眠る金
青く微笑む者
●2011年11月29日(火)
以前噂をちらりと耳にしたスライムにくまんが今日発売になったらしい。朝からニュースサイトやらTwitterやらで流れる流れる、青いアイツの画像。
青というのは食欲を減退させる色のはずなのに……どうしてだか食べたくなって、昼、お弁当をもぐもぐ食べた後、ファミリーマートへ走った。
今日からファミリーマートで発売の「スライム肉まん」。
つぶらな瞳がこちらを見ている……
ひとしきり堪能した後、包丁でざっくり3等分して、同僚におすそ分けした。
だってお弁当を食べた後に、一個まるまるはきついんだもの。
皮は中までしっかり青かった。人工着色料は使用していないらしい。
味は、普通の肉まんであった。たけのこが入ってていい感じ。もう一度買って、今度はがぶりとかぶりついてみたい。
なんでも、売り切れた店でケースに「全滅しました」という張り紙があっただの、温め中の時には「LV UP中」(レベルアップ中)と貼ってあっただの、ファミリーマートの店員さんの機転のききぶりも楽しめる商品である。
さて今日は、1129(いいにく)の日だそうだ。なるほど。
お肉はスライム肉まんですでに味わった。
それより美味しい魚が食べたくて仕方ない。ああ、給料日前はつらいなあ。
夜ご飯は、この前買ったつけナポリタン(2食セットなのだ)のつゆに、先日作ったわかめと豆苗とピーマンの炒め物を混ぜてみたら、案外良い味だった。
炒め物は味濃いめだったから、つけナポのあと一歩もの足りない感じを補ってくれたのかもしれない。
ゆっくりと傾く足元に気をつけて
●2011年11月27日(日)
おお、普通にあったあった。高架線PV。
何億年も前につけた傷跡なら残って消えなくてもいいさ痛みはもうないからね。
はは。
[リハビリ]裏の顔
●2011年11月26日(土)
今年の冬は野菜が高いので、なかなか大根が買えなかった。いくら物価は社会情勢と共に移り変わるものと思っていても、自分の中にある「いつもの値段」とあまりにかけ離れた価格だと、手に取れないものだ。
そんな昨日、渋谷の帰りに立ち寄ったスーパーで、
大根が安い → (*゚∀゚)!
魚と一緒に煮物……牛すじ煮込み……大根菜炒め……大根餅……大根めし……大根サラダ……と念じながら、この日を待ったものだ。
さて、お供の魚・肉はというと、
大根で煮込んで美味しそうな魚が売り切れてる → (・ω・` )
牛すじもなし → (;ω;` )
自宅近所のスーパーは牛すじが置いてないから心底辛い。
で、大根と豚挽肉その他いろいろを買って帰る。
そして今日、先週買いそこねたつけ麺の麺を無事製麺所で入手した後、ふと、自宅を通りすぎて坂を下ってみた。
以前、そのあたりで青果店を見かけたからだ。
今の家に引っ越して半年ほど経つ。
坂の中腹にあるアパートで、出勤に使う駅は坂を登った先にあるので、普段は坂を登るばかり。
で、とある事情から、この家から坂を下った方面にいったことは過去一度しかない。
(非っ常にくだらない、他愛もない事情なのだが、それを書くと私の自宅位置がいとも簡単に特定できるので伏せる)
その坂を、久しぶりに下ってみると、記憶の通りちょっと小さめの市場くらいのスペースがある、青果店があった。
野菜、卵、調味料、果物、お米や飲料などなどが、案の定とても安い。
そこで見つけた大根が1本50円 → (*゚∀゚*)
これまであれほど大根に飢えていたのに、一気に在庫2本(しかも葉付き)を抱えてほくほく。
早速、柔らかく小さい方の一本まるまるを豚挽肉と煮物にした。
大根の菜っぱと面取りしたあとの切れ端と、だしをとった昆布を刻んだのを、みりん、醤油、すりごま、おかかで炒めてごはんに載せて食べる。 → (((*´∀`*)))
一人だと表向きは無表情なのだが、鼻の奥ではまぁ大体こんな顔文字みたいな顔をしているのである。
レコードみたいな音かすれが良いね。夜中は閲覧注意。
鈴木常吉「ぜいご」は良いよ。特に「石」が好き。
[リハビリ]渋谷うろうろ
●2011年11月25日(金)
いつもの駅前に今日はパンダがいた。パチンコ屋の看板を胸にティッシュを手に、落ち着かなさげにキョロキョロ周りを見回していた。ティッシュ渡さんの?
夜。所用があって渋谷へ行った。職場から電車で10分程度。副都心線ができてから便利になったものだ。駅についてから地上に出るまで、えらく歩くはめになるけれど。
所用はすぐに終わり、今日は仕事も早めに切り上げられたので、時間はたっぷりある。
のんびりと、クリスマスムードあふれるLOFTや、Bunkamura周辺をぶらぶら歩いた。
サイトを見て行ってみたいなあと思っていた飲食店が不意に目の前にひょっこり現れたりして、いつの日かの来訪を誓う。
世間のほとんどでは、今日は給料日で、おまけに金曜日の夜だ。飲み屋も最高潮に賑わっている。
私はといえば、何故か今日は無性につけ麺が食べたかった。
どうもぴったりくる店がなく、自宅へ帰る京王井の頭線の駅の近くまで来ると、今度はラーメン屋、ラーメン屋、ラーメン屋。ラーメン屋ばかり。
根室直送の海鮮が売りという立ち飲み屋にも惹かれる。
むむむ、と唸りながら、結局は新宿にある美味しいと評判の店の支店らしきつけ麺屋を見つけ、濃厚つけ麺並盛を、おお、本当に濃厚だと納得しながら、叉焼と共にかみしめて満腹になった。
めでたしめでたし。
乗り継ぎの明大前駅でこんなものにふらふらと引き寄せられてしまった。
半分だけかじると、とんでもなくスプラッタ。パンダさんごめんよ。
(ちなみに、千歳烏山「菓心 たちばな」のとんだりはねたりという菓子らしい)
散
●2011年11月23日(水)
おとといへんな夢を見た。実の兄(2番目)と何故だか車椅子相撲みたいなことをしていて、兄がおもむろにビールのジョッキを両手に持った。
そのジョッキも普通のジョッキではなく、神谷バーとかで昼間っからおっちゃんがあおっているあの、特大のジョッキだ。軽く1リットルくらいは入っているだろう。
で、それを私が図書館で借りた本やら、パソコンやらにばしゃーっとぶっかけた。
ジョッキ × 2。
「なにするこの**********」
ってところで目が覚めた。
ああ、未だに怒りでムカムカする。
他人の夢話なんぞ、聞かされてもちいとも面白くないものだとよく知っているけれど、とりあえず。
昨日は、会社で初めて忘年会という行事が営まれた。
たくさんお酒をいただいた。
で、ありがたくお休みの今日は、先日鱈の煮物を作った汁がたっぷり残っていたので、先日の製麺所でもらったワンタンの切れ端を淹れたり、玉子とごはんを入れて雑炊にしたり。
「つけナポリタン」とやらを先日スーパーで買っていたのも、作ってみた。
うん、もう少しがんばろう。
それにつけても、何故だか涙ボロボロの一日であった。
「皿に盛ったご飯に卵割って混ぜて豚肉乗せてキャベツ盛ってドーン」
http://mamesoku.com/archives/3159558.html
ふぉお……1に心からの拍手を。
だが、このスレのようなことは実は日常的に冗談じゃなく起こっている よね。
ここからたどったいくつかのスレを読んでいたらますます涙が止まらなくなってしまって、明日の業務に差し支えるくらい目が腫れているので終了。
すけそうだら
●2011年11月20日(日)
今日の収穫、たらこつきのすけそうだらを3割引で。目にするなり、ぷりぷりの白身とたらこにごくりと喉が鳴る。
すけそうだら?
すけとうだら?
一応、すけとうだらが正式らしいが、すけそうだらという呼び名に親しむ人も多い。
記憶を掘り起こしても、どっちの呼び名を先に知ったか思い出せない。
こういう場合は、その時々の舌の気分によって呼び名を変えればいい。
今日はすけとうだら。
霜降りの時、たらこが一瞬にして花開く。
カラカラと気持ちも身体も乾ききって、乾きすぎて痛いくらいな、ああしんどいという時には、味薄めの煮物がいい。
下拵えを覗き見る
●2011年11月19日(土)
とある料理?番組の「未来の巨匠」というミニコーナーが好きである。「巨匠」がいる料理店の新人が、日々行なっている開店前の下拵えや閉店後の後始末などの所謂「裏方仕事」を、黙々と行なっている様子を紹介している。
そのコーナーの何がよいかといえば、要は普段なかなか見ることのできない、プロが行う料理の下拵え作業を見るのが好きなのだ。
高熱と立ち上る煙の中、中華鍋いっぱいの調味料を仕込む様子やら、大量の野菜を形を揃えて切っていく様子、小さいミニトマトを丁寧に湯剥きしていく様子、手の熱で温まらないよう氷につけた食材をばらばらにほぐしていく様子など。
ほんの数分で終わってしまうこのコーナーが、もし1時間番組になったら、多分録画して延々とぼーっと眺めているのではないだろうか。
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近所に製麺所があって、週に一度、ラーメンやうどん、餃子の皮などを小売している。
先日前を通ったところ、今週から個数限定で「つけ麺登場!」という張り紙があったので、前日に味付け玉子もあらかじめ仕込んで、激しい雨の中うきうきと向かったところ、ついさっき売り切れてしまったとのこと。
販売開始から1時間もたっていなかったと思うのに、油断してしまったなあ。
まあでも、代わりに買った塩ラーメン(スープも、製麺所の人おすすめのものをつけてくれる)が美味しかったから良かった。
来週は販売開始と共に買いにいかないとな。
今日は気分を変えて、かぼちゃを醤油でなく塩とだしできのこと共に煮た。
かぼちゃが「当たり」だったのか、砂糖やみりんがなくとも充分甘くて、正解であった。
しかし寒いなあ。
写真は昨日のカフェで出たスープ。
コーヒー豆ずらり
●2011年11月18日(金)
金曜日は職場の先輩との外食ランチの日と決まっている。今日の店は確か2年ぶりくらいに訪れたカフェで、料理はおいしく量もたっぷりで良いのだが如何せんオペレーションがよろしくなく、オーダー、料理、食後のドリンクと、それぞれにえらく時間がかかる。
ホールスタッフがおらず、キッチンスタッフのひとりが時々慌ただしくホールを回っている。2年前も確かそうだったから、きっと今後も変わらないのだろう。
そんなわけで食後のドリンクを待つ頃には、なんとなくおしゃべりの話題も尽いてしまった。
先にやってきた私のアイスコーヒーを少しずつ飲みながら話題を探していた時、昨日の日記も手伝ってか、忘れかけていた大学時代の記憶が浮かび上がってきた。
「 そういえば、最近、コーヒーや紅茶の種類がたくさんある喫茶店って、みないですねえ 」
私の大学の周りには喫茶店、それも、珈琲や紅茶の銘柄がそれぞれ数ページにもわたって書き連ねられているような、「専門店」が当たり前にあった。本屋散策のあとにそういうコーヒー専門店で(安めのものを選んで)コーヒーを飲むのが楽しみだった。
中には、ちょいと遊び心、といった感じの「一杯9999円」のコーヒーを出す店もあった。
当時の家の近くには、コーヒー豆と紅茶葉と中国茶とスパイスの品揃え豊富な販売店があって、そこの店主に一番美味しいコーヒーの淹れ方を熱くレクチャーしてもらったものだ。
その店主はしばらくして亡くなられて、娘さんが後を継がれていたが、今はどうなっているのだろう。
そんなお店があるのは、ごく自然なことだと思っていた。
けれども、今気づくと、徒歩圏内にあるのは気軽さが魅力のコーヒーショップばかりで、メニューを繰ってコーヒーや紅茶の銘柄をひとつ選ぶにも時間がかかるようなそんな店は見当たらない。
(中国茶の専門店はあったな、そういえば……)
もちろん、行こうと思って探してみれば、きちんといくつも見つかるのだが、電車に乗り「わざわざいく」感が否めない。
私が今住む土地と、大学のある土地との違いによるものなのか、それとも時代的なものなのかは、判らないけれども。
びっくりしたのは、あのコーヒー専門店の分厚いメニューを、ずらりコーヒー豆や中国茶やスパイスの並ぶ店のことをすっかり今日まで忘れていたことだった。
大学生の頃は、そういう店を恐る恐る訪れることを、あれほど楽しみにしていたというのに。
記憶と記憶の間はなだらかに繋がるものではなくて、ところどころ高い壁が立っている。
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【サッポロ1番は何味が1番?】 http://togetter.com/li/215781
亡き父の影響だろうか、サッポロ一番は塩ラーメン以外食べたことがないし、「塩ラーメンとキャベツ・玉子・長葱が至高」と思っているが、ここを見ると他の味も食べてみたくなるな。
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この曲のPVあるのだね。
温かいおそばについて
●2011年11月17日(木)
生来の猫舌なので、冷たい食べ物が好きだ。温かいつゆにつかった食べ物や温かい飲み物を自ら積極的に摂るのは、年の3分の1くらいである。
ようやく本気を出した冬の日の今日、職場近くのラーメン屋で、新メニューの「ごま味噌ラーメン」を自ら頼み、温かなそれを一口くちに含んだ時、今年もその3分の1の季節がやってきたことを実感した。
味噌に大好きな胡麻の風味が加わったスープ、それに合わせたと思われる太麺と、とろりとした叉焼と、月替わりの新鮮な野菜やら細昆布、糸とうがらしの乗ったラーメン。
うあー、うまい、うあー、うまいと堪能した。
じんわりと、胃の中から身体が温まった。
味噌ラーメンは何故、醤油や塩に比べて、あんなに胃の中からぽかぽかと温まるのだろう。
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温かな麺といえば、かつて卒業論文を提出した日に食べた立ち食いそばを思い出す。
私の所属していた学部の卒業論文提出期限日は決まって毎年12月25日(の正午)で、私は数年間のドロップアウトを経て、多方面に迷惑をかけつつ、ボロボロになりながら、なんとかその日、提出を終えたのだ。
未だに奇跡的な出来事だと思う。
提出まもなく、大学をよろよろと離れるも、消耗のあまり呆然としていて、大学を卒業できるという感慨や喜びなどひときれも実感できない。
電車で大学から2時間ほどかかる家に帰る前に、少し外れた場所にあるアルバイト先に向かっていた。
よく覚えていないが、仕事の日ではなく、何かちょっとだけ寄る用事があったのだと思う。
とにかく寒い日だった。体調の悪さも手伝って、凍えていた。
何も食事を取っていなかったので、その途中の秋葉原駅で、立ち食いそばやにはいった。
たぶん昼時で、背広姿の男性が入れ代わり立ち代わり、素早く食事を終えていた。
いつもだったら、うどんを頼むはずのところだ。
私はそばが大好きだが、そばといえばせいろ、で、温かいつゆにひたひたとつかったそばは大嫌いだからだ。
でもその時はなぜかふらふらと温かいつゆそばを頼んでいた。
素のかけそばではなくて、何か具が入っていたかと思うが、それも全く覚えていない。
熱くて甘いつゆにつかった、立ち食いならではの味の濃いそばを、慎重にふーふーとふきながら食べた時、甘さと温かさが凍えた身体にじんわりと染みてきた。
あ、こんなものがそういえばあったんだっけ。と思った。
「心も体も」という言い回しがあるが、あの時ほど、足の先、手の指の先まで、寒さ、そして温かさがその両方に染み込んだ日はない。
何もかも、もう終わったんだと教えてくれたのは何よりもあの立ち食いそばである。
あれ以来、やはりそばはせいろでいただくものであり、温かいつゆそばは一度しか食べていない。
その一度にしても、職場の人といった店でうっかりおすすめの品を頼んだらそれがつゆそばで、案の定舌を火傷しながら難儀して食べたのだ。
秋葉原の立ち食いそばやよりか、よっぽど旨い店で、実際そのおそばもおいしかったのだが、やはり私には、つゆそばはあのひの秋葉原駅で食べた甘い味の濃いおそばが一番美味しかった。
あれが最初の最後でいいや、と実感した。
秋葉原駅はその後再開発ですっかり様子を変えたようだ。
あの立ち食いそばやがまだあるといいのだけど。
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ELLEGARDEN 『高架線』にも救われた。あの傑作PVはもう観られないのかな?
浮。
●2011年11月16日(水)
先日私が引退を憂いたその方は、なんのことはないとっくのとうに、気持ちを切り替えて新たな場所を切り開いていた。どれだけ高くに到達するかということばかり執着せず、のんびりのびのびと、悪戯っ気たっぷりに今日を愉しもう、という様子に安堵した次第。
私も時々は一緒に楽しませていただこう。
本文とは一切関係ないが、最近お気に入りのオーロラ。
沈
●2011年11月14日(月)
今日、とてもお世話になった方が、その役割を辞することになったようだ。一見堅物そうな肩書きや見た目に反して、意表をつく登場の仕方、軽妙なやり取り、破天荒さ。
背後の計算も含めて、優秀かつ親しみやすい方だった。
ただ、同じような役割にいて、同じようにチャレンジャーな他の人に比べても、その方は周りからの風当たりが一際強かったようだ。大きすぎる母体のクレームを一身に受け、次第次第に、当初の精彩が目に見えて褪せていった。
誰に守られることなく守るばかりで、時に理不尽な言動にも対応する理由が義務感だけになってしまったら、それは続かないだろうな。
今日の日が来ることはすでにずっとずっと前から予想できていたことだから、驚きはなかった。
おつかれさまでした。
こうして人柱を海に沈めて、束の間の満足を得た人は、その存在をきっと一瞬にして忘れるのだろう。
Oh the thrill of control
●2011年11月12日(土)
調子が出ず、ひとつひとつ石を積み重ねてその低さを嘆息する、ひたすら無力感ばかりを味わった一週間が終わった。幸いにして連休のこの週末はひたすら寝倒そうと決めた。
なのに、寝床の中でお腹がぐうぐうと鳴って抗議しているので、買ったまま冷蔵庫に押し込んであった野菜をざくざくと刻み、夜ご飯を作り始めた。
料理する間、ひたすら無心になれる時とそうでない時があり、今日はそうでない時。
きっと空腹で、きりきり気が立っていたのだろう。腹立たしいことを思い出したら、止まらない。
私は特定の信仰を持っていないが、現在の仕事では何故か、ある宗教を信仰する人との関わりが欠かせなく、内心困っている。
皆が皆、唯一無二の神様を信じているのならば何故戦争が起きるのか、とか、結局宗教が争いの種になるのが何故なのか、とか、冗談交じりに愚痴ることもある。
そして今日、野菜を刻みながらぷんぷんと考えたのは、あなたがた結局、神様を自分の都合の良いように利用しているだけでしょう、ということ。
だから、自分の都合の悪いように神様を利用している同士がケンカするのだ。
唯一無二の力を使う権利があるのは自分だけなのだ、とばかりに。
やれやれ。神様も大変だなあ。同情いたします。
どうでも良いのだが、私を巻き込まないでほしい。
そういう人々から「誠実」という言葉が出ると、心底ぞっとする。
なんてことを考えながら夕食を作った。
挽肉と茄子と他色々野菜を炒めたの、エリンギと帆立の香味煮、きゅうりの塩昆布和え。
空腹がひといき落ち着いたところで、何年ぶりかに好きだった映画を観たら、改めてとても良かった。
Tommy: Have you accepted Jesus Christ as your personal Lord and Saviour?
Hedwig: No, but I... I love his work.
from Hedwig And the Angry Inch
先月みなとみらいで観た雲。
ポテトサラダ
●2011年11月07日(月)
じゃがいもがあったので、ポテトサラダを作ろうと思った。それが日曜日のこと。しかし、根菜袋を探るとなんと玉葱がない。
ぐぬぬ、と歯噛みしつつ、月曜日まで日延することにした。
どうやら世間では、dancyu みんなのポテトサラダ大特集号などという雑誌も出ているらしい。
いそいそとiPhoneのリマインダに「玉葱を買ってポテトサラダを作る」を入力。
本日の終業後、本屋でdancyuを仕入れ、スーパーで玉葱と、予想外に安く、ブラックペッパーのきいたハムの切り落としを入手。
きゅうり玉葱を刻んでクレイジーソルトを振っておく
ゆでたまごとハムを刻んで混ぜてお酢と黒胡椒をたっぷり。
ゆでたじゃがいもの皮をあちちあちちとむいて、ざっくりと切ってボウルに投入し、混ぜる。
これでもかとクレイジーソルトを振る。
じゃがいもの熱でほどよくしんなり、味もなじむ。
今日のポテトサラダは、じゃがいもを潰さず、マヨネーズも入れず、歯ごたえを楽しむ。
明日になったら、マヨネーズを入れて味の変化を楽しむつもり。
こんなことでは、dancyuで紹介されてる多種多彩なポテトサラダをひとつひとつ試すには、多分一生分かかっても足りない。
ああ、頭がくらくらする。
またお世話になる日記
●2011年11月04日(金)
おおよそ10年ぶりにエンピツに戻ってきた。WEBで個人が発信するツールが爆発的に多種多様化した中で、この日記サイトがずっと変わらぬ姿であることに感動した。
とはいえエンピツに全くアクセスしなかったわけではなく、ずっと読み続けてきたお気に入りの日記もいくつかあるので、粛々と久々にMyenpituに追加をしているところ。
(おっと、もう10年も読み続けてるんだ、考えてみれば)
ここで久々に、文章を書いてみたくなった。
広がりも狭まりもしない、でも掘り返すと何があるか判らない、まるでドラえもんの押し入れ部屋のような。
【追記】
タイトルは本当に適当に思いつきでつけたのだけど、案外はまっている気がするね。