てくてくミーハー道場
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2014年12月31日(水) |
副社長派か、専務派か(←池井戸潤の小説ではありません) |
【おことわり】
以下の記事はフィクションであり、いかに実在の人物・組織を彷彿とさせるものであっても、現実のお話ではありません。決して。
特に、登場人物のセリフなどは完全にお話の都合上の作り事であって、その登場人物が口にした、または口にしそうであるということは絶対にありません。
世間では「二大派閥」などと揶揄されているが、実際には(今のところ)三つに分かれているのが現実だと思います。
それも、開業以来のプロパーが今や最も勢力が弱く、ただし、現在これだけの権力を業界内で恣にしてきた原動力となった実績を持つメンツがそろっているのでそうそう粗末にはできず、最もデカい会場をあてがわれましたが、世間様から見れば、「過去の栄光にすがるロートル」+「実績作れてないペーペー」チームだったのかもしれません。
上はアラフィフ、下はやっと深夜営業解禁の18歳。そういった意味ではバランスはとれていました。
ただ、やっぱりどうしても、「今まさに稼ぎ頭」「何年トップ成績を叩き出し続けるんだモンスター社員」の二人だけならともかく、最近その辺に妙にくっついてるようなそぶりの者たちが大量に欠席していては、正式な“納会”というには程遠い気がしました。
「派手な大口はとってこないけれども、毎回確実にノルマを超える」優秀な中堅社員担当だから言うわけじゃありませんが、いくらバンバン大口契約をとってくるスーパー営業マンでも、
「え? 会社の行事? あーすいません、その日は忙しくってダメっすわ」
てなことを毎回言われますと、モヤモヤが積もっていく(優等生の中堅社員が過去すべてに出席してるだけに)
それだけならまだしも、「じゃあ、集まれるヤツらだけ集まろう」と号令かけて集まったところ、“最も創業者に可愛がられている”大将幹部社員がギンギ(略)りげなく(ないが←)カラオケのマイクを離さない(こら!/汗)という、日本の会社に一番ありがちな忘年会となってしまいまして、招待された古株の株主(ダジャレではありません)の我々、
「まあ、彼は、この会社が傾き始めてた頃にすごーく頑張って立て直した功労者だし、永遠に秘密・・・あ、いや(汗)、粗末には扱えないからねえ」
と、こっそりためいきロカビ・・・ご、ごほん。
まあ、新人に毛のはえたような連中が、オタ以外は知らないような業績しか持ってない(ヒット曲が二つ以上ない)というところも問題なのであり、そしたら、うんざりされようがオッサンどもが頑張るしかないのでねえ。
だけど、いくらなんでも年明け後のほぼ1時間、すべてマッチのターンとは思わなんだ(お、思わず実名が/汗)
FNSで気が済んだんじゃなかったの?(実はそうでもないらしい)
ただ、矛盾する感想ですが、小一時間やりたい放題に暴れる最古参幹部社員の近藤さんを見ながらぼくは、
「今、伸び悩んでる若い連中に足りないものは、この、まっち先生が溢れるほどに持っている“外向きのパワー(別名「図々しさ」)”なんだな」
としみじみ思ったことである。
有無を言わさぬぐいぐいくる力、それを、この子たちは持っていない。
まあ、佐藤勝利とかは、レベルの高い美貌に加えて、KinKiに通ずる控えめでお育ち良さげなたたずまいが美点ではあるんだが。
ヘイセイくんたちにしろ、NEWSくんたちにしろ、今日ここにいない「なんでお前その顔でジャニーズって言えるんだよ?」的な一部のあんちゃんたち(だ、誰とは言わないよ?)と比べたら、立派に顔審査をパスしてる子たちが多いのに、CD売り上げやコンサ動員力などがいまいちふるわない(いや、具体的な数字は知りませんが、はっきり事実として、この場にいるグループで「ドームを単独で満員にできる」のは、KinKiだけでしょ?)のは、その「図々しさ」に欠けるからなのでは? と感じた。
可愛げはすごーくあるんだけど、いい子ちゃん過ぎるきらいが(きんきっず含む)
だから、おっさんにやりたい放題されてしまうわけで。
まあ、東山・植草の二人でさえもビビってる()んだから、ほかの子たちが対処できるわけはないんですが。
ただとにかく、まっちの“一人で”場の空気をざんば・・・いやざんぶりかき回してしまえる破壊力というのは、「グループの一員」(たのきんっていう括りはあったけど)という、一種安楽な立場を与えてもらえなかった、スパルタで育てられたからこそのものなんじゃないかと。
50歳のおっさんが、東京ドームの外周をぐるぐる走り回りながら歌ってるのを見て、伝説の「たのきん3球コンサート」を思い出し(あの、バイクで登場したとことか。懐かしかった)、おもわず目頭が熱くなってきた53歳のおばちゃんでありました。
アイドルには、これ系のパワー、ないとダメだよ、やっぱり。
好き嫌いを超えて、圧倒されちゃうもん。
あと、まっち、すごく声がデカい。悪声だけど。
あのドームの音響で、はっきり歌詞がききとれる、ピッチが(正確かどうかはともかく)ビシッと飛んでくる声。
歌がお上手とか下手とかではなく、これこそ「プロの歌手」の歌だ、と思う。
すいません、おっさんおっさん揶揄しておきながら(当のわたくしは、その「おっさん」よりさらに年とってますが)、結局まっちに感心している。
35年間、好き放題な仕事ぶりでも消えちゃわずにやってこれたのは、会社の権力もさることながら、上の人間からそれを許されてしまうだけのものをまっちさんは持ってるんじゃないか。美空ひばりさんに気に入られたのもそうだし、黒柳徹子さんに証言していただくまでもなく、当時のアイドル界をリアルタイムで見てきたぼくらには、痛いほどわかるんです。
芸能界って、やっぱり生き馬の目を抜く世界だからね。
でも、やっぱりぼくは、お育ちの良さが垣間見える美麗少年→青年→壮年の方が好きだけどねへっへへへ(←)
ここらでいい加減(ん?「いいかげん」?←)にカウントダウンの感想を具体的に書きます。
テレビ中継がなくて良かった点
年明け前の1時間では、45分前に秒単位でがっちゃがっちゃ中断する例年のような構成じゃなく、グループごとにゆったりと持ち歌を披露してくれて、落ち着いて楽しめました。
全員へんてこなTシャツやらスタッフジャンパーみたいなのを着せられてた件
「だっさい」のは想定内だったんだけど、衣装で区別できなくて(下半身で区別すりゃよかったんだろうけど、その前にちゃんと「誰がどんなズボンだったか」を覚えてなきゃならなかった)腹立った。
髪形や背格好で、光一さんと山田涼介を時々見間違えて腹立った(←)
可愛かった人たち
岡本父子。パパにジャンパーを着せる親孝行な息子に胸キュン(笑)
「ピンク髪みじか!」といじられていたとっつー。なぜいつも突拍子もなく坊主にするのか。謎な子だ。
鼻づまり声をいじられていた重岡君ジャニーズWEST。つよっさん、「関西WEST」ではないですよ(元日コンで間違えてました/笑)
期待満載の「アンダルシアに憧れて」
カウコン名物といっても過言ではない同曲ですが、今回の演出はいまいち(つばっちゃがプリンシパルとして加わらなかったことに不満。病気の方は寛解したらしく元気な姿を見せてくれたのですが)
この曲はまっちの持ち歌であって最早まっち一人の曲にあらず。ジャニーズの財産なのですから。
まっちが全編歌うことはまあ許可する(アナタなにさま?)ので、ド真ん中ではなくステージ上段で歌うとかさ、ダンサー陣に場所空けてほしいわ。(な、なにさま・・・?)
アラフィフ大幹部と18歳に挟まれて
年齢的にもキャリア的にもちょうど中間地点にいるたきつばキンキなんですが、“派閥”的にも宙ぶらりんなことは明白。
でも、コンビデオなんかには毎回ばっちり「Supervisor Julie K.」のクレジットが入ってるけどね。この辺の事情はわたくし詳しく存じません。
ただ、こうしていつもまっちや少年隊と下の子たちとのパイプ役として駆り出されてる上に、KinKiさんは直属のメンターがSMAP兄さんだったという誇るべき過去があるのだし、
「(ヒデちゃんに向かって)どっちにつく?」(←もちろん冗談口調)
なんてぶっこんでないで、中居兄さんと計らって会社を一枚岩にする役目を担ってほしい(中居君ぐらいの地位にあれば、派閥をぶちこわずぐらいたやすいことではないかと感じるのだが、逆にSMAPはI派閥の最先鋒っぽいからなー・・・難しいのかなあ?)と願っているのだが。
ほんまにたよりにしてまっせ。(←言いたいだけやんか)
消えた年男企画
これが最大の不満。なんで今年に限ってこういうことになるのかね?
あと一ターンで好きな人と手がつなげる!と思ったら曲が終わるフォークダンスのようだ(←急に乙女思考)
めそめそ。
思い出せたのは、こんなもんかな。
でもま、もし、もしもだよ、本当に派閥が解消されて、カウコンにこないだのFNSみたいなラインナップが揃ったら、倍率がどこまで高騰するか、考えただけでもゾクゾクしますね(他人事)
そんときこそ、全編ノーカットで生中継していただきたいものだ。ステージ裏もおまけにつけて、ファンクラブで売ってください(2013→2014のカウコンはこの手法で販売されましたよね。だいぶ売れたと思うんだが、なぜあの後途絶えた?)
そういや、『ZIP!』で放送されるというネット情報はやっぱり噂の誇大化に過ぎなかったか。いつものワイドショーと変わんなかったじゃん。
ま、KInKiさんの元日コンも週明けにはワイドショーで放映されることでしょう。そっちの方がぼくにとっては楽しみですな。
さてさて(気が長い話だが)、来年、いや、今年か。2015→2016のカウコンはどうなるんかなあ?
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