|
|
■■■
■■
■ 禿げた私
長いあいだ放置していた私を許して•••
日々たいへん。 孤独うちかますのたいへんなので、 ここへその想いを流します。
去年、私はハゲました。
買い物をしていたある日。 グ、グー、グーと引っ張られる感じがありました。
その頃私は悩んでいました。 生活苦です。 お恥ずかしいことです。 大人として社会人として自立できていないこと情けないんです。
それがこんなカタチなんて。
後頭部、顔の真裏にあたる頭。 髪の毛が正円ではありませんが円形状に髪の毛がまったく生えてない!
頭の後ろに丸い肌があった。
あー、これは?
台湾ハゲだ!
それから、私は身に起こった現実の受け入れと対策にほんろうされました。
円形脱毛になった私はまずは、隠しました。 ちょうど真っ黒い帽子を被ってこの場を乗り切ることにしました。
それから、母からの伝言を弟のメールから受け取りました。
私はその前年、YouTuberになろうと せっ、せっと撮影し編集し動画アップしていたのです。
けっこう努力しました。まったくチャンネル登録者数は増えませんでした。
なんとなく心のなかで、私はYouTuberに向かないなと思っていた。
だからチャンネル登録者は増えなかったんだと思いました。
空虚な力のないような人からコメントをもらうようになった。 なんかこの人たちとモードの高さみたいなのが違うような気がした。
だから突然、チャンネルを削除しました。
滝の高い所から苦労して持ってきたワインを飲まずにドクドク、バーともったいないけどこぼすように消しました。
毎日撮って、工夫して編集した数々の動画をこの世から削除しました。
なんだったんだろう? あんなに毎日、毎日頑張っていた私。
私が動いていた時間を封じ込めていた、いつでも私が私に会えた不思議なもの。
紙を破ったり、ガラスを叩き割ったりするのとは違う。私が過去の私に会えるツテを無くしました。
それは、一昨年の12月の赤穂浪士の討ち入りの14日にチャンネルを削除しました。
そんな私に•••
2020年11月14日(土)
|
|
|