ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年01月31日(水) 優しい言葉のひとつも言えずに

朝はとても冷え込んでいたけれど、日中は少し暖かくなる。

風もなく優しい陽射しが降り注ぎ、ほっと空を仰いでいた。



月末の仕事は順調に支払いを終えてほっとする。

お昼に出勤してきた母が車から降りようとせず一時間ほど。

異様な光景が気になってたまらなかったけれど

社長の義父が「そっとしておけ」と言うのでそのままに。

また痛みが辛かったのだろうと思う。無理をしてまで

どうして母が出勤してくるのか、なんとも複雑な気持ち。


私が帰ろうとしていたらやっと車から降りて来て

「ご苦労さま、ありがとうね」と声をかけてくれた。

なんだか涙が出そうになる。私は優しい言葉のひとつも言えず。



帰宅して、暖かいからお散歩をと思うだけ思って

例のごとくのコタツムリ。夕方までとろりんとうたた寝。



今夜は満月で皆既月食もあるとのこと。でも曇っていて

月は雲のお布団にすっぽりと包まれている。


孫たちがお風呂から出て階下からにぎやかな声が聞えている。

今日も平穏無事。ほっこりさんまったりさんとほろ酔ってこれを記す。



2018年01月30日(火) 鹿児島に行ってみたいな

夜明け前、西の空に沈みかけた月が見えた。

ほんのりとオレンジ色でとてもきれい。

寒さも忘れて見入る。久しぶりのお月見だった。



青空にほっとして洗濯物を干し終えてから山里の職場へ。

山道に差し掛かったあたりから雪が降り始めてびっくり。

山里も雪が舞っていてなんとも寒い一日だった。



お昼前に母が出勤して来てやはり痛いのかしんどそう。

もう何も言うまいと決めていたのでそっとしておく。

背中を老婆のように丸めて新聞を読み始めた母だった。

そんな後姿がせつない。亡き祖母にあまりにも似ている。


仕事も一段落していたので早めに終わらせてもらって帰る。

今日も怠け者。お散歩にもお大師堂にも行かずにコタツムリ。

じいちゃんと録画してあった「西郷どん」を見る。

鹿児島へ行ってみたいなと言うと「おう、行こうぜ」とじいちゃん。

いったいいつ叶うことやら。夢みたいなことだと愉快に思う。


今日も平穏無事で何より。笑顔の一日に感謝するばかり。





2018年01月29日(月) あしたの風にまかせましょうか

晴れの予報。今日は少し暖かくなりそうだったけれど

山里はお昼前まで曇っていて冷たい風が吹き荒れていた。


月曜日の仕事、5時間ほどで終われたけれど今日も忙しかった。

母が肋骨の痛みを我慢している様子。「帰って寝ていたら」と

優しく言ったつもりだったけれどまた怒られてしまった。

もう何も言うまいと思う。とにかくそっとしておくのがいちばん。

私は私なりに穏かな心を保ち続けていたいとつくづくと思った。


3時には帰宅していたけれどあまりの寒さにお散歩も行かず。

また怠け者になってしまって炬燵で横になっていた。

それから孫たちの保育園へ。こどもは風の子、とても元気なふたり。



娘がふたりの喪服にと黒いスカートとカーディガンを買って来ていて

どうかな?と着せてみたり。家族みんながもう覚悟をしていて

夕飯時もひいばあちゃんの話をしながら、それでも笑い合って。

もしかしたと希望もわいてくる。春まで持つかもしれないと。


ありがたいことに今日も平穏無事。

明日はあしたの風にまかせましょうか。



2018年01月28日(日) ほっとするような穏やかな午後

ぽつぽつと冷たい雨の日曜日。


大量の洗濯物をコインランドリーで乾かしている間に

息子のマンションへけい君を連れに行く。

そろそろ乾いたかなと一緒にランドリーへ向かう。

けい君は男の子なのに洗濯物をたたむのがとても上手。

「おてつだいする」と言ってタオルや靴下をたたんでくれた。


帰宅して今度はめいちゃんも一緒に買物へ。

手を繋いでお菓子売り場へ走る姿の微笑ましいこと。

開店したばかりのスーパーはまだ空いていて

幼い子供達を連れていても安心して買物が出来る。


そのままずっとめいちゃんと遊びたかったけい君。

でも娘たちが出掛けてしまって一人残されてしまった。

「めいちゃんかえってくる?」と寂しそうにしていた。

じいちゃん、ばあちゃんとテレビのアンパンマンを見たり

絵本を見たりしながらめいちゃんの帰りを待っていた。


お昼には帰って来てくれたけれど、家族4人で過ごしていて

なんだかけい君は邪魔者のようでとても憐れに思う。

一人っ子で、お父さんもお母さんも日曜日のお仕事。

いつもいつも寂しい思いをしていることだろうと心が痛む。


お昼寝をしようと添い寝。そのまま居眠りをしてしまったばあちゃん。

じいちゃんもうたた寝をしていたようで、よけいに寂しかった事だろう。



午後3時になって雨がやんでくれたのでお散歩に行くことに。

そうしたらやっとめいちゃんが二階から下りて来てくれた。

「おだいしさんいく」と言ってくれて3人で歩いて行く。

嬉しそうなけい君。めいちゃんと仲良く手を繋いで行った。


私もやっとお大師堂へ。お菓子もお供えして心から手を合わす。

小さな手のひらを合わすめいちゃん。

「ひいばあちゃんげんきになりますように」とつぶやいていた。


ほっとするような穏やかな午後だった。

雨雲をかき分けるように西の空におひさまがほっこり。







2018年01月27日(土) おひさまありがとう

日中は良く晴れて少しだけ暖かくなる。おひさまありがとう。


急ぎの仕事があり今日も山里の職場へ。

母の机の上にそっと新聞を置いておく。

その作戦が大成功。今日は喧嘩をせずに済んだ。


お昼過ぎには仕事が片付き早めに帰路に着く。

そのまま姑さんの入院している病院へ行っていた。

義妹以外は家族でも面会禁止になっていたのが

昨日から面会が許され一人ずつ来てくださいとの事。

昨日はじいちゃんが行っていたので今日は私が。


幸いまだ意識はあるのだけれどほぼ危篤状態になっており

病院側も家族の面会を許してくれたのだそうだ。

なんとも心が痛む。けれども精一杯の笑顔で面会。

薄っすらと目を開けてくれた姑に話しかけると

一生懸命に声を出そうとしていてとても苦しそう。

ほんとは5分で退室しなければいけなかったのを

あまりにも憐れで15分ほどそばにいることが出来た。

目を閉じて眠り始めた姑にもう声はかけずそっと病室を出る。


やはり覚悟をしなければ。現実を受け止めなければいけない。



元気な頃には毎朝お大師堂に行くのを日課にしていた姑に

「私がちゃんとお参りしているよ」と言ったのに

今日も行けなかった。姑に嘘をついてしまったような心苦しさ。

少し横になって休んでから行こうと思っていたのに

そのまま炬燵で夕方まで寝入ってしまっていた。

明日こそはと今日も思う。怠け者の私をどうかお許し下さい。



孫たちは下田のおばあちゃんにお世話になっていて

夕方にぎやかに元気に帰って来てくれた。

夕食後、めいちゃんが一緒にお風呂に入ってくれたけれど

突然「いたい〜」と言い出して大泣きになる。

転んで擦りむいていた手にお湯が浸みて痛かったようだ。

身体も洗えず泣きながらお風呂を出てしまう。

今はもうケロッとしていてあやちゃんとにぎやかに遊んでいるところ。



今日もそれなりに平穏無事。ありがたいことである。

先ほど息子からヘルプ。明日はけい君とたくさん遊べそうだ。






2018年01月26日(金) そのまんまでいいさ

今朝もかなりの冷え込み。でも昨日ほどではなかったような。

8時の気温が1℃だった。青空に朝陽がまぶしい。


孫たちが今日も「おばあちゃんといく」と言ってくれて

今朝もたくさんの元気を分けてもらって山里の職場へ向かう。


いつもの伊豆田トンネルを抜けると昨夜降ったのか少しだけ雪が。

おや?と思いつつそのまま山道へと走ると道路が真っ白に凍っていた。

引き返すわけにもいかずハンドルを握りしめておそるおそる走る。

峠道はさすがに怖かった。そんな時のラジオの声がとてもありがたい。

おかげで無事に職場に着く。山里には雪のかけらもなかった。



ぼちぼちと仕事。そろそろ母が来るかなと緊張感が頭をよぎる。

そして母の顔を見るなり久しぶりの口喧嘩となった。

私の優しさにトゲがあるのだと言う。反論をすればするほど

声を荒げて怒鳴り散らす母。すぐにでも逃げ帰りたい気分。

お互い言いたいことを言い尽くして、ふっと愉快な気持ちになった。

母もすぐにケロッとして一気に穏やかになる。

母の笑顔が好きだ。母もきっと私の笑顔が好きなのだろう。



午後も少しだけ仕事をしてから早めに帰らせてもらう。

今日も寒さに負けてお大師堂へ行けなかった。

Sさんが毎日行ってくれているだろうと頼るばかり。

明日こそはと思う。お供えのお菓子を持って行きたい。



寒い夜空にかすかに星が見えている。

頭のなかを空っぽにしてしまいたいけれどうまくいかない。

うまくいかないときはそのまんまでいいさ。



2018年01月25日(木) あれこれと考えるのはもうよそう

全国的に冷え込みの厳しい朝だったよう。

東京では平成になって一番の寒さだったそうで

四国でもそうではないかと思うほどの厳しい寒さだった。


幸い昨夜のうちに雪は降っておらず、道路の凍結もなかった。

夜が明けると青空が見えてほんとうにほっとする。

今朝は久しぶりに孫たちを保育園へ送って行った。

氷点下の朝でもとても元気な孫たちに元気を分けてもらう。


仕事は特に急いだ仕事もなくぼちぼちと出来る事だけ。

お昼前に弟から電話があって母が電話に出ないとの事。

もしかしたら倒れているかもしれないと言うので心配になる。

お昼過ぎにおそるおそる母に電話をしてみたらすぐに出て

弟からの着信はないと言い張る。おまけに職場に向かっていると。

「来ても何もする仕事はないよ」と言うと怒って声を荒げる始末。

「じゃあ好きなようにすれば」と少しも優しくなれない私だった。

やれやれと気分が沈む。母が到着する前に職場を逃げ出していた。

気丈で強気で頑固な母との闘いがまた始まったようだ。



帰宅してあまりの寒さに散歩もお大師堂も断念。

保育園のお迎えの時間までコタツムリしながらとろりんと過ごす。

あれこれと考えるのはもうよそう。のほほんとしているのが一番。


今日は保育園で「コマまわし大会」があったそうで

あやちゃん準優勝してとても嬉しそうな得意顔だった。

みんなでいっぱいほめてあげたら照れくさそうに喜んでいた。


今日も平穏無事。ほんとうにありがたいこと。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加