てくてくミーハー道場
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2015年06月27日(土) |
『エリザベート』(帝国劇場/マチネ) |
今回ドラスティックにキャストが一新されまして、演出も変更(これは以前よりちょくちょくあったが)
演出に関しては、楽しみと同時に「小池先生の悪いクセが出てなきゃええが・・・」というもっともな(オイ)不安があったわけだが、ニューキャスト陣に対しては、ほぼ期待だらけ。これまでのキャスト陣が悪かったってことじゃなく、今回はやはり「待ちに待っていたあのお方(どのお方かは、感想を読んでいただけば丸分かり)がいよいよ参入」という嬉しさがありました。
本日のダブル(トリプル)キャスト配役は、おハナ(花總まり)、しろたん(城田優)、(尾上)松也ちゃん、佐藤(隆紀)くん、古川(雄大)くん、松井月杜くん、たぁたん(香寿たつき)という布陣でございました。
で、進行通りに書いていくと軽く8,000字(1日の日記に書ける文字量)を超えてしまうので(2003年2月の花組版『エリザベート』にて前科あり(^^ゞ)、上記の方々への控えめな(思いっ切り書くと軽く/以下略)感想です。
(出てくる順で)松也ちゃん(as ルキーニ)
歌舞伎仕込みの金管楽器系美声なのだが、いかんせん音域がせまく、高音がキツい。
ファルセットでなんとがごまかしていたが、少々いただけませんでしたな。
実はぼく、大きな字では書けないが、前回までの『E』で、いい加減長期政権のオリジナルルキーニ殿の行き過ぎた役作りにうんざりしていたので、新ルキーニお二人に過大なる期待をしていたのですが、それが例によって過大すぎたのでありました。ごめんね。
あの方の過剰な演技も、それはそれでベテランらしい空気づくりだったのだと、今になって分かったのであった。
それと、これは本人の罪とは言えないが・・・いや、そもそもの罪なのかもしれないが、他のメインキャストさんたちが、それこそ豪華絢爛少女マンガから抜け出てきたような2次元的容姿をしておられるのに比べて、松也ちゃん、思いっきし日本人体型。
・・・これはしょうがないよう(−−。)許して
ルキーニはほかのキャストたちに比べて、歌じゃないセリフが断然多いので、そこで松也ちゃんの演技力が活かされることを期待していたのだが、なんかこのルキーニっていう役は、こっちが思っている100倍ぐらい難しいようだ。
狂言回しだからと言ってただ剽軽でももちろんダメだし、暗殺者だからと凄味がありすぎても空気が重たくなるし、時々はハッとするほど二枚目になる必要もあるし、本当に手ごわい。それを改めて教えてもらった気がします。
あああ結局一人当たりこんなに書いてる・・・次の方行こう。
しろたん(as トート)
キャスト制覇に頭を巡らしていたら、しろたんトートを2回観ることになったのですが、思いっ切り満足です。
しろたんがトートを初役で演ったときに、エリザオタの間では「二次元キターーーーー!」と大盛り上がりだったわけですが、当時はそれでも「歌、ちょっと不安じゃね?(下手ではないんだけど、ベテラントートさんたちの安定感が凄まじかったからさ)」「こなれてなくて、やっぱちょっとハラハラするね」という感想も若干ありました。
でも、ぼくは「歌はちゃんと歌えてるし、なにしろ見た目がこんだけ完璧なら文句のつけようがねえじゃねえか」と大満足だったんであります。
またお会いできて本当に嬉しいです閣下。
ガイジンコンプレックス()と言わば言え。ちょっと変(こら)な発音でさえも麗しくってたまらない。
まぁ、マテ(カマラス)のほうが、発音はもっと変だったけどさ(←本物のガイジンですから!)
それより、今回のトートを観て本当にぼくが嬉しかったのは、初役の時はただ一所懸命「音をはずさずに歌おう」としてるとしか思えなかったのが、今回は、すっごくトートになりきってたこと。
一場面一場面が濃くて、「あなた、本当にシシィが好きなんだね」って思っちゃうようなトートで、なんか可愛く感じてしまいました(いいの?その感想)
そして、歌い方も「楽譜通り歌えます」みたいな感じじゃなくて、自分の中にリズム感があるロックシンガー的な歌唱力。
ああ、もうこれで、G○CKTさんのトートはなくていいです(えっ?)
日本版トートの最高峰はしろたんで決定(あ、あの、まだ芳雄トートを観てないんですけど・・・)
で、しろたんカーテンコールで投げキスをしたんですが、ぼくが、
「きゃ〜!死んでしまうーーー!」
と盛り上がっていたら、
「そ、そんな大ファンだっけ?」
とツレに驚かれてしまった。
これは誤解でありまして、“トート”のキスが当たった(?)ら死ぬでしょうよ。そういう意味で言ったのよ。シャレの分からんヤツだ。(←オタ全開)
また長くなってしまった・・・。
おハナ(as エリザベート)
元々海外にまでミュージカルを観に行けていたような富豪層(?)はともかく、ニッポンのミュージカルファンが最初に出会ったエリザベートは花總まりのシシィなのであった。
刷り込みとは恐ろしいもので(コラ)、それ以降、何人のシシィを観たか分からないが、ぼくの中ではどうしても基本形としておハナのシシィが君臨していたのであった。
特に宝塚で上演されると、おハナに近いシシィが“正解”のような気がしていた。
蘭ハナが現役時代に演じたシシィもそうだったので、だから彼女のシシィ(★)には合格点をあげたんだけど、今回本物を観てしまったら、もうなんも言えねえ!って感じでした。
おハナは退団後しばらく板の上から遠ざかっていて、しばらくぶりに舞台上のおハナを観たのは『ディートリッヒ 生きた 愛した 永遠に』でピアフを演じたときなんだけど、ほとんど現役時代と変わっていなくてびっくりした。
ところがその後、『ドラキュラ(グラーツ版)』でミーナを演ったのを観たときに、あまりにも老けてて(うおっほん!ごほん)愕然としてしまって、しばらく悲しかったのだが、『レディ・ベス』で盛り返して(でも、作品自体はあんまり面白くなかった)、今回このキャスト発表があった時には、「期待してもよろしいですか?(なぜ弱気)」と思っていた。
そして本日、
待っていて良かったわ(T^T)
と、心より感動している次第なのであります。
本当に、待っていて良かった。
“日本版シシィ”は、この方で決定(?)しましょう。
元おと○役偏重く×くらえ!(不適切発言)・・・あ、いや、中にはとても適役のシシィもいらっさいましたけれども(←腰が引けとるやないか!)
実は、ガラ雪組版の時から、「本物のシシィはこの人しかいねえな」と思っていたわけよ。歌がうまいとかなんとかじゃなくて(しろたんへの感想と同じだな・・・)“仁”なんですよ。
特に、登場場面の少女シシィをあの実年齢で演じられる化け物さ加減(褒めてるの!)は未だ健在。
おなじみのあの白いドレスの似合いさ加減。
1日に8時間の〜♪さっさか歩きの追い詰められた感じ。
高音が不安なことなんて(わざわざ言うな!)ちいせえちいせえ!(でもま、女役にとってはヅカバージョンよりも原キーは低いんで、それもおハナにとっては順風だったかも)
あああ、どんどん一人あたりの感想が長くなってってる!(汗)
佐藤くん(as フランツ・ヨーゼフ)
クリエのコンサートで初めて知ってから約半年ぶりに再見。
思いっきしイケボの見本のようなお声です。
けど、すまん。見た目が“高貴な方”っぽくないのが残念すぎる。
クリエで観たときは(LE VELVETS自体がそうなのだが)長身でイケメンの代名詞みたいな感じだったのに、この“ニッポンの2次元キャスト大集合”の中に入ってしまうと、いささか地味な感じは否めない。
首が短いのね(←少しは口ごもれ!)
フランツっていうより、下にいる「宮廷五人衆」の中にいた方が自然な感じだった。
声は今までぼくが観たフランツの中で最高峰だったんだけどねえ・・・。
エルマーぐらいから始めて徐々に上がってきた方が良かったんじゃないか、とか思ってしまいました。
ちなみに今回のエルマー(角川裕明)も、めちゃめちゃカッコ良かったんですけどね。ハンガリー三人衆も、ひそかに要チェックなイケメン揃いでございましたよへへへ。
たぁたん(←案の定文字がデカいです・・・)(as ゾフィー)
ルドルフからフランツに格上げする方は珍しくないが、ルドルフからゾフィーになった人はこれ初ではござらぬか。
まあ、過去、ルキーニからシシィになった人()もいらっさるので、驚くには値しない(^^;)That's TAKARAZUKA
実はこのキャスティングを知った時、ヅカオタと罵られようとも、「た、たぁたんが・・・“しゅうとめ”役・・・」と、愕然としたのは事実。
まあ、もはやシシィ役が来るとはもちろん思ってなかったし、近年は“母親”役とかやるようにはなってたしさ・・・迫力のある役をやらせたら安心感しかない実力派だしさ・・・と、一抹の寂しさを抱えながらも、彼女の役の掘り下げ力には定評があるだけに、期待をして臨みました。
期待は決して裏切られなかった。
でも、ゾフィーを上手く演れたことって、プラス要素なのかしらん? と、ぼくにしては幼いヅカオタみたいな感想を抱いてしまった。
なんだろうか、ちょっとモヤッとする。
・・・マダムヴォルフをやられるよりは良かったんだが(おいこら、ハマコさんの立場は?!)
なんか、そういう表のことよりも、
「どんな瞬間でも、“その役として板の上にいる”“その役として唄う”」
ということを、若いキャストたちに生きている見本として教える役目も果たしてほしい、小池先生はそんなこともたぁたんに期待してるのかな? とも思ったわけですよ。
ぼくが見た限り、ある主要キャストの方ですけど、「音はずさないように歌う」ってことに神経が行ってしまって、「上手には歌えてるんだけど、今、“素の自分”で歌ってなかった?」みたいに感じることが時々あったのでね。
おっと、BBA発言をしてしまった。
いよいよ8,000字が近くなってきたので、急ぐぞ。
松井月杜くん(as 子ルドルフ)
ミューオタの間では超有名子役のつっきー、前回からの続投です。
前回は純度の高いボーイソプラノとお行儀の良い演技で魅せてくれたつっきーですが、この3年の間にあきれるほどたくさんのミュージカルで主要な子役を演じてきたせいか、むちゃくちゃ演技力爆上げ!
逆に、新鮮度が(こら待て)と思ったほど。
だがしかし、恐ろしいほどの表現力だったな。未来の山本耕史って感じだ(^^*)
そうだそうだ、こないだまで『レミゼ』でガブローシュやってたのよね。
今回の『レミゼ』はなぜか一回も観に行かなかった。どうしたのかオレ。飽き(略)かな?
それはともかく、今回つっきーの歌には、持ち歌の「ママ、何処なの?」だけじゃなく、冒頭の「我ら息絶えし者ども」の中での1フレーズで早々と瞠目させられたのであった。今回の『エリザベート』、これで決まったようなもんだ、と思ったくらいだ。
ううむ、後生畏るべし。
古川くん(as ルドルフ)
実はね、前回上演の時の三人ルドの中で、古川くんが一番ハズれだな、と思ってしまってたのよね。
「急に抜擢された研7ぐらいの男役みたい・・・実力的にもビジュアル的にも」と思ってしまった。
そういう人たまに出てきますよね、本家の歌劇団にも(コラッ!)
第一印象って怖いよね。そんなわけで、今回も、大我の方に圧倒的期待をしてしまっていた(大我が「ジャニーズ」×「七光り」という二重苦なので、判官びいきの面もあるが)
しかも今回は、大我の方が「大抜擢」と言って良いような状況なので、今回の古川くんは、「一応まだ路線にいるけど、どうなるかわからない、ギリギリの研10」みたいな様相。
すいませんほんとに。
その印象どおりだったのよね。(えっ?!)
なんだろな、ヘタではない。ないんだけど・・・(上記たぁたんのところの某部分をご参照ください・・・って、見事ディスってますねすんません)
まあ、ルドルフって役は、それこそミュージカル俳優の登竜門みたいなところがありますので、これからいくらでも努力次第で大きな仕事に挑戦できるチャンスを与えられたわけですよ。それだけでも名誉なんでね。
がんばってほしいもんです。せっかく恵まれた資質をお持ちなので。
というわけで、結局大量に書いてしまった。
実は先週、もう一方のキャスト(トートだけ2回ともしろたん)バージョンを観てきてるんだけど、感想書く体力が残ってない・・・。いつになるか分かりませんが、いずれまた・・・(またこのセリフ)
2015年06月26日(金) |
翔さん、そんなにバブルが恋しいの?(←パクるな!) |
『ミュージックステーション2時間SP 夏うたランキング2015』
誰にも言わなかったが(?)、ぼくにとっての「夏うた」は「夏の王様」一択でした。
タモステのアンケート結果って『an・an』の「抱かれたい男」とおんなじくらい恣意的なので(こら)まったく信用してないんですが、最近めっきりKinKiに冷たいタモステ、ぜんぜん期待してなかったら、かろうじて30位に登場。
ただし、どうもまっすーを映すためだけにランクインさせてたようなフシが(猜疑心!)
ま、いいさ。MVで「ジェットコースター ロマンス」をパ○った「夏色」が1位だったのに、ジェロマの方は影も形もなかったことなんか、気にしてないさ(ておどるさん!潔くないですよ?)
ジャニオタの愚痴はともかく、スタジオ出演のゴールデンボンバー(すっかり気に入られたわねえ・・・。初出演時のいたたまれなさが嘘のよう←)は、古参も狂喜の「じれったい」をテレビ初披露。
この選曲には意表を突かれた。
とにかく金爆に出てほしかったので、「何か夏の歌持ってない?」とMステスタッフが訊いてくれたんだろう。ありがたいことだ。←
キリは「夏が苦手なので夏の歌が本当に少ない」と言っていたが、実は意外にギャ受けする曲があるんだよね。
(以下、Mステスタッフとの打ち合わせを勝手に妄想)
M「今回ゴールデンボンバーさんには、TUBEさん用()のセットを使ってイケイケの夏うたをやっていただきたいのですが、どんなのがありますか?」
「そうですね。爽やかさ満点の曲といえば、「ICE BOX」とか」
M「えーと、最後に思いっきり会社名と商品名出ちゃってますね。別の歌詞に変えられませんか?」
「思い入れがあるので、ちょっと・・・」
M「そうですか」
「あ、「TAKUROさんの夏」というのもあります」
M「“TAKUROさん”て、どの・・・?」
「GLAYのTAKUROさんです」
M「ご本人に許可は・・・?」
「いえ、特には・・・」
M「(あとで何かあると困るんだよなあ・・・)」
「え、えっと、これはどうですか?「TSUNAMIのジョニー」・・・」
M「はい、アウトォーーー!!!」
・・・これまでの活動形態が足枷になってますな(−− )
ま、「じれったい」も、歌詞が放送自粛になるかと思ってたら、無事「もう!このDOUTEI〜〜〜!!!」と歌い上げられまして、「え? いいの?」と戸惑ったボンギャ多数であったことでしょう。
演出の方は、トーク席でおもむろに脱ぎ出すメンバーに「???」となってたら、CM明けに全員ブーメラン(という水着の種類)姿にテカテカのサンオイル。
8時台なんですが、いいんでしょうか・・・?
研二だけなら全然驚かないのだが、4人ともその姿だったので、思わずウーロン茶を吹いてしまいました。
ギターで大事なところが全部隠れてる喜矢武さんに至っては、とにかく明るい安村(「安心してください。はいてます」)状態。
いえ体型はもちろん全く(←言う必要ないだろ!)
だがそれよりもやはり研二。
予想以上にバッキバキに(筋肉が)キレてた研二のシックスパックに、日本中の6歳以上110歳未満の女子が釘付けだったであろう。
なんなんだ、そのカラダは。
何のためなんだ。(後日、判明します)
い、いや、ツアーのためだよね。ツアーのために体力づくりしてたらそうなったんだよね研二。そう言って!(←ウザい)
といっておきながら、実はぼくの目には、陽に当たってないせいでムダにお肌スベスベ美白な鬼龍院さんのぬめっとした質感の体が、不必要にエロく見えてしゃーなかったです。
泡のネタそのものはそんなにアレ()だったけど、レア曲を歌ってくれたことがうれしくて、しかも声もよく出てたし、良いパフォーマンスだったんじゃないでしょうか。
後ろにマネキンとか変な人形がいたけど、あれが美奈子(いつも金爆のライブに出てくる人形)だったら、もっと金爆らしかったんでしょうが、それだと今後出禁になりますね(エンディングの研二の発言はいいのかよ?)
あはは。
早くライブに行きてえなあ。
2015年06月14日(日) |
この金土日にしたこと |
帰宅して『ミュージックステーション』の録画を急いで視ましてですね。
編集する時間がなかったので、そのままHDDの中に保存してあります。
そんで、土曜日は持ち帰り仕事をやって、洗濯をして、毛布をクリーニングに出して(もう、毛布がなくても風邪ひかない気候になってきたので)、エアコンを使い始めるので大掃除をして(冬が終わった時にやっておけば・・・ううう/哀)軽く疲労。
そして本日は昼過ぎにうだうだ起きて、『ブンブブーン』を視て(仲直りKissを複数回見せられて、正直元気が喪失・・・)、夜は新橋演舞場で熱海五郎一座の公演を観るので、その間時間ができたので、『COUNTDOWN TV』の録画を視て、なんか、発作的に(?)『STYLISH WEAPON’10〜春のそよ風〜おまけの乱』が観たくなって(『CDTV』が新譜の告知だったので、きっと「ウェポン」つながりであろう)観てしまって、「うぇ〜!若いなあ」と今さら実感して、そのうち時間がなくなって慌てて東銀座へ。
そんな、例によって生産性のない週末でした。
ああ、週明けから忙しい(予定)
金も飛んでいく。←
がんばって稼ごう。
とりあえず引っ越しは間に合ったようです。
元いた「@DIARY」サイトはすでに閲覧不可能になっていますが、とにかくテキストだけは、ここエンピツ日記サイトに全部運びこみました。
ただ、ぼくの日記は、文章だけで読ませる力量がないので、
字をやたら大きくしたり、
おかしな色をつけたりして、
読者様の目を惹いていたのですが、そのタグごとコピペすることができなかったので、今ほとんどの日記が色気もそっけもない状態になっています(一部だけは、思い出してタグつけてみた)
あと、この日記のデザイン、一文ごとに改行入れないと行間が非常にせまくて読みづらいんですが、それの調節の仕方(スタイルシート)が未だよくわかってないので、おそらく半永久的に直せないでしょう。我慢してください←
あとは、ちゃんと更新していけるかってことだけど、それはもうあの方たち(この色が特定の人たちを指しているのはお察しかと思いますが、それが誰かはすぐお分かりいただけると思います)やあの方たち(←誰?)の活躍次第。
完全他力本願自己正当化乞期待←
2015年06月01日(月) |
微 妙 な 感 じ に 匂 っ て い る |
ユークリから来た最初の告知メールを読んだ瞬間、何を言ってるのかさっぱり分かりませんでした。
ボディスメルフレグランス「死 ん だ 妻 に 似 て い る」発売。
エ?(― ― ;) どゆこと?
まず、
ボディスメルフレグランス
これが何のことか分からない。
このバンド、かつてメンバー各自が普段つけてるだか好きな香りだかの(有名ブランド)香水のパチもんを売り出したことがあって(キリショーが出したやつはGACKTとホスト御用達で有名な「エゴイストプラチナム」(のパチもん)だったんだけど、それは元々吾輩のツレも使っていたので、嗅ぎなれていたという・・・すいませんなんかリア充自慢みたいなこと書いて←)、それは何らかのコンプライアンスに抵触しなかったのか今となっては判明しないのですが、それみたいなこと? と思ってたら、その遥かななめ上空をいく商品でした。
昔、お菓子(ガムだったか)や雑誌のおまけに「オレンジの匂い」「お花の香り」のするシールやカードがついてたことがあって(それ知ってる人は年齢がおそらくアレだぞ?)一日中持ち歩いてはくんかくんかしていた幼稚園児だったアタイ。
それのたぐいらしい。
ただ、練り込んである“かをり”というのが、オレンジみたいに食欲をそそったり、薔薇のようにうっとりとさせたりするもんでなく、各メンバーの“体臭”(を増幅させたもの)という、良い方に向かえば性○欲(←伏せれてない)をそそり、悪い方に転べば食欲と元気を完全に奪うという取扱い要注意なブツ。
ま、こういうことを思いつかせれば世界一の変態(褒め言葉)・鬼龍院翔。ぼくは密かに喝采いたしました。
ブツを実際に嗅ぐまでは。←
で、もうひとつの方に話題は進みますが、
「死 ん だ 妻 に 似 て い る」
って、曲のタイトルなのかよ! むしろこっちの方がびっくりだったわ。
どんなホラーな内容なのかとビクビクしてたら、同日YouTubeにアップされていたフルPVを視て今度は大々的に喝采。
さすがキリショー(((^-^)))、さすが金爆。
画ヅラは全体的に洗練されてきているが、その発想力の切れ味は(売れても)落ちてないし、実現力は(売れたからこそ)向上してるし。
自転車ごと川に飛び込んでた時代とスピリットは変わってないな(でも、今あれをやったら大いに叩かれるだろうな。売れる前にやっといて良かったね←)
実は、ぼくは今回のPVを視て、このPVを作りたかったからこの歌詞が出てきたんだと思ってました。
キリのブログを信じるならば(一言多い)そうではないようだけど。
ともあれ、菊地亜美本人を使えるぐらいの地位になれたんだもんな。すごいよな。
ん? 菊地自身、そんなたいした地位のタレントでもないのか? いやそれは失礼だな。こんなぼくでも金爆を知るより以前に菊地のことは知ってたし。そこそこアイドルでしたよ。
出てくれた菊地もいい子だな。ミーハーっぽいけど。
ただ、最初の方は「喜矢武さんも顔が変わっちゃってあんまり似てなくなったな」と正直思った。ベールとったときのショットがね(あれは化粧がひどいせいもある)
でも、
「先月よりも更に似てきてる」
のところで思わず(PVの中のキリがビール吹くみたいに)コーヒーを吹いてしまいました。
(T△T;)あれは卑怯だ
ちなみに、最初ぼーっと視てた時にはギターの人(笑)に違和感を感じなくて、
「なんかいつもよりダンスうまいな」
と思ってたぐらいで。(こら)
ずっとうっちー(内山正則君)だったんですねえ。喜矢武さんがウエディングドレスで出てるカットだけかと思ってた。
うっちーの出てる芝居ってぼくが観に行くようなタイプのものでないようで、なかなか実物にお目にかかれませんが、「喜矢武豊の影武者をやってた過去」がトーク番組でいじられるような日がくることをこっそりお祈りしています。
で、話はあっち行ったりこっち行ったりしますが、楽曲そのものは、ぼく的にも久しぶりに第一印象からハマった佳曲でした。
なにせ、PV視た翌日、一日中脳内ぐるぐるリピート。
これ、それこそ「女々しくて」以来ですよ。
疾走感が似てるよね。
まあ、「女々しくて」のような社会現象になることはあまり望めないけれども(コラ)、ぼくは好きだ。それでいいじゃないか。←
歌詞の内容も、主人公が“男やもめ”(語彙が古い)という点は鬼龍院的()には現実離れしていてヘンだが、「結局、ボクは君の顔にホレたのかしら?」とうじうじしてるところは相変わらず。
「顔が好き」って、そんなに責められることじゃないと思うよ。精神が青いうちはそういうことに否定的だけど(←中高年の開き直り)
ま、結局最後は 死 ん だ 妻 のところに逝っちゃうわけだけどね主人公は。
そんな真剣に論じるようなものではない。たぶん。
で、PVで罪なく笑って約二週間後の発売日。
例によって山野楽器・・・ではなく、当日たまたま新宿に行かねばならなかったので、南口のタワレコへダッシュ。
さすが紅白三年連続出場バンド(←皮肉?)、「新譜」でもない「グッズ」扱いなのに、堂々と「本日発売のレコメンド」コーナーに山積み。
ただし、3種だけ。
誰のがなかったか。
金爆ギャならもうお分かりでしたでしょう。そう。歌広場淳バージョンだけが置いてないのです。
直販サイトでも淳くんのだけ売り切れてたりしたらしい。
でも、おばさん恥ずかしいので「注文する」と店員さんに言えない(他の3枚を一挙に買っといて何が“恥ずかしい”だ!)
黙って3枚だけ買って帰ってきてしまいました。
で、淳くんのを買い求めてから他の3人のも開封しようと思って、『月刊ゴールデンボンバー』すらも封印して(タイムシフトしてる)待っていた。
あたりまえだけど、翌日にすぐ入荷するようなもんでもないらしく、約一週間空振り。
職場から一番近いCDショップが渋谷のタワーレコードという恵まれた環境にありながら(ご本人たちが落書き()したディスプレイ見て思わず(笑いすぎて)よろけてしまいました。何だ「関ジャニ∞」って)
全然手に入らなくて、本日、半分諦めて行ってみたTSUTAYAであっさりゲット。(_ _ )なんなのよもう
まず、楽曲よりも、“本体”の感想。
・・・あのね、予備知識がなかったので、かなりびびったんですけど、4人とも、最初全然ニオイを感じなくて、ぼく蓄膿症かしら? と思ったよ。
いや、まったく匂わないわけじゃなくて、なんか、紙(カードそのもの)の匂いが強くて。
なので、カードを直接嗅ぐのをやめて(それはするな、と注意書きにあった・・・ちゃんと読め)、慎重にこすって、指をクンクン(変態だ・・・我ながら)
やっぱり匂わないのよね。
ついに思い切って、“熱を帯びるまで”コシコシして(ああ、家人には見られたくない)クンクン。
ようやくほのかに香った4種の私的感想。
鬼・・・一向に香らない。本当に匂いがしない。ムシュー○゛(←)
あのね、この男が23歳まで童×だったのって、性格のせいじゃなくてフェロモンが薄すぎるせいなんじゃないの? とかBBAは遠慮のない感想を抱きました。
喜・・・一番「?!?!?」と思った人。ほのかに甘い。それも、甘ったるいんじゃなくて、さわやかに甘い。それこそツッコミを入れられそうな表現をすれば“青リンゴの香り”。マンガじゃなくて本当にいたとは。
喜矢武ギャ(どこが「ギャ」だ)としては「オラの目にくるいはなかった」と誇るべきなのかもしれないが、逆に怖かった。まじでスイート男子いや果実男子だったのね。
歌・・・本人の普段のガーリーぶりから化粧品くささを想像してたら(そういうのは排除して採取したらしい)普通に“人くさい”感じで逆に安心。
『月刊』では「肛門臭」などと散々な言われようだったが、ぼくの鼻は他人より鈍いのか、そんなでもない。異性の匂いの感じ方にはカラダの相性が関与してくるそうだが(おばさん!そういうのはボカして書いて!)、そんなにイヤな匂いでもないな。でもぼくは喜矢武ギャです(←)
樽・・・笑った。ぼくより一回り半も年下のあんちゃんに向かって言うのは申し訳ないが、ふつうにおっさんの匂い。でも“加齢臭”じゃない。働き盛りの汗臭い感じ。ほとんど毎日のように電車の中で嗅いでます。ニッポンの働くお父さん、ご苦労様←
正直、毎日電車の中でムカムカしていたが、これからは「研二もこの匂いなんだ」と思って(思うな!)お父さんたちに感謝することにします(嘘)
ま、このカードは相当匂いを増幅させてるそうなので、本人たちにはよほど近づかなければこんな匂いはしないんだと思うが(それにしてもキリの無臭ぶりは・・・)、こんな恥辱(?)を世間に周知するその度胸には、やはり感服せざるを得ない。
さすがだ。
で、最後にこれに一番感心したのだが、今回“オマケ”のCDでは収録曲3曲とも全員がソロで歌っているというプレシャスぶり。
正直、キリショー以外の3人の歌唱は余興レベルだと全く期待してなかったんだけど、なんとびっくり、皆さん、
すんばらしい。( ̄^ ̄ )
何が。
ピッチ修正が。☆\(― ―;)コラ
こんな本気()で収録してるとは思わなかった。
999円出しても惜しくない出来ですよ、それぞれ。
いや、喜矢武さんバージョンは、ぼく、1200円出してもいいですよ(なんだその中途半端な高値は)
バリバリ修正してるのはわかるけど(こらこらっこら)声自体がいいわ。好きだわー。
「愛してると言ってくれ」のコーダの雄叫びは3人とも期待通りの野生っぷりでいと嬉し。
3年半ぶりのオリジナルアルバムも、期待していて良さそうだ。
ツアーも、期待していて良さそうだ。
つっても、ぼく的初日はずっと先のことだけどね。
アルバム聴きまくって予習しとこうっと。
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