昼食に誰かを待つ日は

2019年05月28日(火)

朝。今日は比較的涼しい日だった。昨日の夜、日記を書いたあと死んだように眠り、ああよく眠った。と実感できた朝だった。よく眠れると充実感がある。目覚めも良い。

自転車で仕事場に。下り坂で自転車を飛ばして事務所へ着くと、職場のAさんが後ろから現れて「自転車で駆け抜けているの、すごくいい!見ていて気持ちがいい!爽やか!」と興奮気味で言ってきた。坂を下ったあとは体が火照るから暑く、それを聞いているときには、わたし自身はまったく爽やかではなかった。

10時、仕事。扇風機をセット。
お茶に氷を入れるため、冷凍庫から氷を取り出したのだが中身がくっついて取り出せず、仕方がないので床に打ち付けているところをまたもやAさんに見られていて、「ねえ。文明を知らない猿みたいだよ」と言われた。水をつけたら早いじゃない、という。なぜ気がつかなかったのだろう。わたしの行動は、たしかに映画猿の惑星、じゃなくって『2001年宇宙の旅』の冒頭のそれとなんら変わりがなかった。

きょうは某占い師の先生と打ち合わせ。先生に、きっと一瞬不快な思いをさせてしまった。「面白い」という言葉の意味を、ニュアンスを、違う風に捉えられてしまったのだ。こちらが揶揄しているような意味で。
もちろんそういう意味合いではなかったので、謝った上で、きちんとそうではないということを伝えたのだが、「面白い」という言葉は、ある時には不快な要素を含んでいる場合がある。
今からわたしは映画の『フリークス』を見ようとしているけれど、この映画に出てくる畸形の人たちが「面白い」と言われる場合には、それはどういう意味の面白いなのだろう。健全な面白さと、不健全な面白さ、があるような気がする。

打ち合わせ後、おいしい焼き菓子が用意されていた。差し入れと言って、どうやら本屋さんが持ってきてくれたらしい。わたしはレモンの焼き菓子をいただいた。とても、とても美味しかった。

特に書くことがなにもない日だ。いまは雨が降ってきて、涼しい。暑い日の翌日に雨が降って涼しくなるのはいいな。本でいうと、ページをめくるとカラーページ・白黒ページ・カラーページ、と交互に続く仕様があるのだけれど、天気もそういう風に、晴れ・雨・晴れ・雨になってくれたらずいぶん楽なのになと思う。良いのか悪いのかは別として。

Hさんが首に巻いていたスカーフがとても素敵だった。
Hさんはお洒落なので、実は毎回着てくる服を見るのが楽しみなのである。

もうすぐ6月だ。6月かあ。




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左岸 [MAIL]