もぐみりん
もぐ



 毎日まいにち

うちに飾ってある人形は全部対になっていて、そのバランスや向きを気にしていた。
一番気にしていたのは、彼と自分に見立てた人形。ちいさい小さい、いまあちこちのかわいい雑貨やさんで売っている人形。毛糸の。
災いを吸い取ってくれるという人形。
私は彼の災いをとってほしくて、幸せになってほしくて、そしてできれば一緒に幸せになりたいと願いそれを購入した。

その人形を、昨日むちゃくちゃに壊した。
泣きながら。
ひどい様子で。

どこかにぶつけないとやりきれない思いは罪だ。
ぶつけられたものたちは「ひどいなあ」と本当に思うだろうにね。


いま、部屋にある人形はみな私自身だけ。
誰か、は存在しない。
ひどく悲しく、さみしく、だけどなぜか どこか 抜けていく感覚。


手放すことがそういうことだなんて、はじめてしったかもしれない。



しんしんと、しんしんと。
自分と向き合うことを 涙を流しそうになりながら。
思い出になるのはあっという間。
手放したくないと願った日々もあっという間。

2007年02月19日(月)



 またかあ・・

また好きな人に浮気された。
浮気?いやー、本気かな?もともとこっちが浮気で遊びかも?

いま、胸と胃の間のわけのわからないところがギュウっとする。
悲しいし、さみしい。
くやしいし、泣ける。
頭にもきたし、思いっきり相手を問い詰めたい気持ちも。

だけど、少しずつギュウッとする気持ちと泣きたい気持ち以外の気持ちが湧き上がってくる。
それで幸せになってくれるなら。
本当に好きな人で、幸せなら。

書いているだけで涙がでる。
苦しいよ、本当に苦しい。
なんでいつもこんなことばっかりおきるんだろう?って思う。

それでも今までと違うのは、相手をせめても問い詰めても、なにを聞いてもなにも変わらないってことをひしひしと感じること。
おきたことはおきたこととして見るしかないってこと。
そして、以前のように他の相手を探してやる!というようなやけくそな気持ちはさっぱりでてこない。
一番は、悲しくて苦しい。
でも、それが相手の幸せなら。

でも、でも。
いまはとても苦しいです。

2007年02月16日(金)



 不確かな

確信はない。
でもなぜか感じる安心感はなんて幸せなんだろうと思った。

ほんの数分の電話。
ほんの数行のメール そこにある数えるほどの単語。
あからさまな愛情表現もなく
なのに「ある」と思えるあたたかみ

それを愛情と呼べるなら
信頼と思えるなら
つながりと信じられるから
なんて幸せなんだろうと思った

なんでもない問いかけ
「どうした?」そのひとことに
優しい響きを感じたと思うだけで
満ち足りていく心の不思議

不確かなこと

2007年02月06日(火)



 そこにある

愛は溢れている

空の中に
音楽の中に
文字の中に
言葉の中に

雑踏の中に
風景の中に
日常の中に

会話の中に
あなたの中に
そして私の中に

私たちはそこにある愛を感じる
泣いたり
笑ったり
せつなくなったり

切望したり
嫉妬したり

だけどいつでも求めている
そして与えていたいと願う


そこにある愛も思う
気がついてください
見つめてください
感じてください
こんなにも溢れているのだと
あとはただそう 気がつくだけ


2007年01月28日(日)



 なにがなんだか

地味に地味にやってきたのに、いろんなことが急展開でなんだかおかしい。
ただ思うのは、どんどん一人で生きていく自信ができそうで・・変。

ひとりが好きで、でもひとりは嫌で。
それでも気ままにすごしたいけど、本当の気ままはさみしいと思う。
わがままというのだろうなあ。

空が気持ちよくて
空気がきれいで
風はほどよく
歩調は軽く

時に憤り
だけどたくさんの笑いもあり
急に泣きたくなるくせに
やっぱりいつも幸せと

気持ちは揺らぎ ゆらゆらゆら
同じふり幅は存在せず
どきっとするようなときもあり
そしてやっぱり幸せと


いろんな感情が交差すること。
面倒くさいけど、それがなければ生きていけない。

2007年01月26日(金)



 

桜の木の下を通るときに「おはようございます」。
通り過ぎたあとにある両脇の木々から鳥の声がたくさん聞こえると気持ちいい。その上、鳥が飛び立ったりするとさらにすばらしいと思う。

玄関を出てからほんの数分のことではあるけども、それはだんだん習慣になりつつある。

こうやってなんなく習慣になっていることを見逃さずにいこう。

2007年01月17日(水)



 自信

前回とは逆の題名で日記を。

自信。自分の力を信じること。
信じることって難しい。私の場合、特に「自分」を信じることが難しい。
すぐに「自信を失う」もしくは「自身を失う」羽目になる。

これまた仲のよい友達がいってくれたこと。

あなたはあなたのままで十分にすごい。そのままが一番。他人には真似できないし太刀打ちもできないよ。
「いいなあ」と憧れる人の真似をしてみてもそれは表面的なだけだよ。

他にも色々書いてあったのだけど、それを読んだ最初はしゅーんっと落ち込んでしまった。少し「カツン」ときたりもした。
でも、あとから読み返せば読み返すほど、彼女の私に対する愛情を感じる。
そして色々と考えるきっかけとなる。

私、いま自分を信じることができなくて、それがすべての不安になっているんだな、と思う。
私らしいってなにか、そこから考えて、その私らしさを愛しいと思いたい。
人とペースが違っても当たり前、なんでもかんでも思い通りになんてできないしする必要もない。
ただ必要なのは、自分を信じるようになれたら大事な周囲の人たちも信じ、愛情を向けること。大事だと思う心を捧げることだと、いま少し思えてきている。


ああ、またイチから頑張っていこう。
カメなみのスピードであっても!

2007年01月08日(月)
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