BSで映画『遙かなる山の呼び声』をやっていた。 この映画はBSでしょっちゅう放送されている。そのたびに父親が観るので、うんざりする。
ハナ肇が嫌がる倍賞千恵子を力尽くでものにしようとするが、高倉健が割って入ってハナ肇をぶちのめす。そのあと、ハナ肇は高倉健に心酔し、倍賞千恵子のことも何くれとなく力になる。 この展開がものすごく気持ち悪い。 ハナ肇は性加害者だ。そのあとどんなに改心しても、被害者である倍賞千恵子が心を許したり頼ったりするはずがない。口を利くのも視界に入れるのもおぞましいと感じるほど、嫌うはずだ。
この映画の制作者は、性加害の悪質性と暴力性を軽視し過ぎている。まるで、性加害をしても、改心して態度を改めれば被害者からも許されて仲良くしてもらえるのが当然とでも言うように。 そんな映画を、何の疑問も持たず喜んで観れることが信じられない。 気持ち悪くて仕方ない。
でも、性犯罪者である父親には、お似合いの映画なのだろう。
思い出したことがある。
数年前、たしか2021年か2022年だったと思うが、母が頼みごとをしてきて、それは特に急ぐことでもなくいつでもいいような内容だったのに、私の都合も聞かず「早くしてね」と偉そうな口調で言うので、ブチ切れたことがある。 しばらく口も聞かず部屋に引き籠もったのだが、そのとき頼んでもいないのに父親が勝手に仲裁しようとして、「お父さんもお母さんも、憂鬱天使が嫌がることをわざとやったりはしない」と、頓珍漢なことを言った。
私は思わず冷たい笑い声を上げそうになった(上げそうになっただけで、実際は無視したが)。 父親は、私が10歳の頃から長年に渡って性的加害を繰り返してきた。そのつど、「やめて!」「嫌だ!」と抵抗し、怒ってきた。それでも父はまったく意に介さず、ヘラヘラ笑って加害を繰り返した。 それのどこが、「私が嫌がることをわざとしない」のだろうか。むしろ、嫌がると分かっていて、わざと嫌がることをやって来たのが、あんたじゃないか。 こいつ、何言ってるんだ? その時点(2021年か2022年)でも加害は続いていたのに、全部なかったことにしてすっとぼけて、何をいけしゃあしゃあと言っているのか。
もう本当に、可笑しくて仕方なかった。 父親は、私が10歳の頃から30年以上、私が嫌がることをわざとやってきたという自覚がまったくなかったのだ。
どれだけ最低最悪な人間なんだろう。
10月は、チャンスが2回ある。 どちらかで成功させなければならない。
母親が居宅介護のヘルパーに余計なことを言う。 ヘルパーの介助を受けている間、母は関わらない。母のテリトリー(居間やキッチンなど)にヘルパーが立ち入ることもない。すべては私の判断と決断次第であり、私がヘルパーに頼むことだ。 私の部屋のエアコンをつけておくかどうかも、私の部屋のドアを開けておくかどうかも、私が決めて、私がヘルパーに指示することだ。 それなのに、母は余計な口出しをする。母にはまったく関係ないことなのに。 他人の介助を受けてなお、母は介入しようとする。私の意向を無視し、精神的に支配しようとする。 2ヶ月半前のことを何も反省していないし、何なら忘れているかもしれない。だからといって、私がまた同じ指摘をすれば、また同じように逆ギレするだけだろう。
本当に、うんざりだ。
2024年09月08日(日) |
私の譲歩にあぐらをかかれる |
友人二人と久しぶりに会うため、各々がスケジュール表に○△×を入れていった。 全員の都合がなかなか合わないから、私が「予定をキャンセルしてもいい」と譲歩した。 それをいいことに、△にしてある日の都合がその後どうなったか連絡してこないのは何なんだろう。 私だってできれば予定をキャンセルしたくないのに。 友人がスケジュールを△にしたのは、その日が空くか空かないか不明だからのはずだ。そのあと、その日の予定が決まったら○なのか×なのか教えてほしいものだ。 ○なら、その日に会えて、私は予定をキャンセルしなくて済む。
長年の親友で、大好きな人のはずなのに、うんざりしている。
母親、嫌いな政治家がテレビに出ると「こいつ、顔を見るだけで腹が立つ!」と言う。 それを私は、「娘(私)に長年加害してきた夫(私の父親)の顔を見ても腹が立たないんだね、ふーん」と白けた、且つどす黒い気持ちで聞いている。 その政治家は私も好きではないが、直接加害されたわけではない。だから、画面の中にその姿を見ても、何とも思わない。 一方、父親には何十年にもわたって性的な加害(嫌がらせ)をされてきた。だから怒りと憎しみが消えることはないし、気持ち悪くて仕方ないから視界に入れないようにしている。 当然、母親は父親が私に何をしてきたか知っているし、私がどんなに怒り狂ったかも知っている。それなのに、この差は何だろう。結局、母の中では父のしたことがどんどん矮小化されていっているのだろう。 母が政治家に対して「こいつ、顔を見るだけで腹が立つ!」と言うたび、私は傷つきながら「お前が腹を立てるべき相手は、家の中にいるだろ!」と怒りを煮えたぎらせている。それを、母は想像もできないのだろう。
2024年09月03日(火) |
はぁ、めんどくさい…… |
友人二人と会う予定が延期になったので、スケジュールを調整し直しているが、三人とも確実に空いている日がなかなかない。 私が一番暇だから、私が譲歩すべきなのは分かっているけども……。 でも、もう何だかめんどくさいんだよね。
父親と母親が入れ違いで出掛けるのが、ウザい。 母親が出て行ったと思ったら、父親が帰ってくる。 二人いっぺんに外出すれば、私は独りでいられて精神的にパラダイスなのに。
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