ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年08月11日(日) 出来ることを頑張ろう

晴れのちくもり。今日も猛暑日にはならず。

立秋を境に暑さの峠を越えたのかもしれない。



例年ならば梅雨明けを待ちかねての海苔網を洗う作業。

娘夫婦が手伝ってくれることになりやっと今日行う。

まだ屋外での作業などとても無理なじいちゃんが

どんなにかほっと嬉しかったことだろう。

私もやる気満々だったけれど娘夫婦はそれ以上

私の出る幕などないほどふたりはとても頑張ってくれた。

おかげで120枚ほどの網を半日で洗い終わる。

「やったね」と3人で顔を見合わせ心地よい達成感だった。


入院中から欝々と考え込んで悩んでいたじいちゃんに

「なんとかなるよ」と励まし続けていたのだった。

娘夫婦には感謝しきれないほどの大きな恩を感じずにいられない。


秋になれば漁場の準備も始めなければいけないけれど

今年は最小限にと決めた以上決して無理をしないでいたい。

出来ないことは仕方ない。出来ることを頑張れば良いのだ。




もうすぐ日が暮れる。そろそろ孫たちが帰ってくる頃。

首を長くして今か今かと待っている。

帰って来たらふたりをぎゅっと抱きしめたくてたまらない。





2019年08月10日(土) お盆には帰って来てね

今日も猛暑日にはならず。朝風にささやかな秋を感じた。

台風の進路がとても気になっている。

予想通りのコースを進めばお盆には直撃になりそうだ。



朝の涼しいうちにお大師堂へお参りに。

花枝を新しくして自分に出来ることを。

常備してある水が殆ど無くなっていた。

またSさんにお願いするしかないだろう。


ちょうどお参り仲間のいとこもやって来てしばし語らう。

お供えのお菓子も無くなっていたので

いとこが明日持って来てくれるそうだ。

みんながそれぞれに出来ることをしながら

なんとしてもお大師堂を守っていかなければいけない。



午後は義妹とふたりでお墓掃除とお参りに。

お寺の裏山の墓地までふうふう言いながらのぼった。

義妹はまだ足腰が丈夫でぐんぐん先を行く。

私は情けないことに休み休みやっとだった。


なんとかそれなりに綺麗になったお墓に手を合わす。

「お盆には帰って来てね」きっと天に届くだろう。

お馬さんではなくて川船で帰って来てくれそうな気がする。

櫓を漕ぐのがとても上手だった姑さんだったもの。


お墓には行けなかったじいちゃんが「ご苦労だったな」と

労ってくれた。なんだか使命を果たしたようにとてもほっとする。



娘夫婦と四人で晩ご飯。今日も孫たちの様子は全くわからず。

もしかしたら「よさこいまつり」を見に行ったかもとか

昨夜は花火もあったらしいよとか。あれこれ話すばかり。


明日の夜までには帰って来る。あやちゃんとめいちゃんが恋しい。



2019年08月09日(金) 孫たちのいない夜に

厳しい残暑とはいえ猛暑日にはならず。

このまま秋にまっしぐらとはいかないだろうけれど

わずかの気温差でもずいぶんと過ごしやすく感じる。



めいちゃんとあやちゃん今日からプチ旅へ。

下田のおばあちゃんといとこ達の住む南国市へ行く。

去年まではあやちゃんだけだったけれど

今年からめいちゃんも一緒に行くことになった。

今朝は得意顔で「おとまりできるもん」と言って。

ずいぶんと成長したものだなと微笑ましくおもう。


出掛ける時にはじいちゃんにハグをして

「すぐにかえってくるけんね」と言ったそうだ。

じいちゃんが嬉しそうに話してくれた。



孫たちがいないとなんとも静かな我が家。

晩ご飯はなんだかお通夜みたいにさびしかった。

無事に着いたのかな。晩ご飯なにを食べているのかな。

娘は電話もしない。お義母さんに遠慮しているみたいだった。

「おまかせします」それが一番なのかもしれない。



夕暮れがずいぶんと早くなる。

もう薄暗くなってしまった。

さっき久しぶりにじいちゃんにサロンパスを貼ってもらった。

ありがたやありがたやと心からそう思う。


私はもう寝る準備をしている。

二杯目の焼酎をちびりちびり飲みながらこれを記す。



2019年08月08日(木) ゆっくりと秋に向かいつつ

秋が立つ。それは名ばかりの秋なのだけれど

「立秋」と聞いただけでほっとするものだった。

「処暑」まではまだ厳しい残暑が続くことだろう。

けれども季節は確実に秋に向かっている。



今日はあやちゃんの登校日だった。

集団登校のつもりで早目に準備をしていたけれど

いつも迎えに来てくれる上級生のY君が来なかった。

「どうしたらいいの」と焦るあやちゃん。

娘が集合場所まで送って行ったら

他の上級生たちがみんな待ってくれていたらしい。

後からY君のお父さんが慌てて来てくれて

Y君が思い違いをしていたことがわかる。

笑い話で済んで良かった。みんな無事に登校出来て何より。


学童の「竹の子学級」がお休みで

お昼ご飯はじいちゃんと一緒に食べたそうだ。

娘が準備していたおにぎりでは足らなくて

卵かけご飯を食べたそう。嬉しそうに話すじいちゃん。

あやちゃんが一緒に居てくれてほんとうに良かった。


仕事から帰宅してそんな話を聞いていると

一日の疲れも忘れてほっと微笑んでいられる。



これを記し始めた時には茜色だった空も

今はもう真っ暗になってすっかり夜になっている。

それが秋の知らせでなくてなんだろうとふとおもう。



2019年08月07日(水) 家族に乾杯しなくちゃね

台風一過の青空とはいかず不安定な空模様。

にわか雨も降ったりで狐さんのお嫁入りだった。


今朝はあやちゃんだけを「竹の子学級」へ送って行く。

めいちゃんは?なんとすっぽんぽんで朝ごはんを食べていた。

まだ青あざのあるお尻の可愛らしいこと。

まるでお猿さんみたいだなと微笑ましい光景だった。


水曜日は体操教室のある日だったけれど

思案の末、仕事を優先することに決めた。

臨機応変にと思う。また行ける日もあるだろう。



仕事を終えてから母の施設へ。

会計で7月分の支払いを済ませてから母に会いに行く。

母はリハビリ室に居て一生懸命に切り絵をしていた。

百日草の花だろうか赤い花と黄色い花、ピンクの花も。

それぞれをテーブルに並べてとても嬉しそうな顔。

思わず「上手に出来たね」と母の頭をこどものように撫でていた。

母は手を止めることなく器用にハサミを動かしている。

突然「朝鮮漬が食べたくてたまらないの」と言い出した。

家族が持って来るのは禁じられているのだけれど

「こっそり持って来てね」と母らしいなあと愉快な気持ち。


母が私に甘えてくれた。なんだかとても嬉しい出来事だった。




帰宅したらじいちゃんが丸坊主になっていた。

義妹にお願いして散髪屋さんに連れて行ってもらったのだそう。

「どうだ?似合うだろう?」と。はい、確かにすごいかっこいい。

娘が「鶴瓶さんみたい」と言ってみんなで大うけになった。

「家族に乾杯しなくちゃね」と笑顔あふれる夕暮れ時のこと。





2019年08月06日(火) 心配性もほどほどに

台風の影響で風が強かったけれど

さいわい雨はほとんど降らず。

直撃だった九州でも甚大な被害がなかったようで何よりだった。



今朝はご機嫌のめいちゃん。昨日の嵐が嘘のよう。

あやちゃんが「おばあちゃんといく」と言ったら

「めいもいく」とふたり仲良く車に乗り込む。


ところがすぐにケンカが始まった。

あやちゃんを先に送り届けようと思っていたら

「めいのほうがさき!」と断固としてゆずらない。

おこるあやちゃんに「じゃあめいはやすむ」と反撃。

保育園を休まれたら困るのでなんとかあやちゃんをなだめる。

さすがお姉ちゃんだ。我慢してくれておばあちゃんは助かった。


ふたりを順番に送り届けて山里の職場へ向かう。

姉妹喧嘩も愉快なものだなとふっと笑みがこぼれていた。




仕事をしながら独りきりのじいちゃんが気になっていた。

すぐ近所に住んでいる義妹に様子を見に行ってもらう。

そうしたらすぐに電話があって「大丈夫よ」と笑っていた。

心配性もほどほどにしなければと私も苦笑いの午後のこと。


早めに帰宅したら案の定じいちゃんにお叱りを受ける。

もう明日から独りにしてくれと笑いながらのお叱りだった。

その笑顔にほっとする。もう本当に大丈夫なのだとおもう。


今日も「いい日」でした。ありがとうございます。



2019年08月05日(月) ちびっこ台風大暴れの巻

台風が接近しており午後から風が強くなる。

今夜九州に上陸とのことで心配なことだ。

どうか大きな被害がないことを祈るしかない。

高知県は直撃を免れたとはいえとても他人事ではなかった。




我が家には今朝「ちびっこ台風」が上陸していた。

めいちゃん例のかん虫が爆発して大暴れ。

泣きわめいて誰も手をつけられない有様だった。

じいちゃんがぎゅっと抱きしめたら治まるのだけれど

まだ万全ではないのでそれも出来ず

どんなにかもどかしかったことだろう。

私がそれをしようと試みてみたけれど

「うんちババア!」「だいきらい!」の連発。


幼いこどものこころが必死になってぶつかってくる。

決して怒ってはいけない。優しく宥めるしかなかった。


大好きなじいちゃんがいない間、ずっと我慢していたのだろう。

もっと甘えたい気持ちが痛いほどに伝わってきた出来事だった。


めいちゃんもう少し待っていてね。

じいちゃんぎゅっとしてくれるから待っていてね。


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