てくてくミーハー道場
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2019年03月10日(日) |
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(東京国際フォーラム ホールC) |
上演を知った時にはキャスト網羅するつもりだったのだが、なんやかんやしてるうちに東京千穐楽!
トシのせいかかつてほどの熱意がなく、「今回は観れなきゃ観れないでいいかあ・・・」と思っていたのだが、やっぱ初お目見えの葵わかなちゃんと、おさ(春野寿美礼)のキャピュレット夫人は見ときたいなあと、ダメもとで当日券の列に並びました。
こういう無欲(?)な時に限って手に入っちゃうもので、無事ゲット。
いやー、若いっていいね。(何だその感想)
大人組キャストの皆さんはもちろんそれぞれに遺憾なく実力を発揮しておられたのですが、若者チームの皆さん(アンサンブルっつうかダンサーの皆も含めて)の熱量のパねぇこと!
めっちゃすがすがしい観劇後気分を味わえました。
しかし何なんだ今の若い子(視点がすっかり年寄り)のビジュアルのレベルの高さはよ。
おそらく、歌唱力やダンス力は当然のこととして、キャスティングするときに身長で選別したんだろうなあってくらい皆高身長(ジュリエットのみロミオとの対比のため低身長に限定した?ただし木下晴香ちゃんは除く)
わかなちゃんは、見た目通りのかわいらしい澄んだ歌声でピッチも悪くなく、合格。そして、素の芝居もうまかった。ストレートプレイのジュリエットも見てみたいな。この子なら、シェイクスピアの無駄な修飾語満載(おい)のセリフも、うまく消化して表現できるような気がする。
おさのキャピュレット夫人は、歌は申し分ないのだが、かなめちゃん(涼風真世)の悪女的妖気やたぁたん(香寿たつき)の極妻的貫禄(おい)が感じられず。
ただ、モンタギュー夫人を演ったそんちゃん(秋園美緒)とのバランスが良く、キャピュレットとモンタギューの長年の諍いに唯一心を痛めているのがこの母親二人なんだ、ってことが伝わってきて良かったと思います。
そして、今回ぼくがお初だったもう一人のメインキャスト、マーキューシオの黒羽麻璃央君。
いやー、イキってたなあ(笑)
キレまくりマーキューシオ。
頭の悪いヤカラみたいな(オイ)イカレっぷりが突き抜けててカッコよかった。
今や有望ミュージカル男優をザクザク輩出しているテニミュ出身らしいのですが、デビューのきっかけは、美少年発掘コンテストであるジュノン・スーパーボーイ・コンテストだそうです。
この画数の多い()名前は本名だと知ってこれまたびっくり。
キラキ(略)
いやいや、“マリオ”は日本(任天堂)が生み、海外のたくさんの人たちからも愛されるヒーロー!(田代万里生君もいるし^^)
その名のように羽ばたいてください。またどこかの舞台でお目にかかれますように。
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