|
|
■■■
■■
■ 梅の実
小さいころ、道を歩くとだいたい道端のものにひっかかっては止まっていたと思う。 それを思い出したのが今朝の通勤途中。 梅の実が落ちていた。 ちょっと上をみたら栗の木発見。 横をみたらガウガウいってる犬2匹、これはまあいいとして。
梅の実は良く見るとけっこうあっちこっちに落ちていて、そういえばこういうやつらをたくさん拾って、いまとなってはきっと自分ですら理解不能な形を作っていたなあ、と思い出した。 そして、それらはひと晩たつと、魔法にかかって違うものになっているはず。 巨大地下王国が魔法円陣の下にできあがっているはず。とか。 そんなことを本気で信じていたことを思い出す。
いろんな魔法があったのですよ。 家の窓から身を乗り出して、壁のはじっこからぽたぽた落ちてくる雨のしずくをフィルムの空ケースいっぱいに集めると、なんとそれは魔法の液体になるの(いや、ならないけどね)。 いやー、首がイカれるぞ、その姿勢は長時間はおかしいよねえ、なんてことでも平気でやっていた。 だって魔法を手に入れるためだったから。
あのころ感じていた感覚を、ただの普通の通勤時間に思い出してしまい、ちょっとびっくりでも嬉しい朝でした。
2006年09月07日(木)
|
|
|