てくてくミーハー道場

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2011年07月17日(日) 暑いね

まさか去年の酷暑が今年も襲ってくるとは思わなかった。

去年だけ異常気象だったわけじゃなく、年々夏は暑くなっていくのか。

まじで「温暖化進行中」なのか?(「温暖化」って、もっと時間軸的にも気温上昇率的にも規模が大きいものだと思っていたが・・・まあ確かに、大枠で温暖化すれば、ミニマムな意味でも気温は上昇するのが当然なのだが・・・ごめん、頭が働いてない)

ぼくの趣味部屋(兼仕事部屋)は、引越しの際に設置していなかったエアコンを今年もつけるのやめたので(節電とかではなく、まーそれもあるが、要するにめんどくさかった)、今非常にやばい状態なのですが(テレビを小一時間見ていると、やけにBlu-Rayディスクドライブ付近に熱が発生→室温急上昇)

汗だらだらかきながら、録画チェックだけは怠れない(何の義務感だよ?)



まあこの時期はとにかく仕事が忙しいので、一日のうち下手すると20時間(いくらなんでも大げさ)ぐらい職場にいることになる。

職場が入っているビルも、もちろん節電宣言をしていて、中央制御室からのエアコンは温度を上げますよ、とか、廊下の照明は半分しか付けませんよ、とか、6月のうちに通達があっって実行してるみたいなんだけど、どう考えてもエアコンは去年と同じくらいきつい。

何でなんだろ?

確かに外回りから帰ってくる連中は「暑い暑い」言ってるが。

ずっと中にいるからかな?

ぼくたち内勤連中(男性も含む)は、昼前から寒さに震えてひざ掛け愛用者続出。

時々「あったまってくる」と言って、(ビルの)外に出る始末。

・・・納得いかない。

ぼくらはこんなにきつい冷房いらないんだから、要る人のために(今年もやけに熱中症患者が続出してるし)電気回してあげてよ。ほんとに。





それにしても、毎日大勢の人たちが頑張ってるはずなのに、いろんなことがなかなか良い方に回っていきませんね・・・。いろんなことがね。

一日単位でちょっとずつでも改善したことが目に見えて分かること(ガレキの片付けとか、仮設住宅の建築とか)に対してはやる気も出るんだろうが、原発事故の収束みたいに、順調に行ったとしても何年もかかることだと、緊張感が続かないというか(実務にあたってる人たちは、緊張感持続してくださいね、お願いだから)

ぼくは「全体主義」ってのが何よりも恐ろしいと思ってる人間だから、いたずらに「日本人全員が一丸となって・・・」みたいなことは実を言うとあんまり。

各自がそれぞれに良いと思ったことを考えて行動すればいいと思ってるし、自分の考えを他人に強制する気もないし、されるのも当然真っ平なのである。

ただ、「誰かを助けよう」と考え、実行している人のことは尊敬もするし感心もするが、何か、そういう一人を英雄視して、大勢がその人の向いた方向に無批判にだーっと突っ走っちゃうのなんかは、どうにも気味悪く感じる。

臆病者なんで、具体的に書けませんが。



ふぐすま生まれの人間として、「福島産の農産物なんて、危険だから食べない」と正々堂々と宣言する人を見ると、確かに気分は悪い。(自分自身は、ほとんど産地気にしてない)

だけど、(自分が今現在農家じゃないから無責任なのかもしれないが)別に感情的にでもなく「あ、別にいいですよ。どうぞ関西以南のものをお食べください。アナタがそれで安心なら(←こういう言葉を付け足すのが性格悪いとこ)」と普通に思っている。

もちろん、ふぐすまを応援してくれる人がいると、素直に嬉しい。

ただ、それが冷静な判断によるものならば100パーセント嬉しいのだが、単に危険(かもしれないもの)から目を背けてる、つまり「蛮勇」からくるものなら、正直あんまりありがたくない。

だって、現実、今回、セシウムたっぷりの干草を食べさせられたウシさんのお肉(レイによって、それを一回ぐらい食べても「直ちに」健康に影響はな・い・ら・し・い。皮肉っぽい書き方になるが、しょうがあんめぇ。もう既に今年の流行語大賞候補だぞ?「直ちに影響はない」って・・・)が、国だか全農だかのチェックを潜り抜けて、日本列島の7割ぐらいの地域に流通してしまったのだし。

ニュースを全部きちんと読んでいないのでたいがいなことは書けないが、福島第一原発事故がINESで「レベル7」と評価された時点から、“心配な地域”産の農作物や水産物は当然全品チェックしてるもんだとぼくは思ってたのだが、検査ってそんな簡単なものじゃなかったらしい。

でも、非力な消費者としては、それをやってもらわないことには本当に困るのだ。

消費者を安心させてこそ生産者を守ることができるのだし。

根拠のない勇気(または「無知」)でふぐすまを応援してくださいとは、やはり言えない。

何も知らされずにヨウ素牛乳を毎日飲み続け、5〜10年後に甲状腺がんを患ったチェルノブイリ周辺の大勢の子どもたちと同じ目に、日本の子どもたちを遭わせることはできないからだ。

その代わり、全部検査して「安全」が担保されたものまでも気分的に敬遠してしまう人たちなら、遠慮なく臆病者呼ばわりできる(←だ、だから性格悪いって/汗)






そろそろミーハーな記事を心置きなく書きたいものです(悲)

だって、あと4日だもんね(何が? なんて訊くお方は、まさかこのブログの読者様には、いらっしゃいませんよねー?)


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