てくてくミーハー道場

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2012年12月13日(木) しばらくはこのテンションで

気持ちを切り替えようとしてるんだけど、やっぱどうにも・・・。

このところ、公式モバイルサイトでの告知も間に合わないほどワイドショーにちょろちょろ出ている金爆さんを追っかけていると、タイミング的になかむらやについての話題も一緒に録れてしまう。

必死に信じないようにしているってわけでもないんだけど、その話題が出るたびに、「嘘じゃなかったんだ。誤情報じゃなかったんだ」と実感してしまって、全然悲しみに慣れない。

このところ(といっても、ここ4か月ぐらいの話だが)、ぼくのリアルの知人や親戚でも故人になった人がいて、そのたびごとに悲しい気持ちになっていたのだが、(おかるのセリフじゃなけど)皆さん“お歳の上”の方たちばっかだったので、ひと月も経てば諦めの境地というか、そんな感じになっていた。

でも、なかむらやの場合は。

昨日久しぶりに銀座に用があったので、ちょい足を伸ばして建設中の歌舞伎座を見に行った(あの界隈に行くのが、びっくりするほど久しぶりだった)

着々と出来上がっている。

今までだったら、完成後のことをあれこれ楽しく想像していたろうに、ついめそめそ。

今月の新橋演舞場のポスターを見て、

「来年の、歌舞伎座杮落とし公演のポスターに『勘三郎』と出ることはないんだ・・・」

と実感して、まためそめそ。

当分歌舞伎を観る心境になれない気分だ。

いや、逆にこれからもっと「中村屋一門」を力いっぱい応援しなくては(ぼくの力なんて微々すぎるけど)という気持ちもあるのだが。

テレビでは、ワイドショーだけでなく、「追悼」と冠した番組がいくつか放映されている。

視るのがつらい。

でも、録り逃していたドラマなんかは、つい録ってしまった。

でも、今視るのはつらいから、そのまんまディスクに移して、いつ視れるかわかんないが、しまっておく。

この“後回し”体質が一番良くないことに気づかないとな。



先週土曜日の『情報7days ニュースキャスター』という番組、普段は視ないのだが、金爆が取り上げられるのを知っていたので録っていた。

今日になって再生(遅!)してみると、なかむらやの件が当然のようにどーんと放映されていたし、その直前には森光子刀自の本葬のニュースもあった。

そういや、森さんが亡くなったというニュースが報じられたときに、いろんな有名人からの追悼のコメントがあったが、なかむらやからはなかったな(今考えれば、彼もかなり深刻な病状だったので、知らされてなかったのかもしれないし、知っていたとしても、コメント出せる状況じゃなかったのだろう)とちらっと思ったことを思い出した(ぼくは当時なかむらやの状態を知らなかった)

画面をぼんやりと視ながら、森さんが、この世とあの世の境目で、

「勘三郎さん、何してるの。あなたはまだここに来ちゃダメですよ」

と追い返してくれないもんだろうか・・・などと中二くさいことを夢想してしまった。

痛くてすみません。





お目当てのゴールデンボンバーは、予告と違って、前日に出演した「つながるプロジェクト」(正式名称めんどくさいので略←)イベントの模様をちょこっとだけだった。

主な話題は来年の「活動休止?!」報道に関して。

これに関してのぼくの見解は4日のエントリで書いたので、今日は書きません。

そんで、今日12月13日は、本来なら「ひとりよがり3」がスタートするはずだった日なので、残念がっている人たちのために18時半からYOUTUBEで「2」のダイジェスト版が配信されている。

「2」のダイジェスト版配信は7月に公演があった当時にもされていたので、そのときにも視たんだけど、今回も改めて視てみた。

このころはちゃんと声が出ていたようで(ん? ちょっとは修正してたのかな? でもピッチ修正はあるにしろ、とにかく声自体がきれいに出ている)、やっぱこういう具合に歌えないのであれば、公演延期もしかたないな、と思った。

バンドのライブと違って、歌主体のシンプルな演出なのだが、それが逆にとても良い。

今年の後半になってゴールデンボンバーを知って、まだいくばくかの誤解をしている人たちがこの映像を視れば、ごちゃごちゃ説明する必要もないだろうな、と思う。

ぼくは“音楽信仰人間”じゃなく“言葉信仰人間”なのだという自覚がある(だから写真一切なしのブログなんかを書いている)のだが、こういうときには、

「音楽が(「は」ではない。ここが言葉信仰なところ)言葉よりも雄弁」

という事態があることを認めざるを得ない。

そして、だからといって、鬼龍院翔が最初からこういうソロシンガーとしてやってきてたら、売れるまでにどんだけ時間がかかったかわからない、ということも確実に言える、と思う。

彼が創る歌のチカラに人々が気づくには、日本には音楽があふれかえりすぎているし、おかしなパワーゲームもそこにはあるし。

「趣味は作曲」というくらいだから、ボカロPとして名をはせるという手もあったかもしれないけれど、もしそうだったら(「もし〜だったら」話は実がないのでヤメ)

冒頭でキリちゃんがコメントしていたように、来年の「3」のときには、これよりももっとすばらしい歌唱を聴かせてくれるようにと祈っています(「3」のチケ代、払ってんだからよこっちは(←)。キャンセルしないで待ってっからよ)





さて、明日は泉岳寺に行くので(嘘。前に行ったことあるけど、大混雑だったので正直懲りた)ふたご座流星群でも見るか(←言ってることが意味不明ですよておどるさん!)


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