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2003年04月07日(月) ひとりで勝手にブルー

今日は入学式でしたね。
ナナの長女ちゃんも、この春から中学生。
ということで、無理矢理時間を作り、ケーキを持って顔を見に行ってまいりました。
親子ともども心配だったので。

私がナナ家に到着したときには、長女ちゃんはまだ制服姿でした。

セーラー服ですよ。
やっぱいいですね、セーラー服。

いや、決してエロエロしい目で見たわけではないのですが。
(さすがに12歳の少女には萌えない。年上好きだし)

長女ちゃんもセーラー服が嬉しくて嬉しくてですね。
「見て見て!じょりぃちゃん!」と言いながら、くるくるくるくる回ってみせて、スカートがふわふわするのを得意そうにご披露しています。

楽しそうで何より。
じょりぃちゃん、心配してたのよ?
ていうか、今も心配。そんなにくるくるしてて、大丈夫?

「うえー。気持ちわり。まわりすぎたー」 やっぱり。

それにしても、このあいだまでランドセル背負ってた娘が制服になると、一気に大人びて見えますね。
ひとりで感動。中学生になったのかあ。
私とナナが出会った年齢に、長女ちゃんがなるなんてなー。感慨深いわー。

てか、なんか今ワタシ、おばさんクサかった? いけね。

ワタシが到着するとすぐにナナは「次女をお習字に送ってくるね」と出掛けてしまい。
子守にいそしむワタシ。
次女ちゃんを送って帰ってくると、今度はすぐ「長女を塾に送ってくるね」とまたお出かけ。

お母さんて忙しいのね。話す間もないや。いつものことですが。

ナナは「塾なんて必要なし」という考えの持ち主なのだけれど、長女ちゃんが塾通いを熱望し(勉強がしたいわけでなく「塾に通う」というシチュエーションに憧れたものと思われる)しかたなく許可したので、送り迎えが面倒で仕方ない模様。

で、帰ってきたら今度は食事の支度。
相変わらずワタシとは話せず。ワタシはもっぱら子守。

キッチンは対面式のカウンターキッチンなんだけど、カーテンがついていて、リビングからはナナの顔が見えないんですよ。つまんないったらありゃしないです。

「ねえ、これジャマじゃない?」と、カーテンをひたひた叩きながら、カーテン越しに話しかけるワタシ。
「ジャマ?」
「なんでせっかくのカウンターキッチンなのに、こんなものつけてんの?」
「あたしが一人になりたいときに来る場所だから、キッチンは。 なので目隠ししちゃった」
「気持ちはわかるけどさー。さびしいじゃん」
「さびしい? 誰が?」
「ワタシが」
「(笑) 考えときます」

絶対考えとかないだろおまえ。

ごはん食べてるうちに、パパも帰ってきて。
子供たちを寝かしつけるのもなぜかワタシがやりまして。

全然ナナとハナシができねーじゃんか。

子供たち寝てからはパパとナナと3人でちょっと話して。
というか、ほとんどパパ一人でしゃべってるんですが。

ナナは途中、「子供たちが寝てないみたい」と、2階へ様子を見に。
ワタシはパパと二人。

「なんか、土日風邪で寝込んでたんですって?ナナ」
「ああ。大丈夫だけどね。それに昼間寝てられるだろうし」
「今日は大忙しだったみたいですよ。それに、意外と昼間も忙しそうですよ」
「忙しくねーだろー。だって、何してるのかなーと思うよ、いつも昼間。家事だってそんな熱心なわけじゃないしっていうか、あいつサボりまくりだろ?」
「いや、それはワタシからはなんとも・・」ていうか、サボってるみたいですけど。
「そんでさ、俺が仕事で1時とか2時とかに帰ってくるだろ? あいつ、そういうときは気を使って待っててくれるんだけど、なんかここんとこ、何か悩んでるんだか、長い話につきあわされてさー。先週俺、ほとんど寝れてないんだよなー」

がーーーーーん。

今まではそういうときはワタシに電話してきてくれたのに。
「パパに話すよりも、じょりぃに聞いてもらうほうが安心する」って言ってたじゃん。(ウソかもしれんが)
なんだよー。ナナのバカー。

まあ、パパは「俺って頼りにされちゃってさ」的な話をするのが好きだし、話がオーバーになりがちなところもあるので、全部鵜呑みにできないとしても。
一気にブルーモードのワタシ。
実際、最近ナナからとんと連絡来なかったし。

すっかり遅くなってしまった帰り、車まで送ってくれたナナ。
やっと二人になれたのに、つーい、いじけたことを口走るワタシ。

「なんか、先週落ち込んでたの?」<相手の方を見ずに、ちょっと早口。
「落ち込んでないけど? なんで?」
「パパがそんなようなこと言ってたから。ママが話し込んでて眠れなかったって」
「パパが? なんて言ってたの?」
「忘れた」<ウソ
「あたし、落ち込んでたかあ?」
「パパの仕事が忙しかったんならさ、ウチに電話くれてもよかったのに」いじけているので、そう話しながらとっとと車に乗り込むワタシ。
「何を落ち込んでたんだろ。わかんないんだけど」
「ふうん」
「パパがそう言ったの?」
「違うかも。(<なんなんだ) ごちそうさま。またね」
「うん。・・・今日はどうもありがとう。おやすみなさい」
「おやすみー」 ばたん。ぶうううううう(<エンジン音)。

あー、おもしろくねー。
という、本日はつまらないブルー日記でした。
本人以外には「なにがブルーやねん」と思われてしまいそうなビミョーなとこですが。
ショックだったのよ、けっこう。


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