ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2001年06月15日(金) 〜Short story〜

     『T君との会話』


「ねー、結局のとこロボットって何の為の物かねぇ?」

「ん〜やっぱり、福祉介護、兵器、工業のためじゃないの?」

「このごろ、ペットロボットが流行ってるね。アレの行きつくとこは

 当然〈アレ〉だよなぁ!」

「??????」

「だから〈アレ〉」

「南極○号とか?・・・・」

「そうそう、女性用には、〈サラサラヘアージャニーズ君〉」

「何処までいっても人間の欲求は不偏ですなあ。」

「そんな社会になったら、よけいに少子化が進むかも。」

「だいじょうぶ! クローン技術が実用化するから。」

「自分のコピーを育てながら、ロボワイフ、ロボダディーと生活するの?

 それって、生物的にいかがなもんでしょうか・・・」

「男女が一緒に暮さなくてもよくなってしまう?」

「別々の国を創れば好いんじゃーないの?」

「・・・・アマゾネス国VSオトコ国の争いとか・・・・」

「どっちでもない人は、微妙ですな。」

「あんたは本物の女じゃないから、こっち入れて上げない!なんて。」

「そしたら、また別の国が生まれるね!」

「オ○マ共和国!!」

「ちょと行ってみたいなぁ〜。」

「マジ?? 無事に帰れるかな?」

「なあ? もともと何の話してたんだっけ?」

「新宿の独立運動とかじゃ〜なかったっけ?」

「そうそう、やっぱマイノリティーにも政治的発言権ないとなっ・・・・・・」


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