チューリヒ空港で買おうと思っていたＴシャツが見つかった。ユーロもスイス・フランも少しのコインしか残らなかった。

　カタコンベはそれほど見たかったわけではないので、中に入らなかった。
　カラカラ浴場は大きかった。タイム・マシンがあったら、ローマ帝国のカラカラ浴場に入りたい。
　サン・ピエトロ寺院では伊勢神宮を思い出した。
　５年前もそうだったが、ローマのレストランのウェイターのサービスには満足できない。

　フィレンツェからローマに行くには、ＥＳ＊か各駅停車しかない。
　ホテルはあっさり見つかった。５年前もそうだったが、シャワー・ルームや洗面所は清潔だ。
　今日は地図を見ながら歩いたが、何度も道をまちがえた。ジャニコロの丘は遠くて、暑い中を歩くのはきつかった。

　ウッフィツィ美術館には開場の１時間前に並んだので、余裕で入館できた。
　もう少し涼しい時期に来れば、もっと楽しめたかも。
　フィレンツェは街そのものが絵になる。
　ホテルの近くに安くておいしいトラットリアがあって運がよかった。

　イタリアの旅はスイスと比べるとずっと疲れる。予約が必要な列車が多い。列車も時間どおりに着かない。
　でも、ダビデの実物を見られただけでもイタリアに来たかいがあった。

　朝食をホテルで食べずに始発の登山電車で出かけて正解だった。２本目から団体の観光客がたくさん乗って来た。
　ハイキングは前半のコースのほうが楽しかった。後半は下りの傾斜が急すぎた。
　夕食を食べたレストランはイタリア語系の店だったので、最初イタリア語を話したら、店のおじさんとすぐに打ち解けた。

　今日はツェルマットまでの移動日だ。機内であまり眠れなかったので、睡眠不足。
　日本人観光客が多い。

　飛行機が欠航した。ほんとにこんなことが起こるとは。
　ルツェルンと氷河急行はまたの機会に。氷河急行の座席指定券は払い戻されない。ホテル代もクレジット・カードで引き落とされるだろう。
　日本で必要になった食費・ホテル代・交通費は航空会社が負担してくれた。でも職員の手際が悪い。