ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年05月03日(木) あやちゃんの誕生日に

雨あがりの爽やかな風。とても清々しい青空になる。


昨夜は溜まっていた疲れが一気に出たのか

夕方から血圧が異常に高くなってしまってダウン。

情けないような悔しいような。

こんなに元気なのにどうしてと腑に落ちないような。

知らず知らずのうちに無理を重ねていたのだろうか。


おそるおそる起き出さす朝。良かったもう大丈夫みたい。

海苔の箱詰め作業が少し残っていてぼちぼちと

例のごとくラジオを聴きながらあれこれとおしゃべり。

出荷の準備がやっと整う。少ないけれどじゅうぶんの成果。

やれるだけの事をやったのだと心地良い達成感があった。



あやちゃんの6歳の誕生日。今夜はささやかにお祝いを。

もう6歳なのかと成長の早さにおどろくばかり。

すっかりおしゃまな女の子になった。

そしてとても優しい子に育ってくれた。

ケーキのろうそくをぷぅ〜と「おたんじょうびおめでとう」




2018年05月01日(火) 終わったね

晴れのち曇り。お天気は下り坂のようで明日は雨になりそう。


今朝も勇ましく川仕事へ。さあやるぞとじいちゃんと励まし合いながら。

船着き場でお仲間さん達と一緒になってにぎやかに漁場へ向かう。

そうしたらひと足先に着いていたお仲間さんが船の上から

手をばってんにして首を横に振っているのが見えた。


この目で確かめなくてはと漁場に行ってみたけれど

昨日まで緑だった海苔がすっかり茶色くなってしまっていた。

ついに寿命が尽きたよう。あまりにも突然の最後だった。

命からがらになってから海苔は胞子を出し始める。

次の新しい命を育てるための大切な営みだった。

自然の恵みに感謝しながらその尊さを改めて感じる。


「終わったね」じいちゃんとうなずき合って漁場を後にした。

わずか2か月足らずだったけれど今年も自然の恩恵をいただく。

欲を言えばきりがなくほんとうにじゅうぶんだと思える。


土手を仰ぎながら帰った。名も知らぬ雑草にも可愛い花が咲く






2018年04月30日(月) たんぽぽふわふわ

曇りのち晴れの予報だったけれど、ぽつぽつとにわか雨も。

気まぐれな空とにらめっこしながら洗濯物を干したり海苔を干したり。


川から戻って来ると娘と孫たちが作業場へ遊びに来てくれる。

それはにぎやか。笑顔で作業が出来るなんてありがたいこと。

孫たちは「おてつだいする」と言ってくれて

元気に遊んでくれるのがいちばんの「おてつだい」に思えた。


午後は少しだけ箱詰め作業を。今日も早めに切り上げる。

「おだいしさんへいこうか」「めいもいく」と一緒にお大師堂へ。

お供えのお菓子をめいちゃんがお盆に入れてくれた。

ひとつ食べたいのではないかなと思っていたら

「おだいしさんがたべてからたべる」と。

そう教えたつもりはなかったけれど今度来た時に食べるのだそうだ。

おだいしさんひとつだけめいちゃんにちょうだいね。


お堂の外に出てから川辺にたんぽぽの綿毛をたくさん見つける。

「ごめんね」と声をかけて手折りめいちゃんの両手に。

ぷうっとするのが初めてだっためいちゃんとても楽しそう。

綿毛は風に乗ってふわふわと遠くへ飛んで行った。


ほっこりと「いい日」今日もありがとうございました。






2018年04月29日(日) ゴールに向けて

今日も夏日となる。午後から爽やかな風が吹いてくれた。


午前中の川仕事の間は無風状態ですぐに暑くなる。

「暑い、暑い」と言いながらせっせと頑張っていたけれど

「もう暑いって言うな」とじいちゃんに叱られてしまった。

じいちゃんも暑いのを我慢して頑張っていたのだろう。

本気で怒っているのではないのがわかっていたので

「暑いもんは暑いわ」と笑って言ったら「我慢せえや」と笑った。

そんなやりとりもあったりで今日も楽しく収穫に精を出す。



午後は箱詰め作業を少しだけ。昨日に引き続き「ゆっくりしよう」と

おかげで久しぶりにお大師堂へお参りに行けた。

お供えのお菓子が空っぽになっていて手ぶらで来たのが残念。

明日もお参りに来よう。お供え物のないのはやはりさびしい。


少しだけ土手の道を散歩する。チガヤの白い穂がちろちろと

風に揺れていてとても可愛い。

またゆっくり散歩が出来る日がきっと来るだろう。

もう少しあと少しゴールに向けて明日も頑張ってみよう。





2018年04月28日(土) たまにはゆっくりしよう

少しひんやりの朝だったけれど日中は暑いくらいに。

早朝からの川仕事を終えて半袖Tシャツで過ごす。


いつもならすぐに山里の職場へ走っていたけれど

今日はお休みをいただいていたのでとても楽だった。

久しぶりにゆっくりと買い物。

時間の余裕があるというのはほんとうにありがたい。


午後は海苔の箱詰め作業を。ラジオを聴きながら

じいちゃんとあれこれおしゃべりしながら手を動かす。

今日は一箱だけ。10キロの大きな箱だった。

GW明けにはまた出荷になっていて少しずつこつこつの作業。


3時には作業を終えて「たまにはゆっくりしよう」と。

今日はなんとも楽ちんで身体に優しい一日になった。


孫たちはお婿さんの実家で預かってもらっていて

夕方元気に帰って来る。公園で遊んだそうで日焼けしていた。


夕飯までに眠くなっためいちゃんがすこぶるご機嫌ななめ。

かんしゃくを起こして泣きわめきそれはすごい有り様。

抱っこすると大暴れ。ずっしりと重い。いつのまにこんなに重く。

赤ちゃんの時のように寝かしつける事も出来なかった。


そんなめいちゃんもなんとか夕飯を食べるとケロッと笑顔に。

よかった、よかった。おばあちゃんは笑っているめいちゃんが好きよ。


今日も平穏無事。「いい日」だったなあって思う。



2018年04月27日(金) 忘れられない一日に

曇りのち晴れ。爽やかな風がとても心地よく感じる。


久しぶりにゆっくりの朝。時間の余裕がとてもありがたい。

じいちゃんが定期の通院日だったので川仕事はお休みに。

朝の山道も久しぶりでゆっくりと職場に向かう。


世間はGWとかで月末の仕事をせっせとこなす。

母の居ない月末は連続して6回目。

我ながらよく切り抜けたと思う。

とにかくやれるだけの事をと精一杯頑張って来た。



午後、小学生の時に仲良しだった友が帰省している知らせ。

会いたくてたまらなくなって職場を抜け出していた。

ほほ50年ぶりの再会だった。ふたり抱き合って涙ぐむ。

目元が子供の頃と変わらず懐かしさで胸がいっぱいになる。

嫁いでから埼玉に在住しているとのこと。あまりにも遠いけれど

またきっと会おうねと誓い合った。長生きしようねと。


「ばいばい」と子供の頃のように手を振って別れる。

涙がほろほろと流れる。嬉しいけれどなんともせつない。


ほんとうに思いがけずに「いい日」をいただいた。

ありがとうございます。忘れられない一日になりました。



2018年04月26日(木) こでまりの記憶に

少しひんやりの朝。日中も爽やかな風が吹き過ごしやすい一日。


今日も川仕事を終えるなり山里の職場へ走る。

出来る事を精一杯に。今日も心地よい疲れだった。


山里で見つけたこでまりの花。昔からとても好きだった花。

思わず足を止めて見上げる。なんだかとても懐かしく感じる。


二十歳の頃だったか詠んだ一句をふと思い出す。


指さきにこでまり散りし白い夢


40年以上の歳月が流れてもしっかりと憶えている。

あの頃なにを失ったのだろう。なにも思い出せないと言うのに




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