てくてくミーハー道場
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2012年07月14日(土) |
『BAD GIRLS meets BAD BOYS』(東京国際フォーラム ホールC) |
(ちきしょー、ここはこないだの日曜日に来たかったなも←「Live不参加の誓い」を今すぐにでも破りそうな心理状態)
え。
だいじょうぶ。今日は今日で楽しみました。
バレエ門外漢のくせに、よく行ったよね、と思われてもいいです。
平気です。
ミズ様(今日は「ちかちゃん」じゃないのか?!)のために行きました!
わたちゃん(湖月わたる)もですけど、ミズ様(水夏希)に満足!
大満足。
あ、もちろんですが、ラスタ・トーマスあんどBAD BOYS、ステキでした。
今プロフィール見たら、ラスタってべらぼうに若いでやんの。
30歳だと!
で、TAKAHIROも同い年だと。
いやはや(おばさん、ついてくのもうムリですか?)
いや別に、実年齢どうこうでついていけるか判断してるわけじゃないっす。
第一、ぼくは観てるほうで、一緒に踊るわけじゃないし(←当たり前だ)
ただね、バレエ(観客としての)しろうとが災いして、なんというかね、この、
「運動神経の良い男子が、森永チョコフレークよりも大好物」(あれ?「栗きんとん」じゃなかったっけ?)
なぼくのクセして、さほど“ぎゅん”(“キュン”の比較級)とくるほどのものではなかった。
好きなタイプの筋肉の使い方じゃないといいますか。
とにかく、身体の性能が低すぎるぼくにとっては、運動神経が良くて体がやわらかい人なんて、一人残らず尊敬のマトと申し上げたいのだが、意外やナマイキにも好みがうるさいのである。
ジャニ好きであるあたりから、その辺は推測されやすいと思いますが、
「鍛え抜かれた肢体が、のびのびとジャーーーーーンプッ!!!」
みたいなダンスは、
「ああ、すごいですよね」
と理解はしても、細胞にぐぐっと来ない。
いわゆる「トリハダ立った」状態にならない。
そういう意味では、ラスタ(やBOYS)よりも、TAKAHIRO君のマイムっぽいイカしたパフォーマンスの方が、ぼくには面白かった。
ぼくは何ですかね、小柄な男子がちょこらちょこら敏捷に動いてたり(喜矢武さんですね)とか、「ダンス」の基本とか全く関係してないあんちゃんの集団が和太鼓に合わせてドドンガドドンガ踊ってたり(一世風靡ですね)すると、やけに細胞が騒ぎ出すんだなあ。
だから、今のぼくのイチオシのパフォーマンス集団は、ギニュ〜特戦隊だったりするんだコレ(^^ゞ←いくら何でも気が多すぎるんですがっ!!
あと、今年齢のことをわざわざ書いたのは、今回のパフォーマンスで使用されていた楽曲が、「なんでっ?!」っつうくらい、アラフィフ世代にヒットする年代物(コラ)だったから。
Act.1のスタンダードなジャズナンバー(リメイクしてあるやつだけど)は、まぁ、世代を超えてて「ダンス用の曲」としてはすでにクラシックナンバーと言っても良かったのかもしれない。
Act.2の方は、Queen、Prince、Michael Jacksonときたもんだ。・・・っつうか、これもうもしかしたら21世紀では「クラシック」扱いなの?!
おばさんには青春ど真ん中なんですが!(怒)←なんで怒るのさ? んー、ラスタ君にとっては生まれる前の曲もあったみたいで。
きっと彼(らの世代)にとっては、「確立した名曲」って感覚なんだろうなぁ。
あとね、やっぱ、おばさん頭固くなっちゃってるのかね、MJの曲に、ああいう「シュバッ!」「ビシバシ!」みたいな振り付けされると、すごい違和感なのよね。
MJだけには特にそういう想いが強くて。
あ、でも、プリンスもそうだったかな。ブラック・ミュージックとクラシックバレエの取り合わせって、赤飯にクリームシチューみたいな感じだろうか。
「意外とイケる」場合もあるかもしれないが・・・。
Queenの曲は、ドラマ性が強いから、コンテンポラリーな感じになってたな。
冒頭に「満足」とか書いといて、文句ばっかりですねすいません。
まぁ、それもこれも、ミズ先生のクール&セクシィなお姿に免じて(?)プラマイプラスにさせていただきました。
実のところ、確かにヅカ癖の抜けてないダンスっぽくはあったんです。
でも、ぼくってほら、変態なので。(開き直った)
女みたいな? 男みたいな? どっちかわかんない? みたいなのが好きなんで。(←ミズちゃんが聞いたら、決して喜ばないと思う/悲)
名前出した2人以外のBAD GIRLSも、全員ステキでしたよ。
いわゆる「オトコマエなお姉ちゃんたち」だった。
まりも(蒼乃夕妃)も、“娘役ダンス”から解放された感じで、思い切りビシュバシュ踊ってたし。
【後日思い出してつけたし】
Boysが空気人形(c 業田良家)を振り回して踊る場面があって、思わず「ホテルラブ」を思い出したおいらですた(笑)
昔なんかの映画でフレッド・アステア(だったと思う)が、ハンガースタンドを女性に見立ててめっさ美しく踊るシーンがあって、ぼくも大好きな手法なのです(そのくせして映画のタイトルを覚えてない)が、それのトリビュートかしらんと思いました。
安物のダッ○ワイ×特有のマヌケな表情が、逆に物悲しさをかもしだしておりました。
とりあえずこんな感想です。
最後にシュバッとまた文句。
こういうパフォーマンスには、フォーラムのホールCは広すぎるわ。
大阪ではドラマシティでやるらしい。
ああ、ドラマシティぐらいの広さがきっと一番いいと思うな。絶対そっちの方が作品も映えると思う(とはいえ、大阪まで追っかける気は別にないが)
大阪に行かれる方、きっと楽しめると思いますよ。
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