てくてくミーハー道場
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2014年も残り1日となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わらくし、風水的に最悪な部屋(本棚のある部屋がダンボールだらけ)を何とか1ミリでも改善しようと奮闘しておりますが、どうも今年中に間に合いそうもありません。
2015年も貧乏決定の予感。
それにしても、この、毎週毎週10枚単位で増えていくBlu-Rayディスク、どうしたら良いんでしょうか?(誰に訊いてるの?)
視もしないのに録画しすぎなんです。それはわかってるんです。
でも、今日も今日とて、テレビ周りに無造作に積んであったディスクを整理していて、2012年の『さんタク』とか見つけて、
(この年の『さんタク』のテーマは「復活」)「あああー、この時はなかむら屋、例の病気を克服して復活してたんだった・・・(号泣)」
と、今頃泣いたりして一人タイムトラベルしてしまっている(←いい加減今日を生きろ!)
そして、夕方になって我に返り(おい)あわてて身支度して東京ドームへ。
ドームが寒いとつよっさんがよく風邪をひくので心配でしたが、今日は幸い東京地方、少し暖かく、ぼくも軽装でドームに向かいました。
お二人とも元気そうで何より。
ただ、フクちゃん(福田悠太)が首を傷めてたみたいで(寝違え?)ちょっと心配。
ふぉ〜ゆ〜はプレゾンが控えてるんですが、彼らが本日はドームへ出向()のため、プレゾンのお稽古は昼過ぎに終わり(“休み”じゃないところがジャニーズですねえ)、プレゾン組もKinKiコンをご見学。
ぼくは本日一塁側のスタンド上段の席だったので、双眼鏡(オペラグラスなんていう生易しいものではない)で目を凝らしてみたら、トラヴィスとステイシーの横にずらりとそれらしきメンバーが並んでいるのが見えました。
トラヴィスは髪型のせいで、すぐわかった(笑)
数年ぶりの「30日の風物詩(後輩がやってくる)」でした(あと、エネルギーの森くんとかも見えた)
で、ぼくとしては気になったのは、結局つばっちゃは出られることになったの? ということで。
ツアーは結局タッキー一人(with Jr.)でやったんだっけか? ちゃんとしたファンじゃないのでよく分かってなくてゴメン。
あ、そうか、今夜カウントダウンにはたきつばが出演するとWebにあるから、そこで様子が判りますね。
んで、そういうモロモロのジャニオタネタよりも、KinKiさんたちのご様子はというと、まあ、安定してましたよね。(あれ? なんか、口調が・・・)
んーとね、本人たちには一切罪はないことなのですが、本日ぼくがあまりにもク○席(こら!入れただけでも感謝しろ!)だったせいなのか、周囲のお客さんたちに対して、物申したいことがありました。
いえ、決して問題行動(バッファとか。・・・まあ、バッファできるほどの席でもなかったんですスタンド上段だし)をするようなヤカラがいたわけではないのですが。
なんつーか、冷めてた。
京セラの感想にも、
「ある曲のときに、客が冷めてるのを感じた」
と書きましたが、今回はその部分ではなく、本編終わりのときに、イライラっと感じましたね。
そう。アンコールをしない。
どうせ待ってりゃ出てくるから。
そういう態度のやつが多すぎる。
がんばってアンコールの声を出してるのは一部の元気なお嬢さんたちだけで、いち早く座ってツレとぺちゃくちゃおしゃべりしたり、ぼけーっと空(くう)を見つめてたり。
それがどうもね、東京ドームで特に顕著なんですよ。
地方(といっても、最近は京セラぐらいしか地方ないですけど)では、「めったに会えないから」っていう熱意もあるのか、開演前のコールも、アンコールも、一所懸命やってる雰囲気がある。
でも冷静に考えると、東京だって、「KinKi Kidsのコンサート」って、2014年“2回”しかやってないんだからね。
めったに会えないのは、東京のファンも同条件。
なのに、なぜか渇望感というか、危機感を現実視してないように見える。
こんな、自主性のないオタの集団て、他のジャニタレにもいるのかしらね。
つよっさんがかつて、好ましい意味でKinKiのオタを「図書委員」(出しゃばらない、まじめな子、の意味であって、決してネットの一部で転用されているような「あるジャンルの小説を好む女子」の意味ではありません)と称したけれども、「出しゃばらない」のと、「意思表明は人任せにする」のとは別ですからね。
あーくそ(←下品ですわよ)、つい口うるさいおばさんになってもた。
まあ、今日“客席アンケート”をとったら、予想以上に十代のお客が本当に少なく(ここ6、7年のKinKiさんのメディア露出状態で、十代のファンがいること自体、奇跡ではあるが)、ムダに熱気を発する層がほとんどいないのはむべなるかな、という気もしている。
でも、アンコールで声を出すのが恥ずかしくても、手拍子ぐらいはしようよ。
あんな熱意のないアンコールじゃ、いつか本当に出てきてくれなくなるかもしれない。
可愛い顔して男気がありますからねきんきさんは。
甘く見てると、ルーティンをぶちやぶるかもしれない。
演者と客は相思相愛であると同時に、殺るか殺られるか(おいおい/汗)の関係じゃなきゃ、決して良いものはできないんですよ。
2014年の終わりに、なんでこんな、空(くう)に向かって説教してるんだろ。
おばちゃん悲しいわ。
ただ、本編は実際楽しかったです。
アンコールで手を抜いても(しつこい!)本編中はみんなノッてたし。
サウンド的には、京セラに比べて東京ドームはリバーブがきついというか、音がむちゃくちゃこもって聞えるので、今回はなかったけれども、初聴きの曲だと、まったくもってどんな曲やら判らない感じ。
その分、京セラで時々あった「遠くでなんかやってる」感をほとんど感じない。
同じセットを組んでるから判るのだが、実は京セラの方がグラウンド自体は広い(外周が余る)
そのせいで、おそらく同じようにアリーナ席を設営していても、東京ドームはすごいぎっしぎしに入ってるように見える(スタンド上部から見下ろすと、アリーナとスタンド下段がつながって見える)
だから変な話、東京ドームの方が容積はデカいのに、アリーナの外側のスペースが狭いせいで、ステージが近く見えるのだ(完全に気のせいなのだが)
なので、京セラで妙に感じていた疎外感を感じずに済んだ。
(ここから先はちょっと楽しくない話なので、イヤな予感がした方は読まずにお通りください)
「疎外感」といえば、先日の京セラ公演の感想にぼくが書いた、「客が冷めて見えた」どんちゃん曲(ネタばれしてセトリ書かせていただきます。「SPEAK LOW」と「キラメキニシス」です)のターンに関して、今回若干の“改善”があったので書きますが、この2曲の演出、わたくし大阪ではちょっと気に入らなかったのです。
「SPERK LOW」ではつよっさんがギターを弾き出し(歌ももちろん歌うけど)、大阪の時は光一さんはその横でただ歌うだけ、「キラメキニシス」では、セットの上下に分かれて(上段の方ではホーンセクションがフィーチャーされている)歌う、という形だったのだけど、まずひとつめぼくが思ったことは、(これまた炎上誘発になってしまうかもしれないが)KinKiのコンサートでつよっさんだけがギターを弾くっていうのは、正直ナシだと思ったこと。
さらにふたつめ。つよっさんがそれだけの自己アピールをしているのに、光一さんが所在なく”歌ってるだけ”という点に不満を感じたこと。
これでは二人のパフォーマンス量に差がありすぎる。
で、9日経ちまして、さすがきんきっずさん、この点は早速改善してきました。
おそらく急遽だったんでしょうが、光一さんの方にダンス(with 女性ダンサー)がつきました。
これで見た目上のバランスはとれたと言えますが、ぼくとしては、せっかくのKinKiコンで、上下に分かれてソロパフォーマンスを見せられてる気がしてあんまりおもしろくなかったです(言い訳しますが、それぞれのソロ自体は嫌いじゃないです)
きついこと言うようだが、二人とも、何のためにソロをやってるの?(光一さんの方は、ソロっていうか、『SHOCK』が主ですけど)
ぼく自身隔たりのある思考の持ち主と思われてしまうことを恐れずに言いますが、KinKi Kidsというユニットにはそぐわない各自の「個人でやりたいこと」を、ソロ活動としてやることを許してあげてるんですから、KinKiの場にそれを持ち込んでほしくないなーと(『SHOCK』が始まったころは別にこんなこと思わなかったんだけどねー、人の心とは勝手なものです)
まあ、つよっさんのギタープレイも、光一さんの“一人で踊るダンス”も、本気で本当のソロの時よりゆるめにKinKi寄りであったこともわかるんだけどねえ。
この2曲だけ、どうも他の部分と分断しているように感じるんだよなあ。
楽曲自体すごくカッコいいですし、ここのターンが大好きな方もたくさんいらっしゃるでしょう。
あくまでも「個人の感想です」ということで、お許しください。
ただ、とにかくこれだけは言いたい。
「KinKi Kidsのコンサート」は、ここんとこ年に4回しかやってない、ということをもっと重要視していただきたい。
そのたった4回の中で、「外で起こってること」は感じさせてほしくないんですよ、ユニットオタとしては。
こちとら、MCでちょろっとじゃれついたぐらいで騙されるほど甘かあねえんだぞ、と言っとく。(←炎上炎上!/慌)
(問題発言ここまで)
ぐちばっかり書いて本当に申し訳ありません。
でも、実際は本当に楽しいコンサートだったので。
あの手この手でお客を楽しませよう、という作り手側の愛情はすごく感じましたし。
お客さんたちだって、いうほど冷めてるわけじゃなく、MCで掛け合いまでしてしまう、つきあいの長いカップル状態のきんきっず&オタの、一般的なアイドルとファンのそれとはちょっと変わった関係性はぼくも大好きですし。
さて、今夜はいよいよテレビ中継のないカウントダウンコンサート。
まあ、フ○テレビは一度痛い目を見て来年改心してくれればいいですよね(中継がないのがテレビ局側ではなくJ側の意向だとしたら申し訳ない。この会社もどこへ向かってるのか昨今謎すぎるし)
今回のコンサートがどうなるかはふたを開けてみないと分からないけれども、かつて、年が変わるアラウンド5分ぐらいだけしかテレビ中継がなかった時代のように、会場にいる人たちだけに向けた(ある意味価値のある)カウントダウンコンサートになるのなら、それはそれで本来の形。
行けない人にとっては腹の立つ事この上ないことには変わりないですが。映像化するという噂(あくまで未確認情報)もあるし、座して待つことにしましょう。
※情報弱者ぶりを晒してしまいました。ぼくは知らなかったのですが、「生放送」ではありませんが、元旦放送の『ZIP!』(日本テレビ)でカウントダウンの様子が放送されることになったそうです。達兄司会ですね。どれだけカットされずに放送されるかは未定ですが、とりあえず例年の「わずか5分たらずのために各局ワイドショーを張りまくる」苦労を来年はしなくてよさそう? 一応それはそれで必要なのかな? とまれ良かったです。映像化はしてほしいけど。※
とにかくあっしはお部屋をきれいにしなくては。
ではでは皆様、よいお年を!
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