


そしてきょんには相変わらずおみやげナシ。
「ちょっとかわいそうなんじゃないのー?」と、なっちゃん&りっちゃんに罵倒されながら。

ワタシの無事な体ひとつ。
これがホントの愛のおみやげでございます。
なんてことはホントはちっとも思ってなくて、めんどくさかっただけなんですが。
明日あたり、おいしいものでも食べに連れて行ってきます(ワンパターン)。


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