ここ数日、鬱々とするので山へ。 自宅から徒歩5分でいける登山。
雨上がりの円山は、空気がしっとりと水気を含みほんとうに息が楽だ。 暖房風でカラカラに乾いた部屋で夜毎咳き込み、全く疲れがとれない。
坂道をのぼり息があがりを深く吸い深く吐く。 その空気が実ににみずみずしく美味しい。 からだの細胞が隅々まで喜んでいるのがわかる。
葉 幹 光 風 土 小鳥たち
目に映るものすべてが美しい。
ソロの良さを円山に教えてもらった。 1人静かにそこにいると、すーっと山にとけ込めたような受け入れてもらっているような気持ちになれるときがある。
否定も肯定も善も悪もなく ただ皆が、あるがままにいるという。
山頂なんてどうでもいいかな、といつも思うけれど、やはり登ってしまうし、着くと来てよかったと思う。
空が広い。 雲がながれ 葉がそよぐ。
街も生きている。 さて、下界のあれやこれやを楽しみましょうぞ、と思うのだ。
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