ホトトギスの鳴く頃
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2020年01月13日(月) |
アナ雪2と氷河と紫龍 |
遅ればせながらアナ雪2を見てきた。 アナ雪無印のときは、当時娘がまだ2歳で映画館という娯楽は断念していたので、今回は一緒に映画館で見れたのがとても嬉しかった。 以下箇条書きで感想。
・アナとエルサが国を背負うということをとても自然にやっているのがやはりこの姉妹は可愛くても大物だ...好き....という気持ちです。 ・オラフが終始可愛かったな〜あんだけ喋ってたけど声に違和感ないのすごい。 ・松たかこさんと沙也加さんの声の透明感と伸びが相変わらず美しくて、前作から7年も経ってて「相変わらず」なのがすごいなと思いました。大好き。 ・クリストフのコンサート長かった。ツイッターでみんな同じ気持ちだったというリプくれた。真剣な求愛を空気読めない感じでやる人みたいにされちゃったのかな...?クリストフの朴訥だけど地頭良さそうなとこ好きだったのでちょっと残念な気持ち。 ・エルサが、精霊のフィールドで思う存分魔法を解き放っているのがほんとうに美しくて、ほとばしってる画面にちょっと涙が出た。幸せそうに見える。アナや普通の人たちとの普通の暮らしは、エルサにとってはアウェイで、ここがホームなのか...力を押さえて生きつづけるのは、やはり辛かったのか...という気持ちで感極まりました。エルサの自分探しがここで終わるんだな....
ここまで思い出しながら書いて、ヲタクなのでつい推しに思いを馳せてしまうんだけど、エルサがどんなに大事な家族が居ても自分の力がしっくりくる世界にいってしまうところ、紫龍みたいだな..........って思いました。
「愛する人たちはここに居るの 危険を冒すこと二度としないわ」(イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに /松たか子) 「こんな私が何故生まれてきたのか みんなと違うこと悩んできたわ」(みせて、あなたを /松たか子)
(クリックすると公式の紹介してる曲に飛びます↑)(音量注意)
戦いに身を任せているエルサが、聖闘士なみのアスリートだったという理由もある。 おなじ氷を操る氷河にはぜひ、こういう華麗な戦い方をしてもらいたい。 そういえばエルサが見つけた「魔法の川」は「氷河」=「氷の川」だったと言っていたね....(自分を探す紫龍が最後に見つけたのは氷河だった....という隠喩(私だけの)...滾りました)
・今回はアナもほんとうに辛い試練があって、全部失った!でも1人で立とう...っていうところが好きでした(クリストフをあてにしていない...)
娘は始終だまって画面を見ていて、エンドロールまで見て、そのあとオラフが喋るとこまで見終わって、 「感動した。涙でた」 という感想だった。何に感動したのか?と聞くと「エルサもオラフも生きてたところ」だそうです。話はちょっと複雑だったろうけどほんとにこの映画良かったね。
友人が「アナとエルサのご両親、ハピエンの人魚姫ストーリーだったんだろうね」っていう感想を語ってくれて、私もほんとにそうだな〜って思った。観衆の想像に委ねる控えめな演出が良かった。
じんこ
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