てくてくミーハー道場
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ひと月の中で満月が二回あると、その二回目の満月を「ブルームーン」と呼ぶそうな。
仕事場に向かう(な、何時っ?!)道すがら、その“ブルームーン”がくっきり煌煌と輝いていたので、
「世界が平和になりますように」
と祈りながら見上げました( ̄ー ̄)←嘘くせ〜
偽善はともかく(こらっ)、このところ、仕事は早朝か深夜にやって、日中は家事とか寝るとかなので、日付の感覚がおかしい(いつものことじゃねぇか)
「てくてく」のない日は、自転車で自宅周辺半径500メートルぐらいをぐるぐる走り回るだけで電車にも乗らない。
板橋の名所(?)を探索して楽しんでいる。
例えば、ぼくが好きな狂言(元々は円朝の噺だが)『怪談乳房榎』に出てくるその“榎”がある(あった、なのかな?)松月院は板橋区にあるということを、引っ越してきて初めて知った。
神社仏閣も多い。
それと、まだ埼玉に住んでいた時分にわざわざ来たことのあるJR板橋駅前の「近藤勇の墓」へも、改めてまた行ってみた。
(近藤勇の墓はここを含め全国4か所にある。ふぐすま出身のぼくは、やはり会津にあるお墓を最初に知ったので、板橋にもあると知ったときにはびっくりした)
そして、引っ越してきて一番「えっ?! ここにそんな名所(?)がっ!!」と感動したのが、すごい近所にあった「植村冒険館」
冒険家・植村直己さん関連の展示や図書などが置いてある、らしい。
実は何度も前を通ってはいるんだが、まだ入ったことがないのだ。
「冒険」「登山」への興味を全く持ち合わせていないぼくであるが、ここにはぜひ一度入ってみたいと思っている。
それと、板橋区(の奥地←失礼者)と言えば広大な「高島平団地」なのであるが、そこ以外にもうちの近所は団地だらけで、今はどうか知らないが子供も多いらしく、周辺にはやたらめったら学校(小学校から大学まで)がある。「××第六小学校」なんてのがあった日にゃ、過疎の田舎出身のぼくとしては、唖然とするのみである。
「学校」と言えば「校庭」、「校庭」と言えば「桜」であって(モクレンやハナミズキを植えている学校も多い)、この時期、見事な淡紅色があちこちで咲き誇っているのを見ると、やはり日本人のDNAが嬉しがるのを抑えきれない。
加えて、ミーハー的要素で言えば、某人気若手イケメン俳優のお父上が経営するお店(詳しく言うとバレてしまうので、以下内緒)も近所にあるらしい。
そんな、板橋ライフなのである。
忙しくなったら一日の半分以上は港区の仕事場の方に滞在することになるので、今のうちにいろんなところを覚えておこう。
事實を讀者の前に告白すると、三月に入ってからも色々とてくてくをしてゐるのである。
ところが三月一日に受けた人間ドックの結果が思はしくなく、それを言い訳に、てくてくはしてもその感想を書いてゐると睡眠不足で体に悪いなどと理由をつけ、猶三週間の暇を貪ることに取極めて仕舞つたのが原で、とうとうその三週間が過去った現在にも筆を執らず、ついブログ上へは杳たる有様で暮して仕舞つた。
自分の當然遣るべき仕事が、斯ういふ風に、崩れた波の崩れながら傳はつて行くやうな具合で、只だらしなく延びるのは決して心持の好いものではない。
久し振だから成るべく面白いものを書かなければ済まないという氣がいくらかある。
それに自分の健康状態やら其の他の事情に對して寛容の精神に充ちた取り扱ひ方をして呉れた社友の好意だの、又自分の書くものを毎日日課のやうにして讀んで呉れる讀者(居るか?)の好意だのに、酬いなくては済まないといふ心持が大分附け加はつて來る。
で、何うかして旨いものが出來るやうにと念じてゐる。
けれどもたゞ念力丈では作物の出来榮を左右する譚には何うしたつて行きつこない、いくら佳いものをと思つても、思うやうになるかならないか自分にさへ豫言の出來かねるのが述作の常であるから、今度こそは長い間休んだ埋合せをする積であると公言する勇氣が出ない。
そこに一種の苦痛が潜んでゐるのである。
(原文出典『彼岸過迄』夏目漱石 1912年)
大文豪ともなると、長期休筆の言い訳(コラ)すらも美文である。(だからって、パクっていいとは・・・)
前回のエントリから三週間ばっくれてしまいましたが、その間八か所てくてくしました。
そしてまたしてもおふくろが入院(前回と同じ病)
ふぐすまへトンボ帰りしたり、姑のお彼岸の法要の手配をしたりとバタバタしつつ、お彼岸が終わってほっと気が抜けたのか、珍しく三連休に仕事がなかったのも気が抜けた要因か、何の予定もなかった最終日の昨日、一日中寝込んでしまった。
長時間(11時間)睡眠後覚醒 → 何となく頭痛(寝すぎるとアタマ痛くなるよね?)→ 「こんぐらいどってことない」と歯磨き → ムカムカ → (タバコも吸わないのに)歳かな・・・?(涙)→ ムカムカムカ →あれ? 並みのムカムカじゃないな・・・ → 頭ズキズキ → また寝る? でも寝すぎ頭痛だったら逆効果だよな → ムカムカムカムカ → やべえ、来た → トイレでゲ(略)準備 → なかなか出ない → ぐらぐら → メニエール? → 寝床へバタリ → ムカムカムカムカ → 用心のため洗面器を枕元に → 若干ウトウト → ムカム(略)→ オ、オェ(略)〜〜〜ッ! → 胃液しか(略)→ バタリ(意識不明)
変な夢見ながらちょっとずつ覚醒 → 夜10時半 → あ、『SMAP×SMAP』始まる〜(焦)→ でも、録画セットしてるからいいや → うとうと → 午前零時20分 → あ、『どんなもんヤ!』始まる〜(焦2)→ こっそり部屋でヘッドホンで聴く → 頭痛の耳にも優しく響く光一さんの甘い低音に酔いしれるも、正直何を話してるのかさっぱり頭に入ってこない(←愚か者)→ 終わったんで、またもや寝る → 6時間後、元気に覚醒
とまあ、こんな具合の一日でした。
前日、暴風の中ダンボールかついであっちこっち(お寺とか舅の家とか)動き回ったのがたたったのかもしれん(体力をつけとけば、そんなことないのに〜/嘆)
暖かくなって動きやすくなってきたのだけが救いだ。
この間のてくてくは、追々書いていきます。
2010年03月02日(火) |
てくてくしなかった道場 |
今年も杉さん(と言っても、そういう名前の知り合いではありません)は先月中旬を過ぎたあたりから元気に花粉を飛ばしまくっており、早速被害に遭っております。
三寒四温×花粉の苦しみ=春なのね
と、今年も実感する日々が始まりましたが、今日は三寒四温の「寒」の方に急カーブで、コートをクリーニングに出しちゃったのが大失敗でした。
ぼくは、雨の日、寒い日に症状が出る(花粉が舞っているその時よりも、自分の血管の収縮が影響する)という困ったタイプの花粉症でありまして、夜寝るときの鼻づまりが最大の悩み。
セミ睡眠時無呼吸症候群になっちまっており、花粉症による頭の重さも手伝って、昼間使い物にならない(夜もだけど)という、困った人間に成り下がっております。
そんなこんなしてる間に、冬季オリンピックは閉幕し、チリで大地震があって(なんか、日本から見て地球の反対側で大きな地震が相次いでますね・・・。現地の皆さんの復興を心から祈るとともに、大きな“揺り返し”がどうか来ませんようにと祈るのみです)、そのほかなんやかや。
引越し荷物も、結局「すぐ使わない」昔のビデオだの本だのがダンボールに入ったまま放置してあり、一室を占拠。全然手をつけてないので、“妖精さん”でも手伝ってくれない限り、何日経っても片付かないのは当たり前なのですが、
「このダンボールどものために○万円(家賃の4分の1)払ってるのか」
と思うと大変シャクに触る(だったら片付けろよ)
いわんやつれあいは「気づかれないように少しずつ捨ててやる」と虎視眈々と狙っているであろう。油断ならぬ(わかってるなら・・・)
で、結局、一月の国立劇場行きそこなったな・・・(今頃)とか、『血は立ったまま眠っている』や『なにわバタフライ』も行けなかったな・・・、あっそうだ、まっちの武道館や甲斐バンドの厚生年金会館も、うっかりしてるうちに終わっちゃった・・・と、遊びに関してばっかり反省している(ほかの事で反省しろ!)
それにしても、近頃ておどる、きんきっず話をぜーんぜんしないじゃないか、と腹に据えかねてる読者様も多いことでしょう。いや、もう諦めの境地で、アクセスもされていませんのでしょう。
ひとえに私の不徳の致すところ。←嘘くさい殊勝さ
テレビ番組(って、『新堂本兄弟』しかないけど)はちゃんと視てるんですよ。
ラジオも聴いてます。
感想がないわけでもない。
今さらではあるが、Jコンも面白かったし(大阪にも行ったんだよしっかりと)
ちなみに「もっちともりん」の方は見事に休業中でございますが、一か月ぐらいしたら新URLをお知らせできると思います(中身は変わってないと思う・・・多分)
えーそんなわけで、今一番面白いなと思っているテレビ番組は『潜在異色』です。(え? なんでこれがオチ?)
いやホントに。山ちゃん(山里亮太)と若林君(若林正恭)の“たりないふたり(別名「人間的に失格コンビ」←ヒドイ)”が大好きです。友達にはしたくないけど(おいおい/涙)
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