2017年10月27日(金) |
52歳 カサブランカ→イスタンブール |
旅の最後に体調を崩してしまった。やはりフェズ・エル・バリを歩くのは、相当なストレスになっていたのだろう。ハッサン2世モスクの方に行くのは取りやめた。 中央市場はまだほとんどの店が閉まっていた。 空港で余ったディルハムを再両替しようとしたが、3か所に当たってすべて断られてしまった。両替できなければ絶対に困るというわけでもないので、欲しくもないものを買ったりせずに持ち帰ることにしたが、断る理由がわからない。 カサブランカからイスタンブールまでのフライトがいちばん苦しくて、機内でずっとうなっていた。
2017年10月26日(木) |
52歳 フェズ→カサブランカ |
同じホテルに日本人のグループが泊まっていて、朝食のときにいっしょになった。 ボルジュ・フェズではティー・バッグ、お菓子、クスクスを買ったが、観光客向けのTシャツなどは売っていなかった。 今日昼食を食べたレストランと夕食のサンドイッチを買ったレストランのスタッフは、昨日の夕食のレストランの人よりよかった。 フェズ・エル・バリはマラケシュのスークにそっくりだが、オートバイが走っていないのが、大きな違い。代わりに見かけたのは、荷物を運ぶろばだった。 カサブランカへ行く列車の中でどっと疲れを感じ、食欲もあまりわかなかったが、それでも頑張ってサンドイッチを食べた。 カサブランカの送迎運転手は話好きの人だったが、私とは波長が合わない感じ。
2017年10月25日(水) |
52歳 サハラ砂漠→フェズ |
消灯時間を過ぎると電源を元から切るらしく、夜中に照明のスイッチを押してもつかなかった。懐中電灯を持っていなかったが、PHSの発光だけでトイレに行くには十分だった。 夜空には満天の星が見え、北斗七星・カシオペア座・オリオン座を久しぶりに見た。 フェズまで同じ旅程で旅をしている日本人の一人がお腹を壊したらしい。大したことなかったようで、よかったが。 昼食を食べたレストランのサービスはよくなかった。 道中日本猿によく似た猿の群れがいたので、車を止めた。 フェズの夜はこれが最初で最後だ。レストランのスタッフにガイドをやらせろとしつこく言われたが、一人で歩きたいのだからしかたない。
2017年10月24日(火) |
52歳 ブーマルン・ダデス→サハラ砂漠 |
このホテルにはきれいなプールもあるし、テラスからの眺めもすばらしい。またいつか泊まりたいホテルだ。 トドラ峡谷では車を降りた場所で言われたとおり、30分後にその場所で待っていたのだが、なかなか車が来なくてやきもきした。 絨毯屋のスタッフはフスハーを話していて、この旅で初めてアラビア語の会話をした気になった。所沢に友達がいるとは奇遇だ。 砂漠に持って行かない荷物はどうするのか不安だったが、出発点のホテルで預かってもらえた。 自分がらくだに乗って砂漠を行くとは、現実のこととは感じられなかった。それほど体力的にきつくなくて、アトラクションを楽しんでいるような感じだった。
2017年10月23日(月) |
52歳 マラケシュ→ブーマルン・ダデス |
今日からお世話になる運転手さんとはフランス語でリラックスしてコミュニケーションできる。 クサルやカスバには目を楽しませる要素があまりない。考古学的には貴重な遺跡なのかもしれないが。 今日泊まるホテルの部屋はスイート・ルームだ。昨日のマラケシュのホテルとの落差が大きい。 昼食が遅めで量が多かったので、夕食の食後の果物がほとんど食べられなかった。 寝室の壁についている照明のスイッチが見つからず、ホテルのスタッフに教えてもらった。ベッドの頭側の壁の下の方にあって、全然目立たなかったのだ。
朝食で食べたヨーグルトの容器に ف の点が3個という文字が書かれていた。本来アラビア語にはない v の音を表すようだ。日本人が「ヴ」という表記を考え出したのと同じで、おもしろい。 史跡地区ではガイドに案内してもらっているグループをたくさん見かけた。 バヒア宮殿は外の喧噪を感じさせない静かな所で、ステンドグラスが美しかった。絵画や彫刻がないのが物足りないが。 スークで強烈に印象に残っているのは、あの狭い道を走り回るオートバイだ。 モロッコでは払うべきチップを払えば、現地の人との関係がとても良好になるようだ。
2017年10月21日(土) |
52歳 飛行機→マラケシュ |
今日は移動日だった。 イスタンブールの空港は3年前にも来たので、少し見覚えがあるように感じた。 夕食は列車の中で食べられるように、駅の近くの食堂でサンドイッチを買ったが、サフラン・ライスに大量のフライド・ポテトまでつき、食べ切れなかった。 マラケシュ行きの列車の中で、ファイブ・スター・クラブを利用して、モロッコ旅行をしている日本人といっしょになった。 マラケシュの駅からホテルまでの送迎の運転手と、モロッコの言語について話して楽しかった。
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