自分は死にたいと願いながら、愛する人には生きていて欲しいと願っている。 なんて、自分勝手なんだろう。 なんて、愚かなんだろう。
でも、貴方には何があっても生きていて欲しいよ。
生きていれば、それだけでいい。
2014年08月16日(土) |
first memory |
「一番古い記憶って、何?」と聞かれた。
笑顔で、無邪気に。
だから笑顔で返した。
嘘の答えを。
あんたは人間じゃない。蛇だ。
そんな言葉を投げつけられた事が一番古い記憶だなんて、答えられると思う?
逃げたい時は、逃げられるのならば、逃げれば良い。
逃げて良いんだ、と、言い聞かせた。
今更。
唯一と言っても良いほど、貴重な、独りで居られる自由な時間。
「もうすぐ着いてしまう」と重い気持ちを抱え始めた其の瞬間、見張られていた。
見張る事を、愛情か何かと勘違いしているのだろう。
ストーカーでは無いけれど、ストーカーのようだ。
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