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2003年05月28日(水) |
きょん、iプチ姫と不思議ちゃんに遭遇 |
先日の日曜日はなっちゃんが法事で仕事をお休み。 どうしてもその日は人手が必要だったワタシは、ワタシの仕事を手伝わせるために自分の仕事を休んでくれときょんに事前にお願いいたしました。
「きょん様にお願いがございます」 「イヤです」 「まだ何も言ってませんが」 「でもイヤです」 「あのね、25日に撮影があるの。休み取って手伝ってくれない?」 「イヤだって言ってるのにどうして用件言うの」 「なっちゃんが休みなのしくしく」 「シフト代われるかなあ・・・・言ってはみるけど・・・」 「あのね、今回のカメラマン、例のSさんだよ」 「え!Sさんて、あの、イケメンで性格もいいって言ってた人?」 「うん。ワタシが和製トム・クルーズとまで言った人。会ってみたいって言ってたでしょ?」 「会いた〜い」 「手伝えば会えるよ」 「手伝ってやろう」 「休みは?」 「取るよ」
ヘテロ女動かすのなんてチョロイもんです。という問題ではありませんが。
で、当日。
「不思議ちゃんEさんとiプチ姫もいるから、よろしくね」 「あい。 ・・・K姫も来るの?」 「今日は来ないよ」 「よかったー」 「なんで?」 「だって、なんか、コワイしさ。会いたくないよできれば」 「ワタシにはやさしいの」 「やっぱヤな女だよなそれって」
ヤな女なとこがいいんじゃないですか。ねえ。
現場に到着しまして。 カメラマンSさんは既に来ていて、現場チェック中。 朝に弱いワタシとSさんで、寝ぼけながら軽く打ち合わせ。 Sさんの会話のテンポや質はワタシと似ているので、ふたりしてすっとぼけながらネチネチと相手の痛いところを突くような、楽しいんだか攻撃しあっているんだかわからないような会話をひとしきりしまして。
Sさんがトイレに行った隙に、きょんに感想を聞いてみるじょりぃ。 「Sさん、どうよ。合格?」 「じょりぃの『イイ男』発言はあてにならないから心配してたんだけど、カッコイイねー」 「でしょ。でも彼はアタシのものよ。取らないでね」 「だってSさん、ゲイなんでしょ?」 「いや、ワタシのそれは希望よ、あくまでも」 「でもそれっぽいよね。なんか、清潔で気がきいてて」 「ね」 「顔、じょりぃに似てない?」
え。 ワタシまたやっちゃいましたか。自分似の男ビイキ。 ていうか、ワタシは全然かっこよくないですよ言っときますが。誤解や期待をしないようにしてくださいね。 顔立ち、顔のつくり、つうことですよ。 ていうか、あんなに顔が激しかったらワタシ、ショックなんですが。
でまあ、そのうちメンツも揃い、撮影も進んでいきですね。
途中、セッティングしていて、せっせせっせとキャンドルに火をつける、という作業があったのですが。
iプチ姫が作業中、自分の手にろうそくをたらしてしまい「あっつーい!」となりまして。 ワタシがそれを見逃せるはずがありません。
「いつものくせが」 「は?」 「いつもやってるんでしょうね」 「何をですか?」 「ろうそくプレイ」 「何言ってんの?」 「たらし方も熱がり方もじょーずだったもんだからつい」 「バッカじゃないの?」 「ワタシもいろいろなろうそくのたれる様を見てきましたけど、ここまで見事だったのは初めてだったので、びつくりしましたよ。よっ、ろうそくの女王」<棒読み 「もー。じょりぃさん、下ネタばっかり言ってるんだからー」<大声
「な、なにもそんな大声で。あ!みんなこっち見てる。言ってませんよ下ネタなんて!誤解しないでください!」あたふたあたふたあたふた。 ここは、たいへん上品は現場でございます。
「いっつも下ネタの話ばっかりー」
うそこけ! しないって! しかも、今の下ネタに入るんかっ。
「下ネタなんて、話さないでしょっ」 話しませんよ。品行方正じょりぃ。 「話しますよもー。最低」 あ、また最低って言われてしまった。
向こうの方でSさんが「じょりぃさん、そんなに下ネタばっかり話してるんですか。 意外だなあ 」と、ちっとも意外でなさそうに、やはり大きな声で。 言ってないって。 きょんは「じょりぃのアホ、何をやらかしたの」と、きょとんとした顔でこちらを見ております。 下ネタ嫌いの不思議ちゃんEさんは、ワタシと目を合わせようとしません。
ちょっとたってから、きょんが「さっき、何話しちゃったの?下ネタなんて。めずらしいじゃん」と訊いてきました。 「下ネタなんて言ってないもん」 「だから何言ったの」 「あのね、ろうそくたらして熱がってたからろうそくプレイが得意そうですねみたいにからかったの」 「そんだけ?」 「そんだけ」 「どこが下ネタよ」 「だから下ネタじゃないって」 「でもみなさんにはすっかり『下ネタのじょりぃ』として認知されてしまったね」 「ああ・・・こんなに上品なのに」 「iプチ姫の逆襲だね。しつこくしたんでしょ」 「へいそのとおり」
しつこいんですワタシ。わかっちゃいるんですが。 からかいはじめると、止まらなくなるんですよね。
撮影も終わり、一息つきながら、ワタシときょんと、不思議ちゃんEさんで軽く談笑を。
E「きょんさんて、犬の人ですよねぇ? 犬の人って。うふふふふ」<自分の言ってるコトにウケてるらしい。 きょ「え、ああ、はい。一応、犬関係の仕事です。あはは・・・」 じょ「犬の人」 Eさんの「犬」発言が「?」な方はこちらを読んでみてくださいませ。 E「やっぱり、犬になりたいとか、思うんですか?」 きょ「は?」 E「犬になりたいですか?」 じょ「フツウ思いませんよEさん。妖怪人間は人間になりたがりますが、人間は犬にはなりたがらないものです」 E「スイマセン。よくわからなかった。てへへ。じょりぃさん、たまに言ってることがわかんないです」 じょ「きょんもEさんの言っていることがよくわかっていないみたいですよ」 きょ「あ、いえ。大丈夫ですよ。あはは」 E「きょんさんは、じょりぃさんよりも犬に近いもん。ぷん」 じょ「そんなこと言われても、くやしくもなんともないんですけどいいですかそれで」 E「ああ、やっぱりこの時間にジェラード食べると寒いですね」 きょ「・・・・・・・・・・・・・・・」 じょ「ワタシ、鳥肌立ってますよこんなに。ほら」 E「Nさんちのうずらは元気だろうか。うずらの写真見ました?」 じょ「見ましたよ。かわいかったですね」 きょ「・・・・・・・・・・・・・・・」
まあ、慣れないと驚くでしょうね。
このあときょんが「Eさんて、仕事はすごくできるって言ってたよね?」と。 「うん。すごくできるの。信じられないでしょ」 「信じられない。・・・・じょりぃの仕事って、大変だったんだね。よくあれらの人たちと会話できるね」 「何を大変と言ってくれたのかと思ったら、そんなことですか」 「あたしじゃ無理だなあ」
いろいろありましたが、仕事に駆り出されたというのに、「楽しかった」と言ってくれたきょんに感謝でございます。
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