今日も今日とて
INDEX過去未来


2003年04月18日(金) 何しに来たの?

ゆうべ、ナナから携帯へメールが届きました。

明日、午前中家にいますか?

相変わらずそっけないメールでございます。
返信。

いますよ。

じゃあいく。

あの、スミマセン。
その他の都合は聞いてもらえないんでしょうか。
「お客は来ないの?」とか(けっこう仕事関係の来客が多いもんで)、「行ってもいい?」とか。

まあ、いいんですけど。
久しぶりに会えるわけですし。

そして本日の9時半。
電話が来まして。

「これから家を出るから」とナナ。

「は、はやいね」

「映画見ようかなと思って」

「・・・・(一緒に行こうってこと?)」

「2時には末子のお迎えに行かなきゃならないから、早い回のを見たいんだよね」

「そう」

「映画行く前に寄るから。これからすぐ出ます」

「は、はい」

というと、30分後には来てしまうな。

と思ったワタシがバカでした。
相手はナナでございます。
時間どおりになんて来たことありません。

結局、10時半に到着。

「はい。これ、借りてたビデオとかDVDとか。どうもありがとう」

「あ、そのために寄ってくれたの? いつでも良かったのに」

「ねえ、映画って、今何やってるの?」

「は?」

「これからだと何時のがあるのかな」

「調べろということですね」

「ありがとー」にっこり。

そのために来たに違いない。
ちくしょうめ。

「コメディがいいなー」というので「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を勧めてみるワタシ。

「じゃ、それにする。何時から?」

「10:55。もうすぐだね」

「ホントだ!  んーと、 じょりぃ、忙しいんでしょ?」

「一緒に行きたいけど、今日は無理」

「なんだー。つまんないなあ」

「急に言うんだもん。ゆうべ言っておいてくれればいいのに」

「ゴメンゴメン。 じゃ、行ってくる」

速攻、映画へ向かうナナ。
おまえ、何しにきたんねん。

「もしかしたら帰りにも寄るかもー」ぶろろろろろろーん(<エンジン音)


一緒にいた時間、正味5分。
なんだったのかしら。
また振り回されたのですねワタシ。

午後からなっちゃんが来て、いつもどおりお仕事。

一応職場なので、途中でプライベートが舞い込むことをなっちゃんに報告しておく、マジメなワタシ。
「あの、1時半頃、ナナがちょろっと寄るかもなんです」おどおど。
「えええ?」

なんでイヤそうなの、なっちゃん。
いつもは寛容なのに。
どうもナナに対してあまり心証がよろしくないようで。

で、1時半すぎ、ふたたびナナ登場。

「いらっしゃい」

「こんな時間になってしまったので、もう帰るね」

「あの、ていうか、今来たところみたいですけど」

「これ、よかったら食べて」 

あ、さしいれだ。「ありがとう」

「じゃあね」

なんだなんだと思いながら、車まで送るワタシ。

「キャッチ・ミー、おもしろかった?」

「すごーくおもしろかったよ! ホントマジで」

「デカプリオに恋してしまった?」

「うん。したした(笑)」  けっ。

そして、いかにおもしろかったか語るナナ。

「見たかったなー」

「そうだよー。一緒に来ればよかったのに」

「だって急なんだもん」

「(笑)ゴメンね」

そして去って行ったナナ。またもや正味5分(もないか)。

帰りは無理して寄らなくてもよかったんじゃないかという気がすごくしますが。
もしかしてワタシにちょっとでも会いたかったんでしょうか。
って、そうじゃないことはわかってますのでツッコミはけっこうです。
しくしく。

随分久しぶりに会えたので、もちろん嬉しかったんですけどね。
でも顔を見る間もないですわ、あれじゃ。

おまけに「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が見たくてしょうがない病に。
つくづく罪なヤツよのうという感じです。


---追記----

この夜、12時にナナから「長女とパパが大ゲンカしちゃって・・」と、超クヨクヨモードで電話がかかって参りまして、延々3時間。
ワタシも相当勝手な人間ですが、この人にだけはかないませんです。はい。

なに考えてんだかホントに。


じょりぃ |HomePage