てくてくミーハー道場

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2019年01月24日(木) 音楽活劇『SHIRANAMI』(新国立劇場 中劇場)

さすがG2!

その一言です。

期待通りの面白さ。

“音楽活劇”ってとこに若干不安(なぜ)があったんですが、使っていた音楽が、誰でも知ってるスタンダードジャズだったところに「ほぉー」と唸った。

後で誰かが言っていたのだが、「TAKE FIVE」を使っていたのは、「五人男」の「5」に合わせたんじゃないかとか、そういわれてみれば、細かいところに拘りが見えていた。

その五人男それぞれの使い方も“元々のファン”に対するサービス精神があったりして(まさか喜矢武さんが歌うとは思わず爆笑びっくり/笑)

冒頭(アバンタイトル)部分でこの五人男の捕り物シーンがあるんだけど、ぼくのミーハー気質が災い(?)して、誰を見るか迷って辛かった。

やはり()喜矢武さんへの心配(オイ)が一番勝ってしまったのだが、(早乙女)太一くんの殺陣も一瞬たりとも見逃したくなかったし、まさお(龍真咲)も見たかったし・・・ほんとに(おい他の二人は?)



ただ、性格悪くて申し訳ないんですが、赤星十三郎(まさおが演じた役)は、(以下ネタバレ)本当は女という点や立ち回りが多いという部分から、まさおよりもみちこ(北翔海莉)で見たかった!・・・見たかった・・・見たかった(←うるせえ!by まさおファン)

忠信利平よりはるかに背が高い赤星(黙れ)・・・そこらへんが唯一残念であった(この辺はみちこが赤星であっても同じようなものだが、一応2センチ弱みちこの方がまさおより低い)

G2もそこは察したか、利平と赤星はあんまり並ぶシーンがなかった(・・・)

ただ今回まさおも、現役時代にまさおに感じていたストレス(なんか・・・ひっかかる芝居をする)をほとんど感じず、演出家が違うとこんなに違うのか(コラコラ)と感心させられた。



脚本はG2モノのファンとしても歌舞伎ファンとしても面白く満足したし、見た目にはヅカ(まさお限定だが)ファン、ミューオタ、喜矢武ギャ、花組芝居のご贔屓(花組役者連がこんなに活躍するとは思ってなかったので感動)などなど、どの出演者にも“おいしい”部分が用意されてて、全方位に親切な安定かつ熟練のG2でした。

喜矢武さんに関しても、これまでやってきたみたいな「喜矢武さんのために、喜矢武さんがやりやすいように脚色された役」ではなく、主人公チームの一員としてきちんと役をあてがわれていて、しかもそれをちゃんとこなしていたことがうれしかったです。


←逆に普段の方がおかしいのかも(コラ)


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