てくてくミーハー道場

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2010年04月09日(金) 罰当たりな時間つぶし

最近ぼくは用足しに出て時間が余ってしまった場合(次の予定まで2時間ぐらいあって、帰宅するのもできない場合)、マッサージか猫カフェに行くのですが、先日は肩もこってないし(本当はこってたんだろうけど、自覚症状がなかった)お気に入りの猫カフェまで山手線のちょうど真反対(30分)の駅にいたので、久々に「献血ルーム」に行きました。

献血は体調の良いときはできるだけやりたいと思っているのですが、なにせ不規則生活の権化(自慢になるか!)。寝不足で比重(血中ヘモグロビン量)が足りなかったりして、お断りされることが多いのです。

しかしこの日は、前夜ちゃんと寝たし、薬も飲んでいない、昼食もばっちり(ファストフードでないものを)食べていたので、看護師さんからも「良い血です」とのお墨付きをいただきました。

(まああの、後日送られてきた検査結果を見たら、やっぱり例によって「血中コレステロール値」が基準値を軽くオーバーしてましたけどねゲホゴホ)←成分献血には問題ない

ご存じの方も多いかもしれませんが、このところ献血する場合、一定の時期に「海外に行ったか」もしくは「住んでいたか」という点を厳しくクリアしなければならないそうです(英国滞在中のvCJD感染懸念をはじめとして、世界的にマラリア感染の危険もかなり多いらしい)

幸いぼくが今までの生涯の中で海外に行ったのは、はるか昔の新婚旅行一度きりというド庶民。

何の心配もなく(?)血小板を差し上げてきました。



そういやはるか昔(コラ)には、献血キャンペーンのキャラクターにわれらがきんきっず兄さんたちがお就きになっていた時代がありました。

あれから何人か代替わりして、今は石川遼君ですな(「はたちの献血」とか言ってるが、遼クンはまだ18歳ではないか。ま、献血は16歳からできるんだけど)

血色良くて、いい血してそうだよね(きめつけ)

残念ながら遼君オリジナル携帯シールはもらえなかったのですが(そんなもん目当てなのか!)、なにしろ成分献血は採ってる時間だけで40分ぐらいかかるので、リクライニングベッドに横たわりながらテレビを視て、看護師さんにチヤホヤされて、終わると雑誌やマンガ読み放題、お菓子食い放題お茶ジュース飲み放題、ただしアイスは1個まで(オイ)

無料でマンガ喫茶に1000円分費やすのとほぼ同等の時間つぶしができるのだ(←超不謹慎!)

それにあきたらず、ここ数年は、待ち時間に占いだのネイルケアだののサービスをして、若い人集めに必死だと聞く。

それだけ献血しようって若者が減ってるんだそうだ。

それも、一概に「志」の問題だけでなくて、「アタシ献血しよ〜っと」とやってきても、検査したら血が薄くてできない、って娘さん(男の子も)が多いかららしい。

残念な話ですな(ぼくも3回に1回ぐらいそうだから、彼らを責められない)



ところで、いつもぼくが通りかかる献血ルームだけなのかもしれないが、看板に「○型 あと××人」とか書いてあることがあって、いつでもわれらB型が一番少ない(つまり、「間に合ってる」?←いやそれは不謹慎。間に合ってはいない。でも、他の血液型に比べて、いつも一番少ない)

血液型性格診断なんて根拠なし! と常々思っとるわしなのじゃが(なんで急に年寄り口調?)、やっぱB型って「わぁ、献血するする♪ 血ぃ採ってぇ〜♪」とかいうお調子者が多いのじゃろうか?

もしくは、血液型Bだと「輸血を必要としている患者さん」になりにくいとか?(需要と供給のバランス)

もしそうだったら、ぼくは「お父さんお母さんに感謝」なのだが・・・非科学的見解だよな・・・?

おいらは健康で、今まで何度も献血してるよっ! というAB型の方(だいたいいつも「大ピンチ!」と書かれてる)、ご気分を害されたらすみません。

これからもその調子で。



つうわけで、日本赤十字社さん、がむばって(?)つながりで、次回の更新は宝塚歌劇団雪組公演「ソルフェリーノの夜明け−アンリー・デュナンの生涯−」の感想の予定です。


2010年04月04日(日) 桃と端午の間に

ひとりーのわぁたぁし〜♪ と続けた方は、ぼくと同年代&同センスです。恥じてください(暴言)

ピー様、申し訳ありませんm(__)m





二週間前に、偉人の名文を堂々パクッってご無沙汰の言い訳を書きましたが、その間も盛んにてくてくし続け(体調悪いって・・・嘘?)ております。

気づけば都内はどこ行っても桜満開。

先月初めごろから、我が家のエントランス付近では(なぜか日本のマンションの九割方、これを植えてますよね)沈丁花が馥郁とした香りを漂わせており、この香りがぼくは大好きなのだが、その香りもすっかり失せて(沈丁花って、咲くと香りがなくなるのよね)いよいよ桜さんの出番。

恐れていたスギ花粉反応も今年は拍子抜けするほど少なくて(その代わり、寒の戻りや雨、強風がスゴかったですよね)、うれしい毎日であります。

そんなわけで、やっとブログを更新する余裕ができました。

さて、何から書こうかな。

・・・・・・(←目の前の、13冊のプログラムを眺めている)


(−−;)いかん・・・いきなり眠気が(こら)





さてと。前置きが長くなった。

本日(4月4日)は、毎回ハズレなしの(と言っても、ぼくは前回と前々々回しか観てないのだが)『ダウンタウン・フォーリーズ』そのVOL.7を観てまいりました。

この作品に関しては、何と言っても80年代からご尊敬申し上げている(ほんとです)高平哲郎センセイの構成・演出、これが第一。

そして出演者も芸達者ぞろい。

前回から参加のたぁたん(香寿たつき)は言うに及ばず、(平澤)智さん、三年ぶりのおタカ(北村岳子)さん、そしてこの作品のご本尊様(?)島田歌穂ちゃんという申し分なしのキャスト。

今回も、昨年鮮烈なデビューを果たした「某有名姉妹」に加えて、かつてこの作品で一世を風靡していた(?)「元祖・三味線を弾く姉妹」は復活するは、「うちら陽気な(大御所)三姉妹」は登場するは、ガリレオは「実に興味深く」踊るは、マイケルは「朝からちょと運動、表参道、赤信号」(c『タモリ倶楽部』)で踊るは、ベルナルドは4人だは、アバ○ー!だは。(書ききれない)

80年代夢中で視ていた(そして当時けっこう高価だったビデオテープに毎回録画してた)『今夜は最高!』の世界が相変わらずここに(嬉)

もっかい観にいこっと! と帰りに思ったので、もっかい観にいきます。うへへ。楽しみ。


2010年04月02日(金) 銀座で何か食べたくなって(池波正太郎センセイ風?)

東京宝塚劇場を後にして、行き忘れてしまわぬように今月分の切符を買いに新橋演舞場へ。

大激戦の歌舞伎座(ほんとにほんとの)さよなら興行のあおりを受けてか、こっちはまだ余裕があった(コラ)

でも、さすがに土日は全部売り切れ。

平日に歌舞伎公演(午後4時半開演!)を観に行ける自分の立場に感謝(まあ、4月いっぱいまでだけどね)



さて、これで本日の用事は終了。

朝から何にも食べてなかったので(もう5時前なんですが・・・)久しぶりに(先月ずっと休業していた)「ナイルレストラン」でムルギーランチを食べよう! といそいそと飛び込んだ。

この店は、客よりも早くおじさん(店主のナイルさんにはぼくは会ったことない。いつもの給仕長のおじさん)が勝手に注文をムルギーランチに決めてしまうので有名ですが。

こっちも最初からムルギーランチのつもりで入るので、ま、それはいいんだけど(昔、どうしても“気分”じゃなかったので、キーマカレーを頼んだことがある。イヤな顔せず注文受けてくれました)

前回行った時、どうやら久しぶりに来たらしい年配のご夫婦がぼくの後に入ってきたことがあって、そしたらおじさん、「久しぶりね。○○(←忘れた)二つとビールね!」と、彼らが注文するより先にムルギーランチじゃない料理の名前を言った。

ムルギーランチ以外のものを頼んでるお客にあんまり会ったことがないので(ぼくもそんなにしょっちゅう行ってる訳ではない)驚くと同時に、「こういう“常連さん”になれたらいいなあ・・・」と若干羨ましかった。



閑話休題。

そうして常連でも何でもないぼくが“普通に”ムルギーランチを頼んで待ってると、二つおいたテーブルに座ってる男性の二人連れが、ど〜にも妙な感じ(いくらぼくのブログの愛読者様でも、ヘンなご期待はしないように!)

な〜んか、最近すごーくテレビで目にするヘアスタイルのおあにいさんと、ヘアスタイルは同じボーズ(あっ、判っちゃった?)だが、おとなしそうな男の子が、汗だくになりながら(笑)お食事中。

イマドキあのヘアスタイルにしとる日本人は、亀田興毅か“あの男”しかおらんし(ATSUSHIは髪伸びたし/笑)

予想的中。

「この時間にこんくらい食っといた方がいいんだよ」

とか何とか(若ダンナ、夜の出番の2時間前でございました)言いつつ、満足そうに汗だらだらの顔(と頭/笑)をおしぼりで拭いておりました。

相手の男の子は、名前は分からないが、三階さんだと思う。

ぼくと彼らのテーブルの間のテーブルに居た女性二人連れも、声こそかけないが「なんてラッキーなのぉ♪」みたいにニコニコソワソワ。

あぁ銀座だなぁ、と思ったことである(何だその感想?)

だがなぁ海老蔵(あっ、名前出しちゃうの?)、わずか50メートル先の楽屋口まで行くのに、サングラス必要か?(こ、こらこら)

だいたい、銀座で歌舞伎役者が顔さしたところで、屁でもなかろうが(はいはい、煩いですねえおばさんは)



さて、彼らが帰った後にぼくのムルギーランチ到着。

例によって手際よく鶏肉の骨をはずし、「よくまじぇてね」の一言も忘れぬおじさんの言葉に従い、ひたすらまじぇまじぇ。

最初に食べたときにぼくは、「カレーを混ぜて食べる」という習慣が長年なかったので、お言葉を無視して一口ずつ「鶏肉乗せたカレー」「ゴハン(サフランライス)」「カレー」「マッシュポテト」「カレー」「キャベツ」「ゴハン」・・・みたいにして食べてたのだが、その食べ方だと、ぼくにはヒジョーにここのカレー、辛いのだ。

一度素直に「まじぇて」食べてみたら、あらっ、全然辛くない。そして、コクが出ておいしい。

「ここのムルギーランチは、辛さがいまいちなんだよなぁ」とおっしゃる知人もいるのだが、そういう方は、一度混ぜないで召し上がると良いと思う(もしくは激辛野菜カレーを頼むとか)

ただ、これも実に不思議なのだが、全部「まじぇて」しまうと、ぼくは完食困難になる。

混ぜないで食べ続けると、難なく食べきれるのにだ。

味に飽きてしまうのかなぁ?

いろんな意味で不思議な食べ物、それが「ナイルレストラン」のムルギーランチなのである。

それにしても、男性二人が汗だくになりながら食べてたのと同じものを食べながら、ぼくは汗どころか「じんわり」すらしない。

カレー食べて汗がかける体質の人(つれあいも、かなり、かく)が羨ましい。

自分の代謝の悪さには、ホントがっかりする。





グチはともかく、この店も、歌舞伎座が工事に入れば、(周辺に会社はたくさんあるから)さびれはしないだろうけれど、こんな風に歌舞伎役者とばったりといった楽しい偶然もしばらくなくなるか知らん。それとも、演舞場に出ていてここに来る役者もいるだろうか、などと考えながら、昭和通りへ出てタクシーを拾った(←また文体パクッたな!)

ウソです。地下鉄で帰りました(←庶民の限界)


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