ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年04月25日(水) はっけよいのこった

「半分青い」NHKの朝ドラのタイトルみたいな空。

雨上がりの爽やかな風。少しひんやりとそれがとても心地よい。


4時に起床。5時半に朝食。6時には川仕事。

今週はずっとそんな日々が続いている。

山里の職場もほったらかしには出来なくて

かけもちをしながら自分なりに精一杯のことを。

今日はついに弱音を。もう体力の限界を感じる。


けれどもそんな弱音が良かったのかまたやる気が

「はっけよいのこった」の気持ちになる。

気を張って我武者羅に頑張るよりもたまには弱音を

人間ってそのほうがやる気が出てくるのではないかな。

負けても良いのだ。とにかくやれるだけのことをと思う。


気がつけば疲れよりも心地よい達成感が待っていた。

ああ今日も「いい日」だったなあって思える。


おかげで焼酎も美味し。例のごとくほろ酔ってこれを記す。



2018年04月24日(火) とにかくあした

夜明け前からぽつぽつと雨が。日中はかなりまとまった雨になる。

植物や畑の作物には恵みの雨になったことだろう。雨もまた良し。



雨合羽を着ての川仕事は汗でびっしょりになる。

それも苦にはならず今日もせっせと収穫に精を出す。

例年ならそろそろ海苔が弱り始める頃だけれど

今年はまだ兆しも見えずほっとありがたいこと。


午後は市役所と、定期の病院へ。

死亡届を出した後の手続きのあれこれがやっと終わる。

不思議な事に未だ実感が湧かず、葬儀も夢だったように思える。


病院では待合室のサービス緑茶を二杯もいただき

ふにゃふにゃと腑抜けたようにくつろいでいた。

患者さんはお年寄りが多く、ふと自分はどんな年寄りになるのか

なんとしても長生きをしたいものだとつくづく思ったり。

けれども子供たちに迷惑をかけたくはないなと思ったり。


先の事は何も分からないと言うのに

やはり考えずにはいられないことがたくさんある。


とにかくあした。今夜もぐっすりと眠ろう。



2018年04月23日(月) ほっとする瞬間

晴れのち曇り。蒸し暑かったのが一気に涼しくなる。

明日はまとまった雨になりそう。

あしたのことはあしたとのほほんと構えている。


早朝からの川仕事を終えて山里の職場へと走る。

川から山へとまるでおとぎ話のような一日。

時間に追われてついつい疎かにしてしまう事が多いけれど

こころだけは忙しくしてはいけないと肝に命じている。

ほっとする瞬間はかならずある。それも自分次第だと思う。



母の事も気がかりになり弟に電話してみようかと思いながら

仕事中かなと諦める。弟も毎日病院に行くのはとても無理だろう。

母のケイタイは電源が切られていた。まだICUなのだろうと思う。

変わったことがあれば弟が連絡をくれるだろうと

あまり考え込まないようにおとなしく待っていようと思う。


職場の庭に母が育てていたツツジの花が満開になっていた。

小ぶりのツツジで鮮やかな小さな花がとても可愛い。

咲き始めていたのを母は知っていたのだろうかとふと思う午後のこと。






2018年04月22日(日) つかの間でも無心になれたら

今日も夏日となる。全国的に気温が高くなり真夏日の所も。

まだ暑さに慣れるには早過ぎて身体に堪えたことだろう。



夜が明けるなり川仕事へ。ひんやりと涼しくちょうど良い。

海苔の収穫もラストスパートになって来て

とにかく最後の最後までと精を出す。

あと一週間が勝負だと思う。なんだか早過ぎるようなゴール。

海苔の寿命が尽きるのはいつも突然のことで覚悟をしている。

「今日も採らせてもろうたな」とじいちゃんと微笑み合った。

毎日の恵みにただただ感謝するばかり。


天日干しの後、休む間もなく箱詰め作業に追われる。

次の出荷日がもう決まっているので一箱でも詰めておきたい。



一段落してから一週間ぶりのお大師堂へ。

土手には野アザミの花。川辺には野バラが咲き乱れていた。

風に煽られて揺れる花々。うまく写真が撮れず諦めてしまう。

おひさまの光をいっぱいに浴びてキラキラと光る川面もきれい。


ゆっくりと手を合わせた。つかの間でも無心になれたような。

川の水を汲んで来て手水鉢の水を入れ替えてすっきり。


穏かな一日でした。ありがとうございます。





2018年04月21日(土) ほっこりと微笑みながら

連日の夏日。爽やかな風のありがたいこと。

川仕事に精を出しながら心地良い川風と戯れていた。



姑さんの初七日。葬儀の日に繰り上げ法要を済ませていたけれど

精進料理のお膳をお供えして家族皆で手を合わす。

もう初七日なのかと口々に。ほんとうに早く感じる。

四十九日の法要は三月(みつき)にかかるため

三十五日で行うことに。来月の19日、あっという間である。

その準備も少しずつ始めている。なんだかそわそわと落ち着かない。



もうひとりの母は、月曜日まで待てず今日緊急入院となった。

なんとか一人で列車に乗って病院まで行けたのだけれど

心不全の悪化でICUに入ったとの事、弟から連絡があった。

幸い今のところは命に別状はなく、夕飯も食べられたらしい。


川仕事を優先し母を見捨てるようなことをしてしまった。

なんて薄情な娘なのだろうとつくづくと思う。

いくら母が気丈だと言え列車に乗ってどんなにかしんどかったか。

入院するたびに弟夫婦に任せっぱなし。ほんとうに申し訳ない。

そう自分を責めても何も変わらないと言うのに。



一難去ってまた一難。これも試練なのだと受け止めている。

いっぱいいっぱいのこころに少しでもゆとりが出来るように

とにかく目の前の事を精一杯にやり遂げるしかないのだろう。



お風呂あがりの孫たちがにぎやかにはしゃいでいる。

ほっこりと微笑みながらこれを記す。



2018年04月20日(金) あんずるよりうむがやすし

少しひんやりの朝だったけれど、日中はほぼ夏日となる。

爽やかな風のおかげでずいぶんと過ごしやすく感じた。



一週間ぶりの川仕事。程よい疲れが心地良い。

収穫量も多くなり嬉しい悲鳴をあげていた。

どうかこのまま順調にと願わずにいられない。



午後は母に付き添って病院へ。

ずっと不調が続いていて心配でならなかったけれど

もっと早く病院へ連れて来てあげるべきだったと悔やまれる。

やはり心不全が悪化しており手術が必要とのこと。

来週早々に高知市内の病院へ再入院することになった。

「大丈夫、一人で行ける」と言って聞かない。

どうしたものか、とてもとても複雑な気持ちになる。


あんずるよりうむがやすしと言うけれど今がその時だろうか。



2018年04月19日(木) いただいた一日

少しひんやりの朝だったけれど、日中は初夏のような陽気。


娘夫婦も今日から職場へ。孫たちも元気に保育園へ。

私とじいちゃんは葬儀の後の雑用などをあれこれと。


それが終わるなり山里の職場へと走る。

明日から川仕事を再開するのでとにかく急ぎの仕事を。

後は母に任せようと思っていたのだけれど

思いのほか母の体調が悪くとても無理に思える。


どうしたものか、どうしたものか、パニックになりそう。

どうしようも出来ないことを考えてもしょうがなく

なるようになるだろうとやっと思えるようになったところ。


どんな日もいただいた一日。ありがたく受け止めようと思う。

明日の風がどうか優しいそよ風でありますように。




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