てくてくミーハー道場

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2011年06月06日(月) 季節の変わり目にたたり目

今年はとにかく節電、節電で、官庁なんかはアロハシャツやかりゆしで出勤してもいいことになったらしい。

・・・ちょっとやりすぎじゃないか?

(そもそも、「衣替え」初日の6月1日は、イジワルにも都内の最高気温は18℃ぐらいだった。全然冬だ。なのに、杓子定規に「スーパークールビズ」で登庁した職員をニュースが映していた。頭固いぞ、お役人!)

ぼくは、就職して以来○十年、何度も職場を変わったのですが、スーツで出勤しないといけない職場にあたったことが一度もない。

つまり、まともな会社に勤めたことが一度も(略)

○十年、普段着で会社に通い続けています。

今日のぼくの服装も、ボロボロのGジャンに白いデニム、中はよれよれのTシャツ。

女子社員をげんなりさせる、だらしなさ100%の格好です。

いいんだ、今さらモテたいとも思わんし(←強がり)

だが、例年スーツ一本やりでやってきた本物のおじさんたち(コラ)は、今年こそ「何を着たらいいのか」頭を悩ませておられることでしょう。

過去にも、五分袖になったへんてこなスーツ(羽田孜元首相が良く着てた)「省エネルック」が提唱されたりしたが、あれはさすがに(略)

普段スーツだと一応まともに「男」に見えるのに、普段着になったとたん「さえないオジサン」化してしまう方々(お前さっきから言いすぎだぞ)は、ムリにブリティッシュなんたらとか、アイビーなんたらとかをデパートの店員さんに勧められるまま買ってしまって、いかにもお仕着せなスタイルで街を歩いて「やっぱ暑いじゃん」などとグチらないように気をつけていただきたいものです。

昔の風俗が大好きな昭和人のぼくとしては、小津安二郎の映画に出てくるような、真っ白い半袖カッターシャツ(もちろんノーネクタイ)にコットンの薄いグレーのズボン(タックが入ってゆったりしたもの)、麻のジャケットを小脇に抱えて中折れ帽をかぶった、涼しげな刈り上げ七三のお父さんたちがこの夏日本に増えたら嬉しいなーなんて思っておるところです。




と、何を言いたいのかさっぱり分からんながーい前置きで始まりましたが(前置きだったの?!)

服装自由の出勤形態の弱点は、家を出るときに快適なスタイルが、電車に乗ったとたん大後悔に転じる、という点で、これ、もう○十年も会社勤めやってきて、未だに学習してない自分のバカさ加減にうんざりする。

いや、98%ぐらいはちゃんと対処してるんですよ。

夏は必ずジャケット携帯。

冬は、コートの下はなるべく軽装(厚いのを一枚じゃなく、何枚か重ね着して、暑ければ脱いで調節できるようにしておく)

自然に逆らいつつ都市生活を送ってきてるわけですよ。

でも、年に1〜2回ぐらい、うっかりそれを忘れちまうわけですよ。

昨日は『スウィニー・トッド』をギリギリ滑り込みで観にいくはずだったのに、前日うっかり薄着で冷房ガンガンの地下鉄に乗ってしまったのがたたり(いや、雨にあたったのが悪かったのかな?)、夏風邪発症(T_T)

肩コリコリから始まり、腰グギグギ、胃ムカムカ、頭ガンガン、トイレでゲロゲ(もういいから!)と、擬音のオンパレードの中、悔し涙に暮れながら就寝しておりました。

初演も観られなかったから、今回こそは、と思ってたのに。

くやすぃ。



さて、それじゃ今日は早く帰ったことだし、久しぶりに(えっ?!)『新堂本兄弟』を視るか。


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