てくてくミーハー道場
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2016年12月26日(月) |
『十二月大歌舞伎』第三部(歌舞伎座) |
実は本日で五連荘であります。年末になって仕事も薄くなってきたので、反動がドドドと来ました。
歌舞伎座に入るのは何年振りであろうか。
去年は1度も来なかった気がするから、2年振り? いや、もっと振り?
もう覚えてない振りってことですね。
直前にゲ○不倫が発覚してしまった()神谷町の父子四人同時襲名披露興行も結局来なかったのは、別に×ス不倫にがっかりしたわけではなく(歌舞伎役者の不貞行為には甘いぼくはやはり古い人間なのであろうか)、時間をやりくりするほど熱意がなかったからで。
今月も、来られなければまあそれでもいいや、と思っていたのだが、知り合いが事情のため急に来られなくなったピンチヒッターとして入場。
五連荘目で平日だけど、第三部だけだから時間的に可能だし体力的にも楽だし、玉さんだしなかむらや兄弟(+α)だし。
なかむらや兄弟は今年四月に(忘れもしない熊本地震があった日)明治座で観てるからそんな久しぶりでもなかったんだけど、玉さんはまじ何年振りであろうか?
「生きる美の化身」「動く芸術」坂東玉三郎。
重要無形文化財保持者になって5年目。
化身であろうと芸術であろうと、生きている人間であるからして、玉さんでも歳をとる。
(き、急に何を言い出した・・・?!)
ぼくの記憶の中で超美化されている玉さんのままでいてくれるだろうか・・・?
というマイクロ(百万分の1)メートルの不安を抱きながら登場を待ちました。
「二人椀久」
大丈夫だった。←
玉さんカンペキだった。
と、思う(えっ?)
でも、ぼくの中の超現実な記憶が、ナノ(10億分の1)メートルだけ邪魔をした。
昔の玉さんだったら、もっと、人間味を排除した動きができてたんでは?(あまーりにー多くを望みすぎるよ〜♪c「夜のボート」)
ぼくが歌舞伎を観始めた時代に既にじいさん(こら)だった方たちなら、その辺、鷹揚に見れたんだよな。
動きが多少年寄り風味でも、「心の眼」で十五歳のお姫様にも臈長けた片はずしにも見ることができた。
玉さんみたいに、最初に完成された美の状態で見てしまうと、これから少しでもおからだの動きに鈍さが見えてくると、引き算しかできなくなってくる。
なんか、恐ろしい原理を発見してしまった気がして、妙に悲しくなった。
目の前にいる玉さんは、ピコ(1兆分の1)メートルしか衰えていない(と思う)のに。
え? 勘九郎?・・・うん。(←おいっ!/汗)
だってぇ、恋人に恋焦がれて拒食症になるようなナヨナヨ男に見えない(先入観です!)
それと、これも先入観かもしれないが、松山(玉さん)好き好き!って気持ちが感じられない、なんかビビッてる(こらっ)ように見える。
「しっかりやらなきゃ」みたいな。
みたいなばかなことを考えて観ているうちに終わってしまったです。
あと、今回、演出変わってない? 四月に明治座で観たのとなんか違うような。
より幽幻的になったというか、能っぽくなったように感じた。
隣の席のご婦人は、開始1分未満でおやすみになってました()
ぼくもけっこうよく寝るんだよね「二人椀久」って。
照明暗いし。
でも、今日は上記のようなことを考えてしまい、寝ることはなかったんだけど、内容もあんまり入ってこなかったな(バチあたり者が!)
「京鹿子娘五人道成寺」
いくらなんでも娘多すぎない?()
モーニング娘。じゃないんだから(←)
これまで、「三人」までは観たことありますが(音羽屋三代でやった記憶がある)、「五人」は本邦初演のようです。
全編を5人で振り分けるのかと思ったら、ひとつの場面を2人で演ったり、3人で演ったり、そしてオーラスには5人勢ぞろいする、という、ももいろクロ(略)状態。
おばさん厳しく感想を書きますが、この5人、とても実力が拮抗しているとは言えず、正直、見所はデコボコ状態。
道行(勘九郎)でひょおっ♪となって、スッポンから2人目(七之助)が出てきたところで盛り上がって、この二人が引っ込むと、
「えっ? まさかこれで出番終わり? うそだろ〜」(もちろんまた後で出てきました)
と思っていたら、早々と能がかりで玉さん登場。
実は正直言って、ここでも「二人椀久」の余韻をぼくが引きずっており、「なんか、若干(ここ以降書けない/涙)」と感じた。
まあ、そこは乗り切って、鮮やかな引き抜きから恋の分里になり、さっきの2人に新たな2人(梅枝と児太郎)も加わって、DOJOJI5(ファイブ)。
さすがにこれは舞台が華やか。
ぐだぐだ考えずに目を楽しませなさい、と言われてる気がしたので、無心で楽しみました。
ここで玉さん以外の4人を生意気にも一言ずつ論評。
勘九郎・・・アスリート系ダンサーだなぁとつくづく思う。今回のような女方だとそれはマイナス要因になっちゃうんだが。動きが大きくて、テンポの速いくだりになるとドタバタして見えるところがおとっつぁんそっくりで心が泣けてきた(実際には泣かなかったけど)
七之助・・・美しい。文句なし。何より、どんなときでも“女方”として鮮やかに動いているのが眼福。
梅枝・・・まあ、普通かな(←愛がないわねえ!)。いえいえ、そんなことはない、と言いたいのですが、確かに、さほどこれといって語りたいような部分がなかった。
児太郎・・・振り出し笠をソロで踊ったんですが、道具の扱いがぞんざいなところがおやじに似てるなあ(←好き嫌いがはっきりしてますなあ)と思いました。
そうだ! もう一人、ぜひ評したい役者が。
萬太郎・・・カワイイっ!(≧∇≦)(やはりここは「このショタコンがあ!」と罵られるところでしょうなあ。でも平気←)
■後日追記■萬太郎って“ショタ”ってほどではなかった。もう27歳なので。・・・でも、ぼくのようなオババからすると、平成生まれはいつまでも子供のイメージ。松也ぐらいになって、やっと「大人扱いしてやるか」となるんだがな・・・。
うーん、しばらく観てないと観劇勘(そんなもんあるんか?)も鈍るんだなということが判りました。
せめて、今回のように玉さん、なかむらや兄弟、そして仁左さまだけはすかさず観続けないと、と思ったことでござる(でも、関西まで追っかけていく熱意は今のところ冷め気味)
というわけで、次回はきっと二月(勘太郎と長三郎のお披露目『猿若祭』)に歌舞伎座へ足を踏み入れることでしょう。
あっ、玉さん、一月は歌舞伎座出るのか。
・・・うん。(←えっ?)
あ、お正月は浅草は絶対行くだろうな。(←どミーハーめが)
ではこれにて。
悔しくないっす。
そうだよ全然悔しくないよ。
紅白5年連続出場なんて、別に望んでなかったもんねーだ。←あ、そっち?
というわけで、先月の今日ぐらいに『第67回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表されましたが、面白枠(違うっ!・・・と思いたい←)のゴールデンボンバーさん、“4回”で連続出場記録が止まりました。
研二!なぜ今年はプロデューサーと寝なかった?!(←アホ/汗)
という金爆ギャグを一発かましたところで、まじめな話をしますと、正直、本人たちも、スタッフも、そしてギャのみんなも、そーんなに残念がってないんだよね。
最初の年は、「こんなカsバンドが(おいっ)お茶の間にウケて、典型的なスノッブ歌番組『紅白』に出るなんて、シャレとしてサイコーじゃね?」と面白がっていた。
2年目は、「一発屋扱いされなかったのが何となく嬉しいなあ」と喜んだ。
3年目は、「がんばってキリショーがんばって(ネタを考えて)」と応援した。
4年目は、「こうやって記録を伸ばしてったら、バカバカしさが一つの金字塔になるかも」と期待した(去年のこの日の日記ご参照)
そしたら、NHKはおふざけバンド()をそんなに甘やかしてくれなかった。
中途半端に見捨ててくれました。(ておどるさん、棘!)
発表があった日の「月刊ゴールデンボンバー」でメンバー(主にキリ)が「『紅白』出るたんびの苦労話」をしていたのだが、それを負け惜しみとは、ぼくは決して思わない。
毎年秀逸なアイディアが溢れまくってればそうでもなかったんだろうけど、アイディアはあっても「公共放送ならでは」の縛りがけっこう辛そうだったもんなあ。
そんなわけで、昨日『MUSIC STATION SUPER LIVE2016』で、ゴールデンボンバーさんは民放で自由に(いや、民放だからといって完全自由でもなさそうなところが可哀相)何十回目かの「女々しくて」をネタつきでご披露。
「NHK、NHK、NHK、出たいよぉ〜おおお〜♪」
と、心にもない(そ、そんなことない!よね?/汗)歌詞を絶唱しておりました。
お疲れ。(←心にもないのはお前のほうやんか)
一方、出てれば99.99パーセント優勝したであろう絶対王者・羽生結弦選手が、なんと「第85回全日本フィギュアスケート選手権大会」をインフルエンザのため欠場!
インフルエンザをなめてはいけませんが、このニュースを知った時、正直な話、脱力&失笑してしまいました。
出場する選手の皆さんにとっては一気に緊張感が増した出来事だったとは思いますが、大本命がこういう形でいきなり不在になるという事態に、「神様、冗談きついよ!」と半笑いで抗議したい気分。
実力で負けたわけではないとはいえ、こんな形で羽生君の五連覇は潰えてしまったわけです。
羽生君の最大のライバルは、宇野君でもハビエルやパトリックでもなく、インフルエンザウイルスでしたチャンチャン♪←こらっ!
いやしかし、皮下脂肪たっぷりで風邪知らずのオラと違い、寒さに弱そうな(それなのにカナダ在住。それなのにスケート選手)体型の羽生君。どうかどうかお大事に。
あ、そうか。今は仙台にいるのか(やっぱ寒そう)
羽生君のスケート技術は、インフルエンザで1〜2週間休んだくらいで衰えはしないはず。練習再開しても決して焦ってくださるな(前科()があるからなあ)。それだけを祈っております。
というわけで、男子シングルは下馬評通りに宇野昌磨選手が優勝したのですが、ショートで無良崇人選手がトップに立った時には、
「おおっ!もしかして」
とドキドキしました。
田中刑事選手もメキメキ調子が上がってきて、羽生君のほか村上大介選手、山本草太選手が今年は不在の寂しい全日本男子シングルでしたが、やっぱり見てみると楽しかったです。
ちなみに、ぼくは昨年から(遅いって言われそうだけど)佐藤洸彬選手のファンになっちゃってまして。
最終グループでフリーを滑ったのを見て、新規のくせに感無量でした。
彼のことは、昨シーズンのエキシビションナンバー(「ボレロ」)を「ドリームオンアイス」のテレビ放送で視て以来(≧∇≦)、気になってならないのです。
スポ根GO!GO!な選手もいいが、こんなふうにフィギュアスケートの楽しさを伝えてくれる選手も絶対いてくれなきゃ困ると思います。
あと、ジュニアでは木科雄登選手(正真正銘のショ○コン発揮←)が今気になっとる。
実は今シーズンのジュニアグランプリ横浜大会で初めて見た。
そんなに成績上位ではなかったんだけど(顔か?顔に目が行ったな?←)、ぼくの好きなタイプの滑りをして(嘘つけ“顔”だろっ←心の中のミーハー神の声)たので。
フィギュア三大産地(?)のひとつ、岡山出身だそうで(あとの二つは、名古屋と・・・やっぱ仙台ですよね?)
今中三だからまだどうなるかは分からないが、少しずつ強くなってくれればなと思います。
さあて、来年はどんな勢力図ができあがってるのかなあ・・・って、その前に、今シーズンの世界選手権だよ問題は(四大陸選手権や冬季アジア大会もあるけど)
この大会で平昌オリンピックの枠が決まるんだよね?確か。
うわああ、ドキドキ。
自分で自分がイヤになりました(T-T)
これは不思議な法則ですが、
真性の方向音痴は、「絶対こっちだ」と確信して違う方向に歩き出す。
と申します。
ぼくも強烈な方向音痴なのですが、これは真実です(自慢げに言うな!)
そしてこれは他のチョンボにも当てはまりまして、
時間を間違える時、人は絶対にスケジュールを確認しない。
という真理がございます。
そうです。
開演時刻、思いっきし間違えました。
昨夜と同じ、18時だと信じて疑いませんでした。
むしろ昨日は、「18時だっけ? 18時半だっけ? 遅刻したらえらいこっちゃ」と、仕事中も(おい)何度も何度もチケットを確認していたくらいです。
それなのに今日は(ううう)
そんなわけで、やけにひっそりとした水道橋駅に降り立ち(この辺で「おかしい」と気づく)、ガラ空きのグッズ売り場を見て動悸がハゲしくなり、慌てて入場したら、
もうMCじゃった(T△T)
MCだけは、全部聞きたかったのに! 歌はまぁ(←てめぇコラ!)
嘘です冗談です悔し紛れの暴言です。
泣きながら(すみません嘘です)2階スタンドの階段を駆け上がると、
青王子が赤王子のおっぱいを揉んでました。
なんで?(◎_◎;)ねぇ、なんで?
誰か教えて。
この時点でコンサート開始から1時間経ってたみたいなんですが、MC開始からも30分強経ってたみたいです。
うう、MC終盤かぁ・・・と嘆いていたら、その後ゆうに20分ぐらい喋り続けてたわれらが王子たち(おい/汗)
いやディスってません。
うれしかったです(奥歯にものが・・・?)
今日もセットリストに関するネタばれをしますが、今回のツアーとドームシリーズでは、この長い(一言多いぞ)MCの後にそれぞれのソロコーナーが久しぶりに入れ込んであるのよね。
それも、「KinKiとしてのソロ楽曲」ではなく、完全に各々がやってるいわゆる“外部仕事”をプレゼンしてくる。
賛否両論ですね(ずばり)
いや、ずばり言っても差し支えないくらい、もう二人とも各ソロの世界を完成させてるんだなという感想を抱きました。
それぞれがソロ活動をなんとなく手探りでやっていた時代は、逆に「ソロって、どうよ・・・?」と口にするのさえ不安な感じだった。
そういうこと言うと、「彼らの挑戦を否定するの?!」みたいなこと言われたりして。
ぼくははっきり言うと、「KinKiらしさを守るために、それぞれがやりたいことを思いっきりソロでやってちょうだい。その代わり、KinKiをやってるときはKinKiに徹してちょうだい」というスタンスのファンでして、KinKiのコンサートで“ソロコーナー”がなくなったあたりの時代以降は、まさしくそういうKinKiコンが続いてきたので、正直満足していました。
なので、今年仙台で今回のツアーを拝見した当初は、若干もにゃったというか、「これ、オン△ーさんのト○レタイム?」(←こらっ!!!)と思ってしまった次第です。
もっと正直に言うと、今のぼくはもうどちらのソロにも行っていない。
ソロをやっていること自体が気に食わないのではなくて、申し訳ないがどちらがやってることに対しても熱が薄れている。
でも、KinKi Kidsは大好きだし、その部品(←言葉気をつけろ)のお二人は本当に素敵だと今でも思ってる。
だから、カレンダーも時計も買ってしまった(何の申告?)
時計はためしにアラーム鳴らしてみて、つれあいにぶっ壊されそうなので(おだやかじゃないな・・・)こっそりまた箱にしまいました(←)
タカラモノとして大事に保管しておきます(^^;)
話が逸れた。
で、そんな今のぼくの状態だと、今回のソロコーナーはぶっちゃけ「疎外感を味わうタイム」だったのだが、それでも実は光一さんのソロコーナーの2曲はCDを買って知ってたし(あとの2曲――アリーナツアーでは3曲だったんだけど、増えましたよネタばれ――は知らなかった)、つよっさんの1曲目は、アリーナツアーでは(ぼくがつよっさんが作った曲の中で空前絶後の名曲だと思っている)「街」だったし、まったく「ぽかーん」事態に追い込まれてるわけではなかったんだけど、仙台の2日間と昨日はちょっと・・・正直、ちょっと・・・ではあった。
だが、今日は、遅刻した反動か()もうヤケクソで「のってやるーーーーっ!」と思ってたせいか、めっちゃ楽しかったす。(ゲンキンすぎるぞ!)
これも甚だしいネタばれになりますが、つよっさんのソロ曲がドームから変わりまして。
曲名知らないんだけど、昔確かにほのかに聴いたことがある曲で。
18年ぐらい前に作った曲らしく、十代のころのつよっさんの瑞々しさ全開の曲で。
「街」が一番好きなぼくには、思わぬごちそう曲でした。
まぁ、なんだかんだ言って、毎回「楽しかったな」と噛み締めながら帰路につけるKinKiコン。
彼らが提供してくるものが、ぼくが望んでいるものとズレてない今の状態が続く限り、ぼくの年末年始は幸せです。
そして、年が明ければいよいよ光一さんは38歳だし(え、そっちが先?←)、本当の20周年が始まるし、さすがにいろいろ考えてくれてるようなので、楽しみに待ちましょう。
んじゃ、『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』を視よおっと(もうすぐどころか実はこの日記24日夜に書いてるので既にクリスマスなんですが・・・)
2016年12月22日(木) |
シンデレラの魔法が解けるとき |
ラノベみたいなタイトルですんません。
いや、それよりもっと先に謝ることがあるだろうお前(読者様の声)
すんません。本気でm(__)m
ぼくの「そのうち」なんてこんなもんだ、と、もう重々ご理解いただいているとは思いますが、それに甘えてしまう自分が本気でふがいない。
ええはい、仙台での逢瀬から早や2か月と12日。
彼らもアタシもとっくにTOKYO1日目を迎えてしまいましたよ。
無事、ドームシリーズ初日を迎えられて(ぼくの場合は、無事終業時刻が開演に間に合って)良かったです。
無事、トシフミ踊り出せて(参照『2016 FNS歌謡祭 第2夜』)良かったです。
もちろん明日も参加させていただくのですが、たぶん詳しいレポも感想も書かないことは必定なので、けしからんネタバレをしますが、アリーナツアーとセットリストがちょっと変わってます。
ちらほら冬バージョン。
冬の名曲が多いわれらが王子たちらしく、来年発売になる『Ballad Selection』にも入っ・・・ムグググ(自主規制)
・・・失礼しました。
そういう感じです。
MCに関してちょこっと書きますと、赤王子はいつものとおりゴキゲンに暴走。
それをいつものように青王子が軽くたしなめつつMC40分弱。
通常運転というやつですね(−−)
常々アイドルとして目標にしている(←何かがおかしい)中島健人先生をお手本に5万人をシンデレラ呼ばわりしたは良いのですが、アンコールの最後のあいさつでは案の定、
「さ、シンデレラたち、さっさと夢から覚めて、家に帰って旦那のメシ作れ」
と、意地悪な継母のようなことをぬかしてくださいました。
王子の命令なのでしかたなく従いましたが。
ここでわたくし的に詫びても詫びたりないことを告白しますが、
ぼくちん、まだ『FNS歌謡祭』(第1、2夜とも)も『ベストアーティスト2016』も、まさかまさかの『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』すらも、実は視ておりません(どうぞ殴る蹴るしてくだ/略)
HDDの中にまるまる保管中。
とにかくな、テレビ視る時間がないんだよ、今年は。(逆切れ)
舞台やコンサートはその時に行かなきゃ終わってしまうだろ?(必死の言い訳)
そして何といっても去年から加わった新趣味(って何か分かるよね?)が録画容量食う食う。
なので、シーズン(←何の趣味かバレた)が始まる直前の9月に新しいブルーレイレコーダー買っちゃった(←オイ)
そして、2テラも容量あるのに、もう9割埋まってる(・・・)
年末の長時間番組、録れなかったらどうしよう、というわけで、来週後半の年末休みは例年の通り「編集→ダビング→削除」作業に費やすことになりますなあ。
今年の大みそかは、12年ぶり?くらいにおうちで年を越すことになりましたので、何とかなるだろう。うん。
では、明日のためにシンデレラ就寝。
いえ決して皮肉りたいわけではないのですが、「なんだかなー」と思ったので。
日本漢字能力検定協会が毎年今頃に発表する「今年の漢字」
今年“も”4年前と同じ「金」だったそうです。
4年前に「金」が選ばれた時には、ぼく自身も“金”爆に嵌りたてでしたし嬉しく思ったのですが、この漢字に投票した方のほとんどが、今年もやっぱり「金メダル」すなわちオリンピックが今年最大のトピックだったと思っていたようで(他の「金」関連は正味こじつけっぽい)、冬季オリンピックの方が断然盛り上がるぼくとしては、「なんだかなー」としか思いません。
いやもちろん、リオデジャネイロオリンピックおよびパラリンピックで全力を尽くして頑張った皆さんへの敬意はあるんですが。
そんな中、ぼくが唯一熱心に(テレビで)観戦しているスポーツ・フィギュアスケートは、ただいまシーズン真っ盛り。
シーズン前半のクライマックスであるISUグランプリシリーズのファイナル・マルセイユ大会が昨夜終わりまして、男子シングルは羽生結弦選手が四連覇、女子シングルは“怪子ちゃん”(あまりの強さに“女版怪物くん”の異名をとっているので)エフゲニア・メドベデワ選手が二連覇(ジュニア時代から数えると三連覇!)しました。
ペアとダンスは見てません。ごめん。
優勝した二人だけ見てると大した波乱はなかったように見えますが、2位以下がけっこう波乱でした(特に男子)
安定力を誇るベテランのパトリック・チャン、ハビエル・フェルナンデス両選手を抑えて表彰台に乗ったのが、何と10代のネイサン・チェン選手と宇野昌磨選手!
それも、ショートプログラムでは「ああ、予定(おい)通り行くなぁ」と思わせといて、フリーでめっちゃ大波乱。
男子は20代に入らないと技術が成熟してこない、と昔は言われてたみたいなんですが(プルシェンコ台頭期を鮮烈に覚えてるぼくとしては、そうかなぁ?と思うのですが)、四回転新時代はそうとばかり言えなさそうです。
羽生君はちょうどこのベテラン組と10代組の間の年齢なんだよね。
10代の“伸び代”と20代の“円熟味”、どっちも持ち合わせてるってことなのかな。
そんな羽生君にとっての今年を表す漢字は「長」だそうです。
脚長いもんね( ´ ▽ ` )ノ←違うがな!
あ、そういう意味ではないのか。
なになに? 去年選んだ「成」と合わせて「成長」・・・なるほど。
すばらしい。(なんだその心こもってない感想は)
いえ、まさしくそのとおりだと納得。
今年の新プログラムも、曲が発表された時点で「サイコーじゃん!」とぼくの嗜好ど真ん中にHIT(え?あなたプリンス好きでしたっけ?)
好きですとも。マイコーほどじゃないけど。映画『パープルレイン』は封切り時に観てんだから(BBA自慢)
それより、曲名が「Let's Go Crazy」って聞いた瞬間に、今回のショートプログラムは絶対神プロになる予感がしました。
公開練習を報じるテレビ番組を見て、あの「ズサーーー!」(正式名称は「ニースライド」というらしい)が入ってるのを見て、完璧にそれを確信。
ドキドキワクワクでお目見えのオータムクラシックを迎えたのですが、いきなり真っ白衣装にノックアウトされ(どっちの意味でかはご想像にお任せ(^^ゞ)、世界初の四回転ループは見事成功したものの(やっぱ羽生君、もってる!)それ以外大失敗して()思いのほか完成度が低く、「よし、スケカナに期待だ!」と思ってたら、スケカナでは今度はループ失敗して、「羽生君でも新しいプログラムには苦労するんだ・・・」と、焦る心を抑えて応援しておりました。
その分NHK杯では、新衣装のお披露目時点でスーパースターぶりを見せ付け(ジャパンジャージ脱いだ瞬間の会場の歓声にテレビの前で大笑い)、1年ぶりにポンと(本人的にはそんな簡単ではなかっただろうが)100点超え。
おお、これでこそ羽生結弦。←
滑走前の「できる!」に、
「去年は安倍晴明が乗り移ってたけど、今年は松岡修造が乗り移った!」
と、再び大笑い(←失礼だぞ!)
一方フリーは、日本が世界に誇る久石譲氏の美麗ピアノ曲で「これぞ羽生君」とも言うべき妖精プロ。はたち過ぎてても似合うヒラヒラキラキラの衣装でミヤマアゲハのように氷上を舞っておりますが、そのパッと見からは想像もつかないほど高難度でハードなプログラムゆえ、こちらもNHK杯でようやくまとまる兆しが見えてきたという難物。
ただ、ぼくは、点は出なかったけどファイナルの演技の方が好きであります。
このプロは、「水の流れや森の木、風などの自然」を表現したいそうで、
「こ、今度は紅天女を目指してるの?! ゆ、ゆづる、おそろ(以下略)」
とテレビの前で慄くあたくしでありました。(やや大げさ)
成長速度が速すぎるんですが。
試合っぷりもだけど、インタビューとかでも、えらい貫禄を感じるようになってきた今年の羽生君。
大人になったぜ・・・(まあ、去年から徐々にそんな感じではあったけど)
でも、ショ○コンのおいらだけど、そんな羽生君も好きだぜ(それは良かった←)
NHK杯では、ジュニア時代からファンだった方には感涙ものの「同学年トリオ」が揃いまして、スケオタの皆さん良かったですね。←
選手の皆様、今後もステイヘルシーでたのんます。
で、つい羽生君の話に終始してしまったが、ぼくにとっての今年の漢字を発表します。(訊かれてないが)
「別」
であります。
・・・さびしい字でごめんねです。
実は今年、何の巡り会わせか、家族親戚そして大好きだった知人と、4人もの方との今生の別れが続いたのです。
今年の後半は立て続けにお葬式があって、(気持ちの)疲れが半端ない。
そして、ミーハーではありますが、今年の冒頭、降ってわいたようなやりきれない別離劇を展開した、あの国民的兄さんたちが、まさかの大晦日を迎えるという、未だに信じたくない事実。
最後の最後に湿っぽくなってしまいごめんなさい。
ぼく自身は、縁が残った身の回りの方々との人間関係を、これからも大事にしていきたいと思います。
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