てくてくミーハー道場

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2012年07月13日(金) 『スペーストラベラーズ』(本多劇場)

遊びすぎでしょ・・・(←読者の皆様の心の声)



だって、楽日がバタバタと迫ってきてるんですもの。(←開き直るオラの声)





ジョビジョバはちゃんと見たことないんだよな・・・。

なぜか、トンチキ映画と称される(称されたっけ?)『スペーストラベラーズ』映画版は観てるんだが、内容をちゃんと覚えてなかった。

銀行強盗を題材にしたワンシチュエーションコメディーで、どんどん事態が悪化していく話だってことぐらいしか。



今回、改めて観て、確かに面白くはあったんだけど、ぼくは、このテの話を無条件に楽しむには人間が暗すぎるってことを、再自覚してしまった。

素直に「事態の悪化」を楽しめない。

コメディとして楽しめばいいのに、強盗を撃退できるチャンスをことごとくつぶしていく倉沢さんや佐藤さんにイライラっとしてしまう。

いや、そこでうまく立ち回ったら、話が終わっちゃうでしょ? とシャレの解る人たちから説教されるであろうことはわかる。

でも、やっぱり「イラッ」とする気持ちを止められない。

“事態を必死で解決しようとして”それが裏目に出て悪化させてしまうんなら、許せるし楽しめるの。

そうじゃなくて、“わざと結末を遅らせようとして”解決のチャンスをつぶす感じがダメだった。

これって、『33分探偵』を楽しめなかったことに通じるな、と今頃になって実感した。

“為にする”ギャグを笑えない人間なんですな、わたし。



何を面白いと思うかは人それぞれだし、それでいいと思うのだが、自分がズレまくってんのかな? という感覚は、こんだけ年とってても(年とってればなおさら、かな?)不安なものですなぁ。

もともとこの作品は、「演劇」じゃなくて、ジョビジョバというユニットの「コント」だったということだから、ぼくみたいな理屈っぽい観方をした時点で角度を間違ってるんだろう。





時にはこういうこともある。(てか、立て続けに観すぎなんじゃね?)←そ、それを言わないでくれ・・・(汗)


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