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2003年06月22日(日) 出て行かれてしまったら

本日はきょんと、おいしいカレー屋さんで夕飯。
一緒に暮らしていながら、ワタシの仕事が忙しかったり、こんな具合にこっそりと更新作業をしていたりするので、ゆっくり話ができるのは外食時くらいなのです。
なのでふたりとも、外食大好き。
なのでいつも、お金ピーピー。
エンゲル係数の高い我が家でございます。
それもこれも、愛のためということで。って、ワタシ誰にむかって言い訳しているのでしょうね。

忙しかったので、ホントは出掛けたくなかったんですけどね。
虫歯治療中のせいで、口の中が痛くて食欲もなかったし。
話すのも一苦労でございます。あぐあぐあぐ。

でもきょんが、本日夕刻になってきたころ
「あーあ。今日、せっかく休みだったのに、どこにも出掛けられなかった」
なんて呟きましてね。
「じょりぃと一緒に」出掛けられなかったのをしょんぼりしてたわけではないんですが(たぶん)。
「一日をムダに過ごしちゃったなー」なんて、道ばたの石ころを蹴飛ばすような、たそがれ感を漂わせておりまして。

「そんな日もあるさ」
「んー」
「なにかおいしいものでも食べに出掛けましょうか」
「ホント?!」

きょんは食べ物で釣るに限るのです。元気が復活したようです。
さっきまでどんより暗くて「うう。吐くかも」とか言ってたくせに。

と、まあそんなわけで、食事と会話を楽しむワタシたちだったのですが。

「タマリンがさー、Tさんにも『離婚するかも』ってこぼしてたんだってよ」ときょん。
「え! じゃ、本気なのかな」
「ねえ」
「彼もびっくりするかな。意外と向こうも同じ気持ちだったりして」
「彼はさびしいって言うんじゃないのー。そもそもタマリンがそういうキモチになってるって気がついているのかな」
「気がついてないかもね」
「でもけっこう、別れたら別れたで、ふたりともあっさりいい友達になりそうだけどね」
「ワタシなら、きょんに出て行かれたら泣き暮らすね」
「え〜〜。        ホント?」
「しくしくしくと」
「平気そうなのに」
「何もする気が起きなくて、ごはんも食べられず、挙げ句の果てに、やせ細れないまま死ぬの」
「あはははははははははは。やせられないんだごはん食べられないのに。あはははは」
「最近、やせられなくてさー」
「ふふふ。 泣き暮らすんだー。 ふふ」
「嬉しいですか」
「べつにー。  でも出て行ってみちゃおうかな今度。じょりぃがイヤなこと言ったら」
「どうぞ」
「なにそれー!」
「引き留めませんよワタシは。アナタのいいようにしてください」
「・・・出て行かないと思ってるわけ?」 ムッとしてます。
「ううん。止めないだけ。その後泣き暮らしてやせられないまま死ぬ、と」
「あはははははははははははバカだアンタ」

そうですバカです。
そしてけっこう、実際出て行かれることになったら、なりふりかまわず引き留めちゃったりしちゃう気がします。
夢の中で一回それやってますしねえ。
もうホント、「バカッコ悪い」が得意なじょりぃで、たまに情けなくて折檻したくなります。このっこのっ。


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