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「シカゴ」見てきました。 相変わらず1000円で。 車で5分のシネコンで。 良いところに住まわせていただいております。
いやもう、最高! ミュージカルにアレルギーのない方でしたら、すごい楽しめると思いますですよ。
けっこうブラックなコメディで、「ええんかいな」と、ワタシの心に住む偽善者的じょりぃのささやきがあったりもしましたが、本物のじょりぃは「ええぞええぞー!」と拍手。 レニー・ゼルウィガーは相変わらずの「ちょっとアホ」系キュートな女でかわいかったし、リチャード・ギアは自分と金のことしか考えてない悪どい弁護士が大変セクシーでチャーミングだったし(「オータム・イン・ニューヨーク」なんかに出た失点は忘れてやろう)ということで大満足でしたが、なんといってもたいした態度のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ姐さんがかっこよかったでございます。
出てくる人、みーんな悪い人。でも憎めないの。 いいですね、こういうの。 一見悪い人そうに見えて、実はこんなに根が優しい・・・という、ありがちな根回しもないのですよ。 みなさん、欲と金と名声にとりつかれて、最初から最後まで自分のことしか考えていらっしゃいません。 でも「くすっ」と笑えて、憎ませてくれない。 この演出が憎い。 もう、憎かったり憎くなかったり、大忙しでございます。
出てくる人みーんないい人で、ハートウォームで、わかりやすい感動を売りにする映画にアレルギーのあるワタシとしては(へい、ひねくれてるんでがんす)、楽しかったわー。
レニーとキャサリン、女二人が、最後の最後までたくましく、したたかに、しぶとく成功を追い求める姿とラストは、思わず拍手したくなるほどでした。 やっぱ、女はこうでないと。 ホント、ゴキブリ並でした。 またワタシ、ほめてるんだかなんだかわからないことになってますが、ほめてます。
またもやきょんと見に行ったのですが(仲いいわねーワタシたち、と自分でひやかしてみたが、これはノロケというんですかそうですか)、帰りの車できょんが 「早くDVD出ないかなー」と。 あのね、映画も封切りになったばかりだから。 先は長いよ。
さーて、仕事しなくちゃ。 ぐすん。
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