てくてくミーハー道場
もくじ|前回てくてく|次回てくてく
| 2010年02月11日(木) |
DANCE GALAXY vol.2『Rose Adagio』(銀河劇場) |
vol.1は例によって見逃しているのですが、気にはなってました。
わたちゃん(湖月わたる)のことは、現役時代は“それほど”ファンではなかったんだけど(やっぱ「唄重視」なヅカファンなので)、退団後の舞台は、けっこうよく観に行ってる。
ぼくの興味をそそる内容の作品が多いのです。
今回の舞台も、言葉が一切ないダンスパフォーマンスという、ぼくにとっては不得意なジャンル(ダンスショーであっても、唄も混じった宝塚のショーっぽいモノの方が、ぼくは好きなので)であるにも拘らず、いそいそとファーストナイトに出かけました。
出演者はわたちゃんと西島千博君しか知らない(大真みらんちゃんは、プログラムを観てやっと気づいた)という無謀な観客であったのですが、ストーリー性の高い構成と、出演者皆さんのぶっ高い(日本語変だぞ!)ダンス力のおかげで、一時間半のパフォーマンスを全く退屈することなく堪能いたしました。
構成・振付・演出の川崎悦子さん(これまた「先生」とぼくが呼ぶのは僭越なので)の世界観も、甘すぎず辛すぎず、すばらしかった。
実を言うと、もっと「お耽美」な、ぼく的には「か、痒い・・・」かも(震)、という危惧があったのだ(題材が、「眠れる森の美女」だったので)
逆にむしろ、想像以上に「硬派」な世界観だった。
さすがデビューが「そいやそいや」の川崎さんである(いつまでもソレを言うのも失礼だが)
ただ、こういったジャンルに関しての全くの素養のなさが祟って、ぼくちん、これ以上ろくな感想が書けません(−−;)
「人間て、こんなにも身体が自由に動くんだね!」
と、瞠目するばかりでありました。
運動神経限りなくゼロに近い人間の、情けない素の感想でございます。
昔このブログでも書いたことがあるが、まさに、
「跳躍力と柔軟性が自慢です!」
な人達の集団(褒めてるんです!)
そして、優れたダンサーというものは、それだけに止まらず、「言葉が一切ない」中で、あらゆる表現ができるんだね、と、感動を新たにしたのでございました。
いやそれだけじゃない。
言葉を一切使わない、という共通項の中で、マリンビストSINSKE氏の表現力にも瞠目いたしました。
良かったです。
|